最新ニュース&トピックス

複数の恐竜の特徴をあわせ持つデイノケイルス
2014年 10月 24日(金)
 デイノケイルスの新標本(2013年11月)で紹介した時は、SVP年会での報告だったデイノケイルス・ミリフィクス(Deinocheirus mirificus)について、論文として報告されています。北大プレスリリース(PDF)が紹介しています。

 ホロタイプは、1965年に記載された、2.4メートルもある大きな前腕だけの、ミステリアスな恐竜でしたが、今回、モンゴルにあるネメグト層で発見された新しい2つの標本も加えて考察したもの。

 系統的には、オルニトミモササウリア(Ornithomimosauria)の位置づけです。しかし、小型で走行性に優れた他のオルニトミモサウリアと違い、複数の恐竜の特徴をあわせ持つようなユニークな特徴を持っていました。  

 まず、推定全長は、11メートルと、最大級です。 これは、竜脚類のように、骨の含気構造を極めることで軽量化し、大型化したとされています。

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アジア初、保存状態の良いコエロフィソイデア/中国
2014年 10月 23日(木)
 コエロフィソイデア(Coelophysoidea、コエロフィシス上科)といえば、新獣脚類(neotheropoda)の中でも最初期の恐竜で、三畳紀後期からジュラ紀前期のパンゲア大陸に棲んでいました。

 アジアからの発見例は、これまで断片的な足化石2例のみでしたが、今回、アジア初の、保存状態の良いコエロフィソイデアが新種記載されています。

 中国でも、最も基盤的な獣脚類です。

 中国雲南省にあるジュラ紀前期のLufeng層から発見された頭部などの化石に基づき、Panguraptor lufengensis と命名されています。

 系統的には、コエロフィソイデアのコエロフィシダエ(Coelophysidae、コエロフィシス科)のメンバーとされ、"Syntarsus"よりコエロフィシスに近縁とされています。

 ちなみに、"Syntarsus"は、その学名が先に昆虫に使用されていたため、2001年に、Megapnosaurus に改名されています。また、コエロフィシスのシノニムではないかとされています。




恐竜本・DVDの紹介

     
楽しめるんですが・・・「昆虫交尾図鑑」

insect.jpgのサムネール画像  

 「乱れ牡丹」に「押し車」・・・。 いいですね、こういう発想。恐竜本ではないのですが、楽しめそうです。

 ただ、この本のイラストが、他人の写真を無断で利用したものらしく、また、昆虫の生態など、その内容についても、アマゾンなどで話題となっています。 

 昆虫交尾図鑑(飛鳥新社)は、ユニークな虫たちの愛の営みを、面白く紹介した著。Excite Bit で紹介されています。 四十八手風に表した名前、昆虫の生態をわかりやすく理解できそうなんですが・・。

 ちなみに、冒頭の「乱れ牡丹」は、ミツバチの女王様のスピード婚です。たくさんのオスと交尾するため、1回の交尾時間、わずか2-3秒なんだそうです。


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白亜紀末のヘルクリーク層
 米国・モンタナ州あたりに分布するヘルクリーク層といえば、バーナム・ブラウンのT.rex化石発掘 など、早くから知られた白亜紀末の地層です。
 
 End of Cretaceous - Hell Creek Formation は、そんなヘル・クリーク層を紹介した米国地質学会の特集号(GSA Special Papers)で、全文が読めます。

 ここでは、20世紀初頭から始まった化石発掘の歴史や地質、層序、巨大隕石衝突の影響、植物、白亜紀末における多様な脊椎動物の絶滅やサバイバルなどについて解説されています。

 恐竜については ・・・

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恐竜グッズの紹介

     
オーストラリアの恐竜切手

 オーストラリアで新たに恐竜切手が発行されるそうです。 Auspost が紹介しています。


 発行されるのは、6種の古生物ですが、恐竜は以下の4種です。


  1. Timimus hermani (ビクトリアで発見) 
  2. Qantassaurus intrepidus (ビクトリアで発見) 
  3. Diamantinasaurus matildae (クイーンズランド州で発見) 
  4. Australovenator wintonensis(クイーンズランド州で発見)


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イベント情報

▶ SVP Annual Meeting(74th):2014年11月5日 - 8日 (ドイツ、ベルリン)

新着情報

北大総合博物館(PIZZA,3月29日)
skeletaldrawing(LINKS,12月29日)
Backyard Dinosaur(LINKS,12月18日)

最近の画像(記事へリンク)

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