最新ニュース&トピックス

海洋生物にコープの法則は適用できるか
2015年 4月 2日(木)
 コープの法則とは、同一系統では、時代が新しくなるほどボディサイズが大きくなるというルールです。鳥類との競合がコープの法則の促進要因/翼竜(2014年4月)などで紹介しています。 

 今回、この法則が、海生生物で適用できるかを調べるため、過去5億4200万年にわたる17208属のボディサイズを調べた論文が報告されています。

 その結果、カンブリア紀以来、平均生物容積(biovolume)は、属間で150倍となり、一方、最低生物用量の減少は、10倍より小さく、最大は10万倍以上となったとされています。

 初期の小さな容量からの中立変異(Neutral drift)ではこのパターンは説明できず、その代わりに、サイズの増加のほとんどは、それぞれのクラスでの異なった多様性を反映しているとされています。

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魚竜化石の完全性とサンプリングバイアス
2015年 4月 1日(水)
 魚竜化石については、様々な研究がなされていますが、当然ながら、個々の論文は、地質学的な時代や場所がバラバラです。  
 種の豊かさや希少性を考える時、実際そうだったのか、それともサンプリングバイアスの結果なのか、理解しておくことは重要です。

 今回、年代のはっきりした102種、351標本について、骨格の完全性と堆積環境、サンプリングバイアスなどとの関係について調査した論文が報告されています。

 このような研究は、海洋領域の脊椎動物では初めてとされています。

 結果の1例として、骨格の完全性と海水準との間には強い負の相関があり、最も完全な標本は ・・・

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恐竜本・DVDの紹介

     
新種のハドロサウロイデア3種

Hadrosaurs.jpgのサムネール画像

 2011年9月、カナダのロイヤルティレル博物館で、そのハドロサウルスに関する国際シンポが開催されました。 53の発表が行われましたが、それらをまとめた本が発売されています。

 Hadrosaurs. Proceedings of the International Hadrosaur Symposium  (Indiana Univ Press)で、出版元のインディアナ大出版局)に目次があります。

 その中で、以下の新種のハドロサウロイデア3種が記載されています。本の表紙は、その1種、Plesiohadros Tsogtbaatar です。
 
 ただ、書籍なので、詳細は不明です。せめて新種記載の論文は、電子出版も出して欲しいですね。
 


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白亜紀末のヘルクリーク層
 米国・モンタナ州あたりに分布するヘルクリーク層といえば、バーナム・ブラウンのT.rex化石発掘 など、早くから知られた白亜紀末の地層です。
 
 End of Cretaceous - Hell Creek Formation は、そんなヘル・クリーク層を紹介した米国地質学会の特集号(GSA Special Papers)で、全文が読めます。

 ここでは、20世紀初頭から始まった化石発掘の歴史や地質、層序、巨大隕石衝突の影響、植物、白亜紀末における多様な脊椎動物の絶滅やサバイバルなどについて解説されています。

 恐竜については ・・・

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恐竜グッズの紹介

     
オーストラリアの恐竜切手

 オーストラリアで新たに恐竜切手が発行されるそうです。 Auspost が紹介しています。


 発行されるのは、6種の古生物ですが、恐竜は以下の4種です。


  1. Timimus hermani (ビクトリアで発見) 
  2. Qantassaurus intrepidus (ビクトリアで発見) 
  3. Diamantinasaurus matildae (クイーンズランド州で発見) 
  4. Australovenator wintonensis(クイーンズランド州で発見)


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