恐竜の楽園 2001年7月
 
■遼寧省で新種のアンキロサウルス類の幼体化石を発見           -7.31-

 中国遼寧省義県(イーシェン)で、腹部に大きな骨質の板を持つ新種のアンキロサウルス類の幼体化石が発見され、Naturwissenschaften の7月号に発表されました。恐竜メーリングリストが伝えています。
 
  A juvenile ankylosaur from China
  Xing Xu, Xiao-Lin Wang, Hai-Lu You, Die Naturwissenshaften, Vol. 88(7),
    2001 pp 297-300.
 
 徐星らが記載したもので、Liaoningosaurus paradoxus と命名されました。
 体長34cm以下の大変保存のよい幼体化石で、腹部を保護する貝殻のような大きな骨質の板をもっており、このような構造は恐竜としては初めてとか。
 この標本、アンキロサウルス科としては異なっている特徴が多く、分岐学に基づく分析では、アンキロサウルス科と姉妹関係にあるノドサウルス科としています。
 2つの分類群の中間的なステータスにあることは、よろい竜類の単一系を指示するとのことです。アジアで最初に発見された完全で最も小さいノドサウルス科の種としています。

 
■恐竜ペーパークラフト/集文社                          -7.31-

 集文社では、かんたん恐竜ペーパークラフト!カミノサウルス シリーズを発売しています。坂 啓典さんによるデザインで、恐竜の親子が2体セットになっており、それぞれ350円です。スピノサウルスと同じように背びれの大きなイグアノドンの仲間、ウーラノサウルス(オウラノサウルス、OURANOSAURUS)もいます。
 また、日本製紙の紙工作のページからは図面(PDFファイル)がダウンロードでき、印刷し切りとって作ることが出来ます。


■ジュラシック・パーク/8月17日放送                       -7.30-

 8月17日(金)夜9時から、日本テレビ系の金曜ロードショーで、ジュラシック・パーク(第1作)が、40分延長で放送されます。
 1993年公開と8年前の作品ですが、今でも見劣りしないほど恐竜たちの動きはリアルでしょう。思えば当時琥珀から抽出された恐竜のDNAが今に続いているのですね。JP IIIに再登場するグラント博士(サム・ニール)の昔の姿にも会えます。


■恐竜のイメージ画像集                               -7.30-

 恐竜のイメージ画像集は、恐竜を題材にしたコラージュや絵画、立体などの作品を公開していくという福岡昭二さんのサイト。
 ギャラリーでは、太古の世界に溶けこんだ恐竜たちが見られます。例えば、ブラキオサウルスが川の中にいるシーン、水面の影などうまく再現されていますね。
 また、現代の街中を散歩する恐竜たちもあります。例えば、ステゴサウルスはマックが好きなのかな?という感じの作品などです。


■カナダ恐竜王国/ニュートン9月号                         -7.29-
 
 ニュートン9月号の「北アメリカの楽園に生きた恐竜たち」では、カナダアルバータ州で発掘された恐竜などが紹介されています。
 ロイヤル・ティレル古生物学博物館の収蔵品とありますが、福井県立恐竜博物館で開催中の「ロイヤル・ティレル古生物学博物館の恐竜たち」の展示を撮影したものと思われます。


■トロサウルスの巨大頭骨空輸/ロッキー博物館                -7.29-

 モンタナ州で発見された6500万〜6700万年前のトロサウルスの頭骨が、モンタナ陸軍のヘリでロッキー博物館に運ばれました。MSNBCニュースで、4分ほどのビデオもあり、ジャック・ホーナーがインタビューに答えています。
 今まで発見された中では最大の頭骨としていますが、大型の角竜で、とても広くて大きいえり飾りがサイズを稼いでいるためとも思えますが・・。 トロサウルスの頭骨は珍しく、5体しか見かっていないとか。


■「中国恐竜王朝」TBS系で今夜放送                       −7.28−
 
 今夜9時からTBS系で放送される世界ふしぎ発見!は、「一億五千万年の記憶 甦る中国恐竜王朝」です。
 今回の目玉は、恐竜と鳥の先祖に関する新発見とか。恐竜にあまり関心が無かったというミステリーハンター、2週間のロケで興味が出てきたようです。
 さて、問題は、「マメンチサウルスのようなカミナリ竜の鼻は、ほかの恐竜に比べてどのような独特の進化を遂げたのか」などです。この答は、頭のてっぺんに鼻があるってことかな?


■明日、先行ロードショー ジュラシック・パークIII                −7.27−

 明日28日(土)先行ロードショーのジュラシック・パークIIIですが、昨日、USJで完成披露試写会「ユニバーサル・プレミア」が行われました。スポニチが伝えています。
 また、キッズgooにはこの映画に登場する恐竜図鑑があります。


■一日に体重45キロ増/巨大恐竜は、かなり早く成長した          −7.26 −

 巨大な恐竜は、かつて考えられていたよりもかなり速く成長することがわかったと、フロリダ州立大のエリクソンらが今週号のNature に報告しています。

  Dinosaurian growth patterns and rapid avian growth rates
  (恐竜の成長パターンと鳥類の速い成長速度)
  GREGORY M. ERICKSON, KRISTINA CURRY ROGERS & SCOTT A. YERBY
  Nature 412, 429 - 433 (2001)

 アルゼンチノサウルスは、最大で1日に100ポンド(約45Kg)も成長したとか。長くなりますので、詳しくは、ニュース(7/26の新着)をどうぞ。Yahoo!CNN(日本語)が伝えています。なお、今週号のNatureには、以下の関連した論文も報告されています。

  Dinosaurian growth rates and bird origins (恐竜の成長速度と鳥類の起源)
   KEVIN PADIAN, ARMAND J. DE RICQLES & JOHN R. HORNER,

  Bone histology: Evolution of growth pattern in birds (骨組織学:鳥類における
    成長パターンの進化) ANUSUYA CHINSAMY AND ANDRZEJ ELZANOWSKI


■欧州博物学紀行 野尻抱介、ヨーロッパを行く/SFオンライン       −7.26−

 SFオンライン53号(7月23日発行)のトピックスに恐竜ものが2つあります。
 ひとつは、欧州博物学紀行 野尻抱介、ヨーロッパを行くで、野尻抱介さんが金子隆一さん、山本聖士さんと共に訪れたスイス、イタリア各地の博物館巡りの旅を、豊富な写真と共にレポート。チューリヒ大学の古生物博物館やミラノ自然史博物館、ウタツサウルスが縁で歌津町と姉妹都市を結んでいるイタリアの町、ベザーノなどを訪れています。
 なお、野尻さんのサイト、野尻抱介 リファレンス・マニュアルにある掲示板(6月24日)にも読み応えのあるレポートがあります。

 もうひとつは、ジョー・ジョンストンに会ってきたよ! 特集『ジュラシック・パークIII』 で、渡辺麻紀さんがJPIIIの監督、ジョー・ジョンストンにインタビュー。
 「わたしにとって飛ぶことは一種のフリーダムを意味していて・・」と、以前から飛ぶことにこだわっている監督は、プテラノドンの最高権威、バークレー大の古生物学者ケヴィン・ペイディアンにアドバイザーになってもらったというほど、今回の映画ではプテラノドンの再現に力を入れたとか。

 なお、SFオンラインの読者アンケートに答えると、抽選でジュラシック・パークIIIの横長のポスターが当りますよ。


■おもしろくてためになる恐竜の雑学事典/日本実業出版社          −7.25−

 日本実業出版社から、「おもしろくてためになる恐竜の雑学事典」(B6版、206p、本体1300円、ISBN:4-534-03266-8)が発売されています。
 福田 芳生さんの監修で、恐竜の生態や絶滅などのテーマについて、写真やイラストとともに解りやすく書かれています。日本の恐竜についての章もあり、大山町で発見された恐竜の足跡についても書かれていますが、写真がちょっと不鮮明なのが残念です。

 
■古代の謎 恐竜大特集/26日RKB毎日で放送                 -7.24-

 26日(木)午後7時からRKB毎日で放送される“探検!九州”は、古代の謎 恐竜大特集です。掘りたて恐竜展関連で、発掘から組み立てまで密着取材した様子が放送されるようです。その他、御所浦町などの紹介もあります。
 PUB(掲示板)の、ぐわんじさんからの情報です。恐竜映画の特撮シーンの裏側に潜入、ということで、ぐわんじさん制作の映画が番組で紹介されるとか。ぐわんじさんのサイト、BARADAGI FILMSに、取材撮影の映像があります。全国放送でないのが残念ですね。


■ティラノサウルスの皮膚の印象化石は発見されるか             −7.24−

 1990年にサウスダコタとネブラスカの近くで発見された化石の中に、「ミイラになった」ティラノサウルスの化石が発見されました。
 この化石について、ポール・セレノは、ティラノサウルスの幼体か、より小さいティラノサウルス種の成体とし、ティラノサウルス類に羽毛があったのでは?など、恐竜の皮膚に関する証拠が期待されています。
 セレノは、洪水で埋もれたものとし、胸郭は完全なままで、肋骨付近にある砂岩の堆積の様子は、腐食し始める前に埋められたことを示しているとか。 大型の補食性恐竜として最初の皮膚の印象化石かもしれないとし、顕微鏡で岩を詳しく調べる予定にしています。Rapid City Journalが伝えています。


 ■ジュラシック・パークIII 公式サイト本格オープン                −7.23−

 トップページだけだったジュラシック・パークIII 公式サイトですが、本格オープンしています。
 ストーリーやプロダクション・ノートの他、ダウンロード・メディアには壁紙や予告編ムービーがあります。インターネットキャンペーンは8月から、とのこと。8月4日公開にしては遅れてますね。

■信州新町化石博物館で特別展         

 20日から21日にかけて富山県古生物研究会の一泊研修で長野・岐阜をまわってきました。
 信州新町では、信州新町化石博物館学芸員の成田さんにお世話になり、近くの大久保層で化石採集も。殻高9センチほどの巻貝を採取しましたが、シナノバイではないか、とのことです。
 なお、信州新町化石博物館では、27日から11月11日まで特別展・シジミとカキの世界が予定されています。
               −7.22−


■イギリスで最古の甲殻類化石発見                         −7.21−

 イギリス、シュロップシャーの5億1100万年前(カンブリア紀初期)の地層から、最古の甲殻類の化石が発見されました。長さ0.5ミリメートル未満で、 バクテリアのように非常に小さい化石ですが、特別なアンテナやあごなど、物を食べるための付属器官をすべて持っているとか。
 研究者らは、カンブリア紀初期にこのように進化した生物がいたことは、従来生物種が爆発的に増えたカンブリア紀の大爆発より前、つまり先カンブリア紀(5億4500万年以前)から生物の進化が始まっていたのではないかと述べています。
 論文はSCIENCEに報告されました。BBCニュースYahoo!ニュースが伝えています。


■空飛ぶニワトリを探して/21日地球に好奇心で放送               −7.20−

 恐竜は樹上生活をしていた鳥が地上に降りてきたのか・・・鳥の飛行能力の獲得や消失は興味深いところですね。
 ところで、7/21(土)午後7:30から、NHK衛星第2の地球に好奇心で、「空飛ぶニワトリを探して 中国雲南・赤色野鶏」が放送されます。
 ニワトリがなぜ飛べなくなったのか探るようで、樹上で200メートルも飛びまわるニワトリの原種 “赤色野鶏” の生態をレポートします。


■甦る中国恐竜王朝/28日放送の「日立ふしぎ発見!」             −7.19−

 7月28日(土)、TBS系で放送される日立ふしぎ発見!は、「一億五千万年の記憶 甦る中国恐竜王朝」です。
 ミステリーハンターが恐竜王朝の記憶を求め、中国を訪れます。自ら体を張って化石になる方法も教えてくれるとか。
 なお、世界ふしぎ発見!では、昨年の12月に第713回 恐竜王国 ダイナソー6500万年前の真実を放送しています。


■ジュラシック・パークIIIのジャパン・プレミアに25組 50名招待        −7.18-

 7月26日(木)、東京国際フォーラムで行われるジュラシック・パークIIIのジャパン・プレミアに抽選で25組 50名が招待されます。 応募は、ここからどうぞ。締切は19日昼12:00まで。 主演のサム・ニールの挨拶もあるとか。
 また、先行オールナイトが7月28日にあるようです。


■いこまい!! 愛知のミュージアム展                         −7.18-

 名古屋市博物館で、9月2日(日)まで、いこまい!! 愛知のミュージアム展が開催されています。愛知県博物館協会に加盟する75の館や園が、それぞれの所蔵品や活動を紹介するもので、自然と科学のコーナーでは、恐竜やゾウの化石などが展示されています。サイトの恐竜の映像はディメトロドンですね。


■掘りたて恐竜展/9月に岡山で                           −7.17−

 7月20日の福岡開催をスタートに、1年かけて全国行脚する「掘りたて恐竜展」ですが、9月13日(木)から10月21日(日)にかけて、岡山市立オリエント美術館で開催されます。 関連番組として、8月26日(日)午後2時から、山陽放送で「中国恐竜発掘記」が放送されます。


■アメリカ自然史博物館の古生物サイト                       −7.16−

 The Division of Paleontology at the AMNHは、アメリカ自然史博物館の古生物学のサイト。1922年のロイ・チャップマンから2001年の発掘までを紹介しているゴビ遠征(The Mongolian Expedition 2001)などがあります。

■DinoPress第4号発売                       -7.14-

 オーロラ・オバール社からDinoPress第4号が発売されます。美しい写真と読み応えのある記事が満載です。
 表紙は、タイの後期三畳紀の地層から発見された竜脚類、イサノサウルス(絵はルイス・レイ、マウスを近づけると頭部の拡大図が見られます)。竜脚類にしては首は短く、鼻孔は口の先のほうにあります。

 内容を少し紹介すると・・。
 「スー」の物語は終わらない:スーが発見された場所の近くで、新たな堅頭類が見つかった。
 謎に満ちたスピノサウルス:帆の働きや生活様式など、15ページにもわたり解説。
 はじめに鳥ありき:ジョージ・オルシェフスキーがBCF理論を3回にわたり展開。
 チョコラザウルス(私)彩色法:あのチョコラザウルスを好みの色に塗りかえる方法を指南。
 イギリス恐竜紀行:金子さんがメアリー・アニング生誕200年祭などをレポート。
 ガブリエル・ライアンへのインタビュー:ポール・セレノの奥さんです。
 などなど・・

■恐竜・鳥類進化をテーマにした学芸員専門研修会開催/国立科学博物館   -7.14-

 国立科学博物館で、10月22日(月)〜10月26日(金)の5日間にわたり、自然科学系博物館の学芸員を対象とした研修会、「学芸員専門研修アドバンスト・コース」が予定されています。
 地学コースの講師は真鍋 真さんで、恐竜・鳥類進化をテーマに、爬虫類や鳥類の骨学実習や系統進化の調べ方などの研修が予定されています。
 おもしろそうな内容ですが、対象は原則として勤務経験3年以上の中堅学芸員で、高度な内容の研修とか。


■モンゴル産の新種のオヴィラプトル科の恐竜記載               -7.13-

 Journal of Vertebrate Paleontology(JVP)7月号に、ジェームス・クラークやマーク・ノレル、バルスボルトによるモンゴル産のオビィラブトルサウルス科の新種の恐竜が2種記載されました。RAPID COMMUNICATIONです。
 
 Two new oviraptorids (Theropoda: Oviraptorosauria), Upper Cretaceous Djadokhta Formation, Ukhaa Tolgod, Mongolia.
  JAMES M. CLARK, MARK A. NORELL, RINCHEN BARSBOLD, pages 209-213.

 DinoMLによると、いずれもほぼ完全な骨格で、 Citipati osmolskae と Khaan mckennae と命名されました。これでオヴィラプトル科は6種になったとしています。Khaan mckennae のほうは、いまのところ同じオヴィラプトル科で、前肢の第一指が大きいインゲニアに近いようです。
 なお、いづれも種小名は人の名前に由来していますが、ジョージ・オルシェフスキーは、Malcolm McKenna は男性なので、Khaan mckennae の種小名は " mckennae "ではなく、"mckennai " とすべきといっています。"ae"は女性の場合に使用します。


■荘川の里で恐竜化石展示                              -7.13-

 岐阜県の荘川村にある荘川の里資料館では、8月1日(水)から26日(土)まで、村内で発見された恐竜の歯の化石などを特別展示します。10時から4時までで、入館料は、大人400円です。残念ながら、村のサイトには化石展の案内はありません。
 

■「がんばるぞ!メガロサウルス」/理論社から                  -7.13-

 「1億3000万年前の恐竜たちの運動会! 緑の茂みからいっせいにメガロサウルスの子どもたちが駆け出した。ドジでのろまなメガロはいつもビリ・・・」
 「がんばるぞ!メガロサウルス」は7月発売の児童書。理論社から、昨年7月以来全部で9巻発行されています。第10弾のタイトルは「ふんばるぞ!パキケファロサウルス」で8月中旬発売予定です。


■日本地質学会総会/9月に金沢大で開催                     -7.12-

 日本地質学会第108年総会並びに年会が、9月21日(金)から23日(日)まで、金沢大学などで開催されます。
 9月23日(日)14:00からは、市民講演会の1つとして、東 洋一さんによる講演、「恐竜時代の日本とアジア」 も予定されています。
 また、福井の恐竜博物館や桑島の化石壁などを見て回る地質見学ツアーもあります。会員優先ですが、余裕があれば一般参加もできるようです。また、市民見学旅行として、大桑層の化石掘りや大山町の恐竜化石発掘現場見学(晴れれば発掘体験も)があります。先着順です。


■「恐竜サミット」開催/8月に勝山市で                       -7.12-

 7月20日から恐竜フェスタIN長尾山が開催される福井県勝山市ですが、8月の24(金)、25日(土)には全国初の恐竜をテーマにしたサミット、「恐竜のまちサミットIN勝山」が開催されます。
 テーマは「私たちの町の夢・恐竜とまちづくり」で、恐竜化石が発見されている全国14の市町村の首長や関連の4団体が参加し、恐竜を生かした町づくりなどについて話し合うとか。恐竜博物館の視察や勝山市長、浜田館長、ヒサクニヒコ氏の対談なども予定されています。日刊県民福井ニュースです。


■ゲームソフト「ジュラシックパーク 恐竜にあいに行こう」/8月6日発売      -7.12-
 
 コナミのゲームボーイアドバンス用ゲームソフト、「ジュラシックパーク 恐竜にあいに行こう」が8月6日にが発売されます。
 「ジュラシック・パーク3」に登場した恐竜を中心に、140種類の恐竜を集めてパークを運営するゲームです。スピノサウルスはとっても寝起きがいい、なんてゲームならではの話もあります。


■恐竜フェスタIN長尾山/20日から勝山市で                     -7.11-

 7月20日から22日まで、福井県勝山市で、恐竜フェスタIN長尾山が開催されます。恐竜化石発掘体験やレプリカ作り、大冒険クイズ、フリーマーケットなどが計画されています。人気の発掘体験は、予約を受け付けています。
 また、8月30日に、親子で恐竜づくしの旅も計画されています。参加できるのは小学生の親子で、恐竜博物館や化石産地見学などがあり、参加費は大人3,000円、子供2,000円。先着順で、申込み締切は7月30日(月)当日必着です。


■「Mesozoic Vertebrate Life」/インデイアナ大学から出版            -7.11-

 恐竜をはじめ、中生代の脊椎動物に関する新しい情報を紹介した新刊、Mesozoic Vertebrate Lifeが、インデイアナ大学から発売されました。
 45人もの執筆者によるもので、パタゴニアやユタ州の新しい獣脚類や、中国産の羽毛恐竜など、美しい写真とともに紹介されているようです。
 副題が、"New Research Inspired by the Paleontology of Philip J. Currie"というだけあって、この本は編集者の一人で、古くからフィル・カリーと一緒に活動してきたダレンが、カリーのフィールドワーク25周年を記念して発行を企画したものです。


■「Dinosaurs of the Air」/10月発売                         -7.10-

 「Dinosaurs of the Air : The Evolution and Loss of Flight in Dinosaurs and Birds」は、グレゴリー・ポール著の新刊。10月発売予定ですが、アマゾンで予約できます。「空の恐竜」とでも訳すのでしょうか、副題は「恐竜と鳥類における飛行の進化と消失」です。
 この著書の中で、ポールは、多くの恐竜は二次的に飛行能力を失った生物(鳥類)の子孫としています。白亜紀のヴェロキラプトルやオヴィラプトルなどには、飛ぶことができた先祖がいたらしいと言うのです。
 飛行の起源は"ground up" か "trees down"か議論のあるところですが、400ページにわたって展開される意欲的な彼の考えは、147 ものイラストとともに、充分に楽しめそうです。


■夏休み映画、イチ押しは?                               -7.9-

 スポニチで、夏休みのイチ押し映画の投票やってます(投票は右下から)。A.I. と猿の惑星が一歩リードで、バッティングを避け、わざと公開日を遅らせたというジュラシック・パークIIIが出遅れています。皆で投票しましょう(^^)。
 なお、ジュラシック・パークIII情報更新しました。7日に放送されたWOWOWによると、今回登場する恐竜などは12種で、パキケファロサウルス(パキィ)は登場せず、ケラトサウルス、コリトサウルスが登場するようです。
 今回は、CGだけでなく、アニマトロニクス(動物ロボット技術)もずいぶん利用されています。水中シーンが多く、バトルの連続で、配役たちは撮影は過酷で大変だったとぼやいてましたね。


■ロイヤル・ティレル展、開幕/福井恐竜博物館                   -7.8-

 福井県立恐竜博物館の開館一周年記念特別展「ロイヤル・ティレル古生物学博物館の恐竜たち」が開幕しました。10月31日(水)までです。
 世界初公開のダチョウ型恐竜ストルティオミムスの全身骨格など、ロイヤル・ティレル博物館が館蔵品をこれだけ大掛かりに貸し出したことは過去にないとか。
 福井新聞ニュース(7日午後6時)が伝えています。


■恐竜ロボも登場/ロボフェスタ                            -7.7-

 人間やペット型などロボットが勢ぞろいした世界初のロボフェスタですが、20日のロボフェスタ関西(大阪国際会議場、大阪市)をかわきりに、8月25日からは神奈川県内の4カ所で開催されます。ヤフーニュースです。
 頭としっぽを振ってバランスを取り、2本足で歩く小型の恐竜ロボット東京工業大学、広瀬・米田研)も登場します。


■宮崎総合博物館で恐竜展                              -7.7-

 宮崎県総合博物館では、7月20日から9月2日まで、開館50周年記念特別展「わくわく恐竜展−恐竜たちの鼓動が聞こえる− 」を開催します。
 恐竜をはじめ、同時代に生きていた昆虫やアンモナイト、魚類や貝類などを多数紹介されるそうです。県広報に少し詳しい情報があります。


■ドイツで新種の古竜脚類発見                             -7.6-

 ドイツの三畳紀後期の地層から、新種の古竜脚類、Ruehleia bedheimensis が発見され、アメリカの古竜脚類の専門家、ガルトンらにより記載されました。
 ホロタイプ(完模式標本)はベルリン自然史博物館が所蔵し、ほとんど完全な骨格が発見されており、プラテオサウルス科に属するようです。dino MLが伝えています。
 

■ジュラシック・パークIII、USJで日本初公開                     -7.6-

 8月11日公開予定のジュラシック・パークIIIの完成披露試写会が、7月26日USJで行われます。本家のハリウッドでも試写会が行われたことはないとか。ただし見られるのは限られた招待客のみです。スポニチが伝えています。


■20日から大恐竜展/熊本の御所浦町                        -7.5-

 熊本県の御所浦町は、20日から8月31日まで「大恐竜展in御所浦」を開催します。今年2月に秋田市から購入した恐竜化石レプリカを中心に、約80点を初公開するとか。貝の化石の模型づくりや化石採取も体験できるそうです。詳しくは、熊本日日新聞をどうぞ。


■「恐竜の世界をもとめて」/無名舎                         -7.5-

 「恐竜の世界をもとめて」(デボラ・キャドバリー著・北代晋一訳、無名舎)は、イギリスでベストセラーになったという「Terrible Lizard: The First Dinosaur Hunters and the Birth of a New Science」の翻訳です。
 ギデオン・マンテルやリチャード・オーウェンなど、19世紀初頭のイングランドで発見された恐竜化石をめぐって繰り広げられた人間ドラマを描いています。
 なお、無名舎は、マクミラン ランゲージハウスが創設した一般書ブランドです。


■パタゴニアで恐竜の卵化石発見                           -7.4-

 先月、アルゼンチンのパタゴニア南部、ネグロ川州で、7000万年前の竜脚類の卵化石が発見されした。
 採鉱会社の従業員が1.5メートルほどの2つの巣の中で見つけたもので、卵化石の直径は25センチから27.5センチとか。州政府はその場所を自然史博物館にする計画を持っているようです。Yahoo!ニュースです。


■北九州博覧祭2001が開幕                            -7.4-

 本日、北九州市八幡東区で、「ジャパンエキスポ北九州博覧祭2001」が開幕しました。北九州市の自然史体験館では、白亜紀の北九州がジオラマ等で再現され、ワキノサトリュウやマメンチサウルスなどの復元モデルが見られます。
 来年秋オープン予定の、北九州市立自然史博物館・歴史博物館が、エンバイラマ館として先行公開しているものです。


■香川県でモササウルスの化石発見                         -7.3-

 香川県長尾町の白亜紀後期(7500万年前)の和泉層群で、モササウルスの仲間の歯と頭骨の一部の化石が発見されました。
 先ほど開かれた日本古生物学会2001年会で、名張市の谷本正浩さんらが発表し、国内では発見例のない、種類を特定できる頭骨前部が含まれており、貴重な研究資料になるとのことです。
 化石は、昨年11月、丸亀市のアマチュア研究家金沢芳広さんが同町の採石場で発見。20数個の破片を復元した結果、長さ20センチ前後、歯が付いた上下のあごの先端部分で、鼻先の部分も含まれており、形状からモササウルス類とわかったとか。
 河北新報が伝えています。


■脊椎動物に関する国際シンポ                             -7.3-

 7月21日から26日まで、第6回脊椎動物の形態に関する国際学会が、ドイツのJena大で開催されます。平山廉さんの「カメ類の起源と進化」(23日)や、恐竜の生態に関するシンポジウムなどが予定されています。
 また、9月19日から22まで、第6回古脊椎動物の ヨーロピアンワークショップ が、イタリアのフローレンス大で開催されます。19日には、Update on Italian dinosaurs(イタリアの恐竜最新事情)などが予定されています。


■新たな恐竜化石発見を/富山県大山町で試掘調査開始              -7.2-
 
 昨年、アンキロサウルス類の足跡化石が発見された富山県大山町の露頭で、県恐竜化石調査団による今年度の恐竜化石試掘調査が始まりました。富山新聞ニュースです。
 なお、アンキロの足跡面については、約50平方メートルをはぎ取って展示用に補修しているとか。


■証拠は羽毛の中に/Natural History magazine                   -7.2-

 アメリカ自然史博物館発行の雑誌 "Natural History magazine"の7月号 に、同博物館のマーク・ノレル博士による遼寧省の羽毛恐竜についての記事があります。
 8月末まで同博物館で展示されている最も新しい標本(NGMC 91)は、ドロマエオサウルス科の亜成体の恐竜で、詳細がわかるまで名前はつけず、当面は"Dave"と呼んでいるとか。


■脊椎動物の化石の大型密輸事件を摘発/中国                   -7.2-

 中国の南寧海関(税関)が化石密輸事件を摘発、押収された脊椎動物の化石653点を広西チワン族自治区自然博物館に引き渡したそうです。
 押収された化石には、輸出が禁止されているウタツザウルスの化石も含まれるとあります。写真は幻龍です。密輸先はどこだったのでしょう。人民網日本語版が伝えています。


■恐竜画像を検索してみよう/Googleイメージサーチ                -7.2-

 Google イメージサーチは、画像のみが検索できるサイト。
 例えば、"dinosaur"や"dino"のように、ローマ字を入力すると、その語を含む画像ファイルがヒットします。自分の名前でも結構ヒットするのが面白いですね。


■アショロア発見25周年記念講演会/足寄動物化石博物館            -7.1-

 北海道足寄町にある足寄動物化石博物館では、7月28日(土)午後2:00から、アショロア発見25周年記念講演会を開催します。1976年 に、海生哺乳類・デスモスチルスの仲間(束注目、Desmostylia)の新属新種、アショロア・ラティコスタ(Ashoroa laticosta)が発見されて25年になることを記念して開かれるものです。  
 講師と内容は、発見以来アショロアの研究に取り組んできた犬塚則久博士(東京大学)による「アショロアはどんな動物か?」、右谷征靖氏(足寄小学校校長)による発掘の様子や思い出などの「アショロアの発掘」、澤村寛・館長による「アショロアはどうなっていくか」です。


■「GODZILLA」/7月20日(金) 日本テレビ系・金曜ロードショーで放送    -7.1-

 海の日で祝日の7月20日(金)、日本テレビ系の金曜ロードショーで「GODZILLA」が放送されます。二ヶ国語(字幕)で、放送時間が9:03〜11:29と地上波初の35分延長とか。
 もともと3月に放送される予定でしたが、ハワイ・オアフ島沖でおきた「えひめ丸」の沈没事故に似た場面があり延期されたものです。
 日本の怪獣的なゴジラより恐竜に近いアメリカ板ゴジラをお楽しみください。


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