最新ニュース&トピックス

合成化石か/ミクロラプトル(IVPP V13320)に2つの"顔"
2015年 5月 29日(金)
 レーザー励起蛍光法( Laser-stimulated fluorescence 、LSF)の紹介と、その方法で化石標本を調べた論文が報告されています。カンザス大が紹介しています。

 その中で、ミクロラプトル(Microraptor gui)の標本(IVPP V13320)を調べた例が報告されています。IVPP V13320は、2003年の記載論文にありますが、ホロタイプではなく参照標本です。

 レーザー光照射では、強膜輪や前上顎骨の基部の蛍光が、他の近位の部分より明るいなど、近位と遠位で、蛍光に劇的な差が見られるとされています。

 この色の違いは化石化の違いに関連し、このことから、この頭部は合成化石(composite fossil)の可能性があるとされています。 まさに、2つの"顔"ですね。

 更に詳しくは・・・

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ハラックスが反転する発生メカニズム
2015年 5月 28日(木)
 ほとんどの鳥類は、反対向きの第1指(ハラックス)を持っており、樹木などをつかむのに適しています。

 当然ながら、初期の獣脚類から進化したと考えられ、解剖学的に、また、適応進化の観点から議論されてきました。

 しかし、このような形態を生み出すメカニズムについてのデータなどはありませんでした。

 今回、このあたりについて、発生段階で解析し、胚段階における筋肉活性が関与しているとする論文が報告されています。

 進化の起源には、筋肉活性の重要性の考察が重要と強調しています。  初期の獣脚類との重要な形態学的な違いは、鳥類の中足骨が長軸方向に対してねじれていることです。

 論文では、胚段階の筋肉組織と・・・

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恐竜本・DVDの紹介

     
新種のハドロサウロイデア3種

Hadrosaurs.jpgのサムネール画像

 2011年9月、カナダのロイヤルティレル博物館で、そのハドロサウルスに関する国際シンポが開催されました。 53の発表が行われましたが、それらをまとめた本が発売されています。

 Hadrosaurs. Proceedings of the International Hadrosaur Symposium  (Indiana Univ Press)で、出版元のインディアナ大出版局)に目次があります。

 その中で、以下の新種のハドロサウロイデア3種が記載されています。本の表紙は、その1種、Plesiohadros Tsogtbaatar です。
 
 ただ、書籍なので、詳細は不明です。せめて新種記載の論文は、電子出版も出して欲しいですね。
 


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白亜紀末のヘルクリーク層
 米国・モンタナ州あたりに分布するヘルクリーク層といえば、バーナム・ブラウンのT.rex化石発掘 など、早くから知られた白亜紀末の地層です。
 
 End of Cretaceous - Hell Creek Formation は、そんなヘル・クリーク層を紹介した米国地質学会の特集号(GSA Special Papers)で、全文が読めます。

 ここでは、20世紀初頭から始まった化石発掘の歴史や地質、層序、巨大隕石衝突の影響、植物、白亜紀末における多様な脊椎動物の絶滅やサバイバルなどについて解説されています。

 恐竜については ・・・

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恐竜グッズの紹介

     
オーストラリアの恐竜切手

 オーストラリアで新たに恐竜切手が発行されるそうです。 Auspost が紹介しています。


 発行されるのは、6種の古生物ですが、恐竜は以下の4種です。


  1. Timimus hermani (ビクトリアで発見) 
  2. Qantassaurus intrepidus (ビクトリアで発見) 
  3. Diamantinasaurus matildae (クイーンズランド州で発見) 
  4. Australovenator wintonensis(クイーンズランド州で発見)


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Backyard Dinosaur(LINKS,12月18日)

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