恐竜の楽園 2001年8月
 
■恐竜研究入門書の紹介                               -8.31-

 Introduction to the Study of Dinosaurs (恐竜研究入門)は、184もの図と共にわかりやすく説明された恐竜研究の入門書です。 サンプルページから、以下の章をPDFファイルで確認できます。また、各章毎の関連サイトも紹介しており、これだけでも立派なリンク集です。

 第1章:Definition of a Dinosaur(恐竜の定義) 22ページ
 第6章:Basic Concepts in Dinosaur Taphonomy
     (恐竜の化石ができる基本的な概念) 28ページ
 第16章:Dinosaurs, Birds and Extinctions(恐竜と鳥類、そして絶滅) 32ページ

 アマゾン(米国)で購入できますが、アマゾン(日本)のサイトでは、本日31日中ですと500円引きです。
 オンラインのブックショップは多いのですが、本の帯を丸写しにしたような簡単な説明だけのサイトが多いですね。上のサイトのように、実際のページをネットで立ち読み(確認)できればもっと購入しやすくなると思います。


■バンビラプトルの制作過程を紹介/Fossilsmith Studios             -8.31-
  
 Lost World Studiosは、ほぼ現物大のリアルな恐竜モデルを作成している会社です。関連して、Fossilsmith Studiosでは、立派な羽毛を持つバンビラプトルの模型ができあがる過程を紹介しています。


■鳥として生きのびた恐竜たち/ニュートン11月号                  -8.31-

 Newton11月号(9月26日発売)の特集は「鳥として生きのびた恐竜たち」。「恐竜とは何か? 鳥とは何か?」や最新系統樹 など、興味深いタイトルです。
 ただ、「恐竜」と「鳥」という別々の大分類があるような表現が気になります。


■ダチョウ型恐竜のクチバシに軟らかいクシ状組織を発見/濾過摂食者か    -8.30-

 ダチョウ型恐竜のクチバシには軟らかい組織があり、水中の微小生物などをすくって食べていたのではないかとする研究結果を、フィールド博物館のピーター・マコビッキーらが今週号のNatureに発表しました。

 The beaks of ostrich dinosaurs , MARK A. NORELL, PETER J. MAKOVICKY & PHILIP J. CURRIE, 412, 873 - 874 Nature, 2001

 研究グループが、1995年にアルバータ州で発見されたオルニトミムス類(Ornithomimus edmontonicus )と、モンゴルで発見されたガリミムス類(Gallimimus bullatus )の亜成体の頭部化石を分析した結果、くちばしの縁に軟らかいケラチン質組織の痕跡や薄いクシ状組織が残っていたもの。
 従来、オルニトミムス類は、雑食者で、小型脊椎動物や非脊椎動物、卵から果実・種子と、多くの動植物を食べていたとされていました。今回の研究から、水中や泥の中になどにいる小さな生物などをすくって食べていたのではないか、としています。
 
 なお、かつての翼竜や、現生のヒゲクジラなども水中のプランクトンなどを濾過して食べています。ただ、翼竜のブラシは歯が特殊化したのに対して、ヒゲクジラのヒゲは、口腔粘膜が角化したもの。
 オルニトミムス類の軟組織がケラチン質でできていることからすると、一度失った歯ではなくて、クチバシが変化してできた組織のようですが、どうなんでしょうか。

 また、オルニトミムス類の化石は、湿った環境で多く見つかり、乾燥した場所での発見は非常にまれで、水辺で生活していたのでは、としています。筋肉の発達した後ろ足からは、草原などの乾燥した大地を疾走する姿を想像しやすいのですが、走りにくい水辺で暮らしていたとは意外ですね。
 MSNBCニュースEurekalertナショナル・ジオグラフィックCNN朝日新聞などが伝えています。恐竜ニュースもご覧ください。


■JVPに2種の新種恐竜記載                            -8.30-

 恐竜メーリングリストで、ジョージ・オルシェフスキーがJVP最新号(Vol 21, No 3)に新種記載された恐竜を紹介しています。ただ、APT Onlineのサイトではまだ最新号は見られません。また、公式サイトには2000年分までしかありません。

 1つめは、ニューメキシコのズニ盆地にある白亜紀(9000万年前)の地層で発見された、"ナマケモノのような爪" と言う意味のノスロンアイクス(Nothronychus mckinleyi )です。
 初めてアジア以外で発見されたテリジノサウルス類で、詳しくは、恐竜ニュースで、"ノスロンアイクス"で検索してみてください。獣脚類の6月19日の記事です。なお、同じ場所で見つかったコエルロサウルス類の方はまだ記載されていないようです。
 もう一つは、中国のジュラ紀初期のテリジノサウルス類の下あごから記載されたエシャノサウルス(Eshanosaurus deguchiianus )。
 また、今年のSVP年会では、命名されてはいないが多数の新種の発表があるそうです。


■太古のロマンに魅せられ、穂別へ                         -8.30-

 北海道NOWの「穂別に描く恐竜の夢」は、恐竜の発掘が夢で、東京でのサラリーマン生活にピリオドを打ち、穂別町の小学校に赴任した山崎達雄さんの物語。この夏、北海道文化放送で放送されたものです。


■アロサウルスは尾をあげて走ったのか?                     -8.29-

 恐竜がどれくらい機敏に移動したかを理解するため、ユタ大学の生物学者デービッド・キャリアーは、「恐竜バックパック」を設計し、ヒトに着用させてその動きを研究しました。その結果、アロサウルスは従来言われていたような首や尾が地面に水平な形ではなく、上向きに伸ばされた状態で走ったと提案しています。
 一方、アロサウルスはそれほど速く走る必要は無く、化石証拠からは水平方向の姿が自然、とする意見もあります。
 ABCニュースが伝えています。詳しくは、恐竜ニュース(新着)をどうぞ。
 

■natural history and wildlife artist/古生物アート              -8.29-
   
  Karen Carr, natural history and wildlife artistは、Karen Carr女史が描いた恐竜や野生動物が見られるサイト。Galleryにある絵は、メールに添付して送ることができます。
 絵の描き方の解説をみると、太古の生物をどのように当時の風景に溶け込ませていくかがわかります。白黒の下絵はコンピューターで描くのですが、着色は昔ながらのオイルペインティングとか。
 なお、販売サイトのThe Fernleafを紹介いただきました。ポストカードなどがついた2002 Calendarがオススメとか。今秋のSVP年会でも展示するそうです。


■「恐竜のまちサミット」開催                              -8.28-

 14自治体などが参加した「恐竜のまちサミットin勝山」が、26日勝山市で開催されました。Yahoo!ニュースによると、今後の予定として、恐竜のまちサミットのホームページを作成することなどが予定されています。


■日本地質学会続報                                  -8.28-

 9月21日(金)から23日(日)まで、金沢大学などで開催される日本地質学会第108年総会並びに年会のプログラムが示されています。古脊椎動物関係では以下の発表が予定されています。

 口頭発表:恐竜の卵の酸素・炭素同位体比―酸素・炭素同位体比を用いた古生態解析
        恐竜足跡化石の三次元計測による形態解析
        モンゴル国の白亜紀カメ化石群集の変遷  など
 ポスター発表:福井県越廼村の中新世哺乳類足跡化石 など

 また、定員に達していない巡検の申し込みを受け付けています。「手取川流域の手取層群と恐竜化石」は、8/6の締切時点で定員に余裕があって、非会員でも参加できそうです。9月24−25日の1泊2日で、平山さんらが案内されます。


■新恐竜雑誌、"Dinosaur Magazine"                        -8.27-

 Dinosaur MagazineCirca Media社発行の新しい恐竜雑誌。紹介のメールをいただきました。有料ですが、無料記事もあります。
 プレミア号では、ジャック・ホーナー博士のモンタナでの発掘の様子を伝える "Valley of the T. rex," の記事があります。
■JPIII・カルトクイズオープン                             -8.26-
 
 ジュラシック・パーク公式サイトのキャンペーンとして、カルトクイズがオープン。問題はランダムに出題され、連続正解した問題数によって抽選でオリジナルグッズなどが当たります。応募は、9月14日正午までです。
 観ないとわからない、とのことですが、"グラント達が発掘をしているモンタナ州の湖はどこ?"など、1回ぐらい観てもわからないような問題がありますね。


■ダイナソー よみがえる恐竜の大陸/ディスカバリーチャンネルで9月放送  -8.25-

 ディスカバリーチャンネルでは、9月16日(日)、20:00から22:00まで、ダイナソー よみがえる恐竜の大陸 1〜2を放送します。
 北米の白亜紀には、これまで恐竜が発見されていない3000万年の空白期間が存在しており、今回、その空白期間を破る新たな発見をテレビ独占初公開・・とか。全米で7月15日に放送されたアメリカ南西部・ズニ盆地(9200万年前の地層)での最近の発見についての話のようです。


■モンタナ州で最古の T.Rex の化石発見                      -8.24-

 モンタナの過去を明らかにしようと発掘を続けているジャック・ホーナーらのプロジェクトチームは、6700万年前の地層から、3体の T.Rex の化石を発見したと発表しました。
 K/T境界層の90メートル下にある地層から発見されたもので、ここでは、過去2年間に8体の T.Rex の化石が見つかっているそうです。"B-rex"と呼ばれる亜成体の化石1体も含んでおり、"6700万年前"は T.Rex としては最も古い化石とか。
 フィル・カリーは、その化石から T.Rex の2つの大きな謎、つまり、どのように進化したのかと、どのように成長したのかがわかるとしています。
 ディスカバリーニュースが伝えていますが、ニュースにある写真は、ダスプレトサウルス(Daspletosaurus)の幼体化石です。説明に、"7400万年前の T.Rex のいとこ"とあるように、同じ仲間のタルボサウルスと同じく、T.Rexより少し前の恐竜です。 Daspletosaurus torosus は、アルバータで発見され、1970年に記載されています。眼窩に発達した隆起がありました。
 関連サイトとして、Valley of the T. Rex は、発掘プロジェクトに関するディスカバリーチャンネルのサイト。アメリカでは同名の番組が9月10日に放送されます。
 

■チョコラザウルス情報                               -8.24-
 
 いよいよ関東エリアで27日から発売されるチョコラザウルス第2弾ですが、kaiyodo.net によると、組み立てにくい点のあった第1弾に比べ、第2弾はすでに完成の域に入りつつあるとか。
 ところで、ジェラシック・パークVの上映館で、チョコラザウルスのCMが上映されており、味覚糖のサイトで動画が見られます。恐竜の名前を呼んでいるだけの短いCMですが(^^;;。また、第2弾にも対応したオプションツールケースも販売されています。


■SVP第61回年会、10月にモンタナ州で                     -8.23-

 SVP(Society of Vertebrate Paleontology、アメリカ古脊椎動物学会)の第61回年会が、10月3日から6日にかけて、モンタナ州のボーズマンで開催されます。
 「竜脚類の進化と古生物学」のシンポでは、マダガスカルで発見され、最近記載された新種のティタノサウルス類、ラペトサウルス(Rapetosaurus krausei)や、鳥羽で発見されたティタノサウルス類などの発表(冨田さんら)が予定されています。
 また、ポスターセッションでは、中国内モンゴルで発見された胃石を持つ新種のオルニトミムス類の発表(小林・東さんら)や、北海道の白亜紀の地層から発見された陸ガメの発表(平山廉さんら)などが予定されています。


■羽毛はどこから?/Science News                        -8.23-

 Science Newsに"Whence the Feather?(羽毛はどこから?) "と題して羽毛の起源に関するニュースがあります。いろんな議論の比較のようです。ただ、本文を読むには登録(有料)が必要です。


■「掘りたて恐竜展」の入場者、10万人を突破                   -8.23-

 9月2日まで福岡市博物館で開催中の堀りたて恐竜展の入場者が21日に10万人を超えたそうです。ヤフーニュースです。


■中国・浙江省を訪問/中国恐竜体験の旅                    -8.23-

 NPO法人・福井恐竜博物館後援会の「中国恐竜体験の旅」には、5人の中高生を含む22人が参加し、中国・浙江省を訪問。省立自然博物館では、「ジャンサンサウルス」やバックヤードも見学したとか。
 今年から世界の恐竜化石産地ツアーを企画した同後援会は、今後もツアーを予定しているようです。福井新聞ニュース(22日午後2時の記事)が伝えています。

■恐竜デスクトップモデルの紹介           -8.22-

 先日お知らせしましたが、デスクトップに飾る恐竜などのコレクションを販売する(株)キントー社から画像やパンフを送っていただきました。FAVORITE collectionは25日オープンで、恐竜モデルの販売は9月20日から。Galleryで、一足お先に恐竜モデルをお楽しみください。


 右は羽毛で覆われたディノニクスの1/10モデル。 
 W23.5×H24cm/0.6Kg  (C)Kinto&Co.

■新たに連続歩行の足跡化石発見/富山県大山町              -8.22-

 平成七年に恐竜の足跡群が見つかった富山県大山町の斜面の左側で、新たに連続歩行の足跡十数個以上が発見されました。北日本新聞ニュースですが、記事が変更されている場合はバックナンバーをどうぞ。
 平成七年に足跡が発見された面と同一面であることなどから、小型の足跡は、論文記載されたトヤマサウリプス(Toyamasauripus )と思われますがどうでしょうか。これについては、英文サイトで紹介しています。Toyamasauripus masuiae をどうぞ。
 

■ティレル特別展をバーチャルで楽しもう/インパク・恐竜王国       -8.22-

 インパク・恐竜王国バーチャル・ティレル特別展展示室がオープンしています。福井県立恐竜博物館の特別展「ロイヤル・ティレル古生物学博物館の恐竜たち」が、展示室の中を見て歩くように仮想体験できます。


■ネットで学ぶ自然史/インターネット自然史博物館                                      -8.21-

 インターネット自然史博物館に、「生物進化に関する特別講義」のコーナーが登場しています。魚から四足動物への進化や植物の上陸、中生代の海棲爬虫類などについてわかりやすく解説されています。
 ご存知のように、陸から海へ戻ったイクチオサウルス(魚竜)の脚はヒレ状になり、ヒトと同じく5本あった指の数はしだいに減っていきました。しかし、更に進化するにつれ、 ヒレの前後に新たな指の骨が出現し、指の数が逆に増えていったそうです。
 さて、ここで問題です。これまでに発見された例では最大何本の指の骨を持っていたでしょう。イクチオサウルス類の多指性について・・・答えは、藻谷さんによる魚竜の進化をどうぞ。

■スピノサウルスの化石展示/福井県立恐竜博物館             -8.21-

 特別展開催中の福井県立恐竜博物館では、公開中の映画ジュラシック・パークIIIにちなんで、スピノサウルスの化石標本を展示しています。 
 展示しているのは2種類のあごの骨の一部。詳しくは、福井恐竜博物館のアラカルトをどうぞ。荒木さん制作のスピノサウルスのモデルも展示されています。


■「Shaggymarsy's Dinopage」                            -8.20-

 Shaggymarsy's Dinopageは、恐竜倶楽部のSHAGGYさんの出来たてサイト。Galleryでは、チョコラザウルスを改造したとは思えない重厚な感じのティラノサウルスの骨格などが見られます。9月から念願のアルバータ大学に入学し、Paleontology(古生物学)を専攻する予定とか。


■国会図書館、蔵書のコピーをネットで受付/来年10月から          -8.20-
 
 本の閲覧に時間がかかっていた国立国会図書館ですが、約750万冊ある蔵書のコピーの申し込みや閲覧予約をインターネットで受け付けるそうです。
 ただ、来年10月からの話で、京都にある関西館からの実施とか。日経B20が伝えています。ちなみに「恐竜」で検索すると和図書で632件ヒットしましたが、一番新しい本で1990年に発行されたものでした。


■ジャパン・ワイルドライフ・フェスティバル2001開催/23日から富山で   -8.20-
 
 23日(木)から26日(日)まで、世界三大自然・野生生物映像祭の一つ、ジャパン・ワイルドライフ・フェスティバル2001(JWF)が富山市などで開催されます。主に動物の生態を中心とした自然や環境保護などがテーマの作品が上映されます。
 招待作品に、「鳥のすべて」(原題は、The Life of Birds:To Fly or Not to Fly)があります。制作がBBCナチュラル・ヒストリー・ユニットだけあって、羽やくちばしが何から変化してできたのか、鳥がどうして生まれてきたのかなどについて、CG映像を使ってわかりやすく解明されていくとか。化石の一部から鳥の全体の形ができ上がっていくのは見ていて楽しい、ともあります。


■新発見!2億年前の大型恐竜/26日放送                   -8.19-
 
 26日(日)午後2時からTBS系列で新発見!2億年前の大型恐竜・中国恐竜発掘記が放送されます。掘りたて恐竜展の関連番組です。


■魚類の進化を説明/DISCUS PHOTO GALLERY               -8.18-
 
 フナにウキブクロがあって、なぜサメには無いのか? サメは泳ぎがうまいから・・・ってことはないはず(^^;;。
 DISCUS PHOTO GALLERY は、熱帯魚のディスカスに関するサイトですが、水質管理の基礎科学大綱の第4部「地質時代の変遷と魚類の進化」では、魚類を中心とした生物の進化について説明されています。
 No.133によると、現在淡水域に生息する真骨魚類が持っているウキブクロ(鰾)の前身は肺で、川を目指した魚類が空気呼吸を併用する器官としてできたものとか。川は時々干上がってしまうため、エラ呼吸だけでは酸素不足になるから発達させた器官なのだ。だから、川に上ったことが無いサメ・エイ類にはウキブクロ類が無い。
 
 しかも、このウキブクロから、海から川(淡水)へ上った真骨魚類が、逆に海へ戻ったことがわかるのだそうだ。
 ウキブクロは、空気呼吸を併用する器官から浮力を調整する器官として進化していき、現生の真骨魚類では呼吸に使うものはないのだとか。これはこの系統が決して干上がることのない海に一度もどった証とされているのだそうだ。
 ウキブクロは化石として残らない器官。恐竜にも化石に残っていない不思議な器官があったかもしれませんね。


■「恐竜の世界をもとめて」/毎日新聞の書評                  -8.18-

 毎日新聞の今週の本棚で、「恐竜の世界をもとめて」(無名舎)が紹介されています。書評は国立天文台教授でハワイ観測所所長の海部宣男さん。そういえば、ここ最近、古生物にかかわった人の人間ドラマを描いた本の出版が多いですね。いずれも訳本ですから、しばらく前に欧米でブームだったのです。


■これこそが本当の恐竜の顔だ! 鼻孔は口元に近かった?          -8.17-

 Nature news serviceに、先日Scienceに発表された恐竜の鼻の位置についての日本語の解説があります。
 今後、恐竜の顔が変わってくるかどうか興味あるところですが、トリケラトプスの模型を製作したばかりの国立自然史博物館の形態計測学者チャップマン(Ralph Chapman)は、全ての恐竜の顔を修正するかどうかは他の古生物学者による評価を見てからとか。

 
■白山フォーラム「恐竜のいた時代」開催・26日石川県白峰村で      -8.16-
 
 26日(日)13:30から石川県・白峰村の白山国立公園センターで、石川県民白山講座・白山フォーラム「恐竜のいた時代」が開催されます。
 「中生代手取層群基礎調査事業」の一環で、講師は平山廉(帝京平成大学)さんら。恐竜やその仲間などが紹介される他、普段疑問に思っていることについて答えるとか。白亜紀の手取層にいた多彩な生き物たちの話が聞けそうです。申込み、参加費は不要とあります。


■「吉村作治講演会〜恐竜展の見どころ〜」開催/9月21日岡山      -8.16-

 福岡市博物館で9月2日まで開催されている堀りたて恐竜展、9月13日からは、岡山市立オリエント美術館で開催されます。2002年8月までの全国行脚のスタートですね。
 9/21(金)には岡山県総合福祉会館で、「吉村作治講演会〜恐竜展の見どころ〜」 が開催されます。無料ですがハガキでの申し込みが必要です。
 また、関連番組として8月26日(日)午後2時から中国恐竜発掘記が放送されます。RKB毎日や山陽放送で紹介されていますが、全国放送かどうかは不明です。
 とあるテレビ番組で意外と恐竜について詳しくないことが暴露された感じの吉村教授ですが、考古学が専門だけに、新しい見方が加わるかもしれませんね。


■Yahoo! サイエンスきっず2001 オープン                   -8.15-

 「Yahoo! きっず」に、サイエンスきっず2001がオープン。
 これは、国立科学博物館で26日まで開催されている2001夏休みサイエンススクエアに連動したもので、科博に展示されているアパルトサウルスとティラノサウルスやヴェロキラプトルなどをネットから見ることが出来ます。


■初期のティラノサウルス類、Eotyrannus lengi の復元図          -8.15-

 sunstorm.netにTodd Marshall 氏によるEotyrannus lengi の復元図があります。初期のティラノサウルス上科の獣脚類で、まだ3本指のままの姿が見られます。
 Eotyrannus lengi は、イギリス・ワイト島の白亜紀前期の地層で発見され、今年の5月にCretaceous Researchに記載されました。骨がまだ癒合していないので亜成体とされています。


■恐竜の卵一時行方不明/北九州博覧祭会場                  -8.15-

 11月4日まで開催されている北九州博覧祭のモンゴル館で展示されていた恐竜の卵の化石4個のうち1個が一時なくなっていたそうです。その後、卵の殼の縁が少し欠けた状態で見つかったとか。
 この化石はモンゴル国立自然博物館から借りた、7000万〜1億年前の肉食恐竜の卵で、手で触れれるようにガラスケースなどで覆わずに展示していたそうです。
 西日本新聞毎日新聞が伝えています。化石に直接ふれられるのをいいことに、いたずらするのはいけませんね。厳重なケースの中に入れられてしまいますよ。


■恐竜が油を吹く!?/USJで                           -8.15-

 大阪のユニバーサル・スタジオ・ジャパン」(USJ)の「ジュラシック・パーク・ザ・ライド」で、油圧パイプに亀裂が入って油が霧状に噴き出し、ボートの乗客にかかったとか。朝日新聞などが伝えています。肉食恐竜のコーナーでの出来事のようですが、油をかけた恐竜はティラノでしょうか?
 
 
■ダイナソーモデルを販売/FAVORITE collection              -8.14-

 FAVORITE collectionは、8月25日にオープンするデスクトップに飾る恐竜などのコレクションを販売するサイト。ダイナソーモデルの第一弾は14種のコレクションを予定とか。平山廉さんらのコラムも掲載予定とあります。


■日本の古本屋、リニューアル                          -8.14-

 全国古書籍商組合連合会が運営する古書情報サイト、日本の古本屋がリニューアルされました。古書や古書店などが検索できます。
 ちなみに「恐竜」で検索すると、最近出版された本も結構ありました。「恐竜の進化と絶滅」(青土社)はなんと4冊もヒット。bk1の書評にあるように、原著の良さにひかれて買っては見たが…、という感じでしょうか。


■植物の上陸は7億年前/地球の冷却やカンブリア紀の爆発に影響     -8.13-

 植物が上陸したのは7億年前と、以前考えられていたよりかなり早いことがわかったとペンシルバニア州立大のヘッジ(Blair Hedges)らがScienceに発表しました。
 光合成植物の上陸は、「雪玉アース(Snowball Earth)」と呼ばれる地球が冷えた現象や、生命が爆発的に進化した、約5億3000万年前のカンブリア紀の爆発に影響を及ぼしたようです。
 
  Molecular Evidence for the Early Colonization of Land by Fungi and Plants
  Blair Hedges 他 Vol. 293(5532), p. 1129-1133. Science, 2001

 従来、化石証拠からは植物の上陸は4億8000万年から4億6000万年前で、分子時計によると約6億年前には上陸していたとされていました。
 しかし、今回の蛋白質シーケンス分析によると、緑藻類および主な菌類は10億年前には既に存在し、7億年前までに上陸していたそうです。化石が無いのは、当時の原始的な構造は軟らかすぎて化石としては残りにくいものだったからとか。光合成植物も、菌類や地衣類(藻類と菌類の混合物)の協力(共生)によって地上に進出したのです。
 
 さて、この光合成植物の上陸は、先カンブリア紀の地球や動物などに少なからぬ影響を及ぼしました。多くの植物が大気中の二酸化炭素を吸収し、酸素の量を増加させたからです。
 植物による二酸化炭素の吸収で、地球は冷却されました。雪玉アース(Snowball Earth)として知られている時代です。これは、現在、化石燃料を燃やし、多くの二酸化炭素を放出する結果として起こっている地球温暖化の逆の現象です。
 また、酸素の増加は、カンブリア紀の爆発にも関係しました。動物が骨格を進化させ、より大きくなり、かつ多様化するのに十分なレベルの酸素を供給した結果、生命は突然、多くの新種を生み出し、爆発的に進化したのです。
 BBCMSNBCNationalgeographicPenn State Eberly Collegeニュースが伝えています。


■JPIIIの恐竜フィギュアコレクション                                                           -8.13-

 スペシャルフィギュアコレクションものがたりは、ローソンでやっているジュラシック・パークIIIの恐竜フィギュアを集めた時の話です。
 そろそろ店頭から消えつつあるようですが・・。 さてさて、コレクションは完結したのでしょうか(^^)。


■おまけもIT化/明治製菓などが「電子おまけ」                  -8.12-
 
 食玩(お菓子のオマケ)がいろいろでてますが、明治製菓などがインターネットで手に入る「電子おまけ」を共同開発したそうです。
 例えば、テディベアの人形付きマーブルチョコに印字してあるIDをホームページで入力すると、ゲームを楽しむことができるというもので、初めての試みとか。
 IDは単なる数字なんで、ネットで出まわると誰でもアクセスできそうですが、「IDの保有者以外が不正におまけを入手できない仕組みを開発した」とかで、特許出願中とも。日経B20ニュースです。
 ○○を買うと特別のサイトにアクセスできる・・・・そのうち恐竜食玩に登場するかもしれませんね。


■恐竜展の入場者状況                                -8.12-

 福井県立恐竜博物館の特別展は入場者が30、000人を突破(中日新聞)し、熊本の御所浦町で開催中の「大恐竜展in御所浦」の入場者は5、000人を突破(熊日ニュース)したそうです。お盆は故郷で恐竜展、でしょうか。


■ 「四億年の目撃者」シーラカンスを追って /文春文庫                          -8.11-

 1938年のクリスマスに近い12月のとある日、南アフリカ沖で、絶滅したとされていた生きた化石、シーラカンスが初めて捕護されました。小さな博物館に勤めていたマージョリーは初めて見た印象を、「青くて、魚というより中国の大きな磁器という感じがするほど美しかった」と回顧しています。

 ジャーナリストのサマンサ・ワインバーグが、シーラカンスをめぐってくり広げられた60年間余りのドラマを描いた「四億年の目撃者」シーラカンスを追ってが文春文庫から発売されています。原著は、A Fish Caught in Time : The Search for the Coelacanth(時にとらえられた魚:シーラカンスを探して)です。

 ただ、あまり売れないと考えているのでしょうか、文庫の割には本体705円と高めで、7月に発売されたのですが、置いてある本屋は少ないようです。
 なお、この本の中でも紹介されていますが、Econet Worldに、今年の5月にコモロ諸島付近で行われた海中撮影の映像などがあります。新たに2頭発見されたようです。なお、シーラカンス情報といえば「Dinofish.com:THE FISH OUT OF TIME」がオススメです。
 

■JP4/その答えは、「III」のエンディングに・・                 -8.10-

 今週のシネコンに、ジュラシック・パークIIIの紹介があります。
 今回の監督、ジョー・ジョンストンの見事な演出ぶりに感動したというスピルバーグは、大方の予想をくつがえして、早くもシリーズ続行を宣言したとか。
 「さて、第4作はどうなる? その答えは、「III」のエンディングに隠されている・・ 」とあります。これって、プテラノドンがどこかに飛んでいくシーンのことでしょうか。
 Dan's JP3 Page(FAQ)では、父親役を演じたウィリアム・メイシー が、「JP4、あると思うよ。島に財布を落としてきたので戻らねば・・」なんていってます。


■ジャック・ホナー博士、自作の杖をオークションに/e-Bay                              -8.9-
 
 e-Bayのサイトで、ジャック・ホナー博士自作の杖がオークションにかかっています。"Jack Horner Little dinosaurs are really cool !!" と博士のサインが入っています。$25からスタートしましたが、値が上がっていますね。売上は、学生の研究用基金になるとか。まさに、Walking with Dinosaur's Stick! ですね。


■いくつになっても、やっぱり恐竜/MSN                       -8.9-

 マイクロソフト社のポータルサイト、MSN Japanの今日のトピックスに「いくつになっても、やっぱり恐竜」コーナーがオープン。紹介は1週間ほどだそうです。


■恐竜博物館オープン/ワイト島                           -8.8-

 恐竜の島として知られるイギリス南部のワイト島に、今週、恐竜博物館がオープンします。博物館は巨大なプテラノドンの形をしており、Sandownの地質学博物館のコレクションから厳選された約1000個の標本などが展示されます。
 ハイライトは、島の南西部で見つかった体長10メートルのイグアノドンのレプリカで、その他、体長8メートルのアロサウルス科の獣脚類 Neovanator salerii も展示されます。
 BBCニュースが伝えています。


■ノースカロライナの三畳紀の地層で発見された化石は、新種の槽歯目    -8.8-
  
 ノースカロライナの三畳紀(2億1500万年)の地層で発見された化石が、槽歯目のラウイスクス亜目とスフェノスクス亜目の二つの新種の化石とわかりました。
 ノースカロライナ大の学生が1994年から発掘していたものですが、思っていたよりも貴重な発見だったのです。
 MSNBCニュースです。アメリカ地質学会50年会でも報告しています。
 なお、ラウイスクスは、一見恐竜のようですが、恐竜及びその祖先ではありません。主竜類には、恐竜から鳥類へとつながる鳥頸類(Ornithodira)と、ワニ類につながる鰐距類(Crocodylotarsi)の2つの系統があり、ラウイスクスは後者に属します。ラウイスクス亜目のプレストスクスの映像は、ここにあります。


 主竜類の系統恐竜大百科事典・朝倉書店の図を簡略化)

              恐竜類
                │
                ├−翼竜類
                │
                │     ラウイスクス科
              鳥頸類      │ 
 主竜類 (Archosauria) −┴−鰐距類−┴−−− 鰐形態類(ワニ類)


■ユネスコ村で恐竜展                                 -8.8-

 所沢のユネスコ村大恐竜探検館では、10月28日まで、特別企画展「びっくり昆虫ランド&ドクタートミーのタイ冒険記・恐竜探検編」を開催しています。恐竜探検編ではタイで見つかった恐竜の足跡のレプリカなどを展示しており、化石標本づくりも体験できます。


■「大恐竜展in御所浦」を紹介                            -8.7-
 
 8月末まで熊本県の御所浦町にて開催されている「大恐竜展in御所浦」の概要をまとめました。Galleryをご覧ください。なお、映像は御所浦白亜紀資料館の菊地さんから送ってもらったものです。


■コナミ、ジュラシックパークIIIを題材にしたゲームソフト発売           -8.7-

 コナミは、ジュラシックパークIIIを題材にしたゲームソフトを発売します。全部で3種類あり、米国では「Jurassic Park III:The DNA Factor」を先行発売し、売れ行きもいいとか。いずれもゲームボーイアドバンス用で、日米欧の各国で発売予定とか。
 コナミのニュースリリースGAME Watchが伝えています。
 

■日本海側最古の「化学合成化石群集」発見/富山県八尾町          -8.6-

 富山県八尾町で日本海側最古の化学合成化石群集が発見されました。昨年、富山県古生物研究会の葉室事務局長らが発見したオトヒメハマグリ科シロウリガイの一種と、同科カワダオトヒメハマグリの2種類の2枚貝で、オトヒメハマグリ類は日本海側では初めての発見。
 化学合成化石群集と言われる生物群は、体内に化学合成細菌を共生させ、また、酸素や硫化水素の両方に同時に結合できる特殊なヘモグロビンを備えていることから、硫化水素やメタンが噴出する深海にも棲むことができたのです。 
 詳しくは八尾町の解説をどうぞ。北日本新聞富山新聞も伝えています。
 

■「地球のささやき」                                   -8.6-
 
 「地球のささやき」は、地球や生命の歴史などを紹介している小出さんのサイト。「地球地学紀行」には、カナダ・ロイヤルティレル博物館や中国・澄江、グリーンランドなどを訪れたレポートがあります。・ロイヤルティレル博物館、古生物博物館なのに温室があって、「生きている化石」というべき植物が118種も集められているとか。
 メルマガによると、バージェス頁岩の産地も訪問されたようですから、そのレポートも楽しみです。
 

■インパクが夏休み向けサイト                             -8.6-

 インターネット博覧会(インパク)で、夏休み向けの新企画がスタートしています。
 子供向けの「ゴーゴー!キッズ!」と題したコーナーを立ち上げ、恐竜・化石や動物などのサイトをまとめて紹介しています。 
 今年いっぱいのインパク、最近ほとんど忘れてましたね(^^)。


■さあ!!作ろう。緑町に7000万年前(白亜紀)の世界を!               -8.5-

 「さあ!!作ろう。緑町に7000万年前(白亜紀)の世界を!」は、淡路島にある緑町のサイト。アンモナイトが発掘された公園に化石博物館を作る構想を紹介しています。
 和泉層群(6500万年前)ではパキディスカスなどのアンモナイトが見つかっているのですが、島内に採収家がおらず、ほとんどの標本は島外へ流出しているとか。  
 しかし、全施設の完成が100年先とは気が長い構想です。


■サム・ニールのインタビュー記事                          -8.5-

 「脚本もない段階でオファーを受けた時、スリル・アクションをバージョンアップさせた脚本にしてくれと頼みました・・・・。」 girlsgateにジュラッシック・パークIIIの古生物学者サム・ニールのインタビュー記事があります。
 「スピルバーグはいつも忙しくしている、ジョンストンは静の監督、といった感じ」とか。奥さんは日本人のメークアップアーティストです。


■韓国で恐竜フェスティバル                             -8.5-
 
 4,300余りに達する恐竜の足跡化石で知られる韓国の慶尚南道固城(コソン)郡の堂項浦(タンハンポ)観光地を中心として、「固城恐竜の国フェスティバル」が開催されています。今日5日までで、上足岩(サンジョクアム)郡立公園では、恐竜学術セミナーが行われました。
 2分余りの動画によると、海岸近くには直径1メートルを超える連続歩行跡があり、最近見つかった直径6センチの卵化石が岩についたままになっています。
 4年ほど前に近くの町に行ったのですが、恐竜の足跡、その後もずいぶん発見されたようですね。


■第5回恐竜ランキング開始                             -8.4-

 ジュラシック・パークIII、今日から公開ですが、当然、期待されるのが第4弾! そこで、第5回恐竜ランキングのテーマは、「ジュラシック・パーク4に登場させたい恐竜は?」です。
 主役はこいつにして! とか、脇役でもいいから出して・・・、と思う恐竜にふるって投票してください。 (今日、オープンの予定でしたが、既に3件も投票が・・。)


■恐竜ブーム 本物志向 中高年も魅了/日経新聞              -8.4-

 今日の日経新聞(朝刊)の別刷(NIKKEI プラス1)の「はやり入門口座」で恐竜ブームが取り上げられています。
 今年も「恐竜の夏」がやってきた、と言うことですが、最近の特徴は、大人の鑑賞に堪えるモノが増えて、おじさん世代や女性も巻き込んでいるとの内容です。
 「ディノプレス」も紹介されていますが、井上編集長、「恐竜に関する考察を、れっきとした動物学としてとらえる見方が定着してきた」とか。
 

■チョコラザウルス第2弾 27日発売                         -8.3-

 チョコラザウルス恐竜・古代生物コレクションの第2弾が、8月27日(月)関東エリアで発売されます。これに先立ち、5日(日)に東京ビッグサイトで開催されるワンダーフェスティバルにて先着3000名様にプレゼントされます。
 また、第2弾は、発売中の「ダイノテイルズ イン チョコラザウルス 公式ファンブック(NTT出版)」で紹介されています。
 詳しくは、UHA味覚糖最新情報をどうぞ。
 

■恐竜と他の脊椎動物の鼻孔の位置/鼻の機能のための意義     -8.3-

 恐竜の鼻の位置の研究について、オハイオ大のローレンス・ウィットマーがScienceに発表しました。 BBCReutersAPなどが伝えています。

 Nostril Position in Dinosaurs and Other Vertebrates and Its Significance for Nasal Function , Lawrence M. Witmer ,Vol. 293(5531), pp. 850-853. 2001

 従来、恐竜の鼻腔を構築していた軟骨や血管、他の軟繊維は、化石として保存されないので、古生物学者は、実際の鼻孔(fleshy  nostril)の位置を頭蓋骨にあいた骨鼻孔(bony  nostril)から推測するしかありませんでした。
 しかし、アパトサウルスなどの竜脚類やトリケラトプスは骨鼻孔が60センチを超え、頭蓋骨の半分以上に及ぶため、実際、顔の表面の鼻孔の位置を特定しにくいのも事実。

 そこで、解剖学者のウィットマーは、ワニや鳥、トカゲの45種から62種類の生物について、解剖やX線解析によって鼻の軟繊維の配置を調査しました。軟組織は骨に特定の跡を残すことから、恐竜化石と比較することで、恐竜の鼻腔を構築していた軟繊維の適当な位置をマッピングしたのです。 さらに、骨鼻孔に残る溝や穴をもとに血管分布を推定し、血流が骨鼻孔の前下方に向かっていることも解明しました。
 これらの結果、恐竜の鼻孔の位置は、従来考えられていた頭蓋骨にあいた骨鼻孔の位置よりも口に近い位置にあったとしています。
 
 ウィットマーは、「口側に鼻孔があると吸気が鼻全体に流れ、水分維持などの鼻の機能や、嗅覚が働きやすい。臭いをかぐことは仲間や獲物や食べ物を見つけるのに重要で、鼻が頭のてっぺんにあったのでは意味がない」と言っています。

 しかし、鼻が前にきたディプロドクスを見ると、恐竜というより現生のウマのようで、なんとなくマヌケな感じですね。T.Rexものっぺりとして迫力のない顔つきです。


■ローソンキャンペーンのダブルチャンス                       -8.3-

 1日から全国のローソンでやっている、コカ・コーラのジュラシック・パークIIIのフィギュアがついてくるキャンペーンは以前お知らせしましたが、コカ・コーラの製品を含めて全部で1000円以上のレシートで、USJスタジオパスが当るダブルチャンスもあります。
 ちなみに2本買ってみましたが、スピノサウルスとブラキオサウルスでした。着色も丁寧でよく出来ています。


■驚異の恐竜王国・伝説のビッグ・アル/明日3日、BS朝日で放送       -8.2-

 明日3日(金)夜8時から8時55分までBS朝日放送(14ch)で放送されるBBC地球伝説は、「驚異の恐竜王国・伝説のビッグ・アル」です。
 アメリカ・ワイオミング州で発見された"ビッグ・アル"の短くも劇的な生涯を、最新の研究とCGを駆使し描いたもので、BBC「驚異の恐竜王国」のスペシャル版です。
 なお、午後10時からはNHK教育で「対決!?巨大草食恐竜vs肉食恐竜」が放送されるなど、恐竜三昧の夜ですね。


■マダガスカルで新種のテイタノサウルス科の竜脚類発見           -8.2-

 ニューヨーク州立大とミネソタ科学博物館のグループが、マダガスカルの約7000万年前の地層から、ほぼ完全な新種のテイタノサウルス科の化石を発見。2日付のNatureに報告しています。詳しくはニュース(新着)を参照してください。

 The last of the dinosaur titans: a new sauropod from Madagascar
 KRISTINA CURRY ROGERS AND CATHERINE A. FORSTER, Nature 412, 530 - 534

 1995年マダガスカル北西部で発見されたもので、ラペトサウルス(Rapetosaurus krausei )と命名されました。体長は約15メートル、長く細い尾が特徴です。
 BBCニュースYahoo!Nationalgeographicが伝えています。発見地や骨格図は、Reuters Photoにあります。
 

■世界最大の恐竜卵化石群、自然保護区に指定/中国・湖北省         -8.2-

 中国・湖北省青龍山にある恐竜の卵の化石群が、国家級自然保護区に正式に指定されました。約1億3500〜6700万年前のものとされ、分布面積は10平方キロに及び世界最大級。
 資金を集めて周辺に展覧施設を建設する予定とのことです。 人民網日本語版が伝えています。


■「対決!巨大草食恐竜vs肉食恐竜」 /3日(金)NHK教育で放送       -8.1-

 今日から8月ですね。あさって3日(金)、夜10時からNHK教育で放送されるドキュメント地球時間は、「対決!巨大草食恐竜vs肉食恐竜」です。なお、NHKのサイトでは 「新発見! 超巨大恐竜のひみつ」 (仮)となっています。
 映画、というより恐竜のイラストでよく見かけるのが、肉食恐竜が群れで大きな竜脚類を襲うシーン。しかし、これを裏づける事実はなく、空想にすぎないとされてきたのだそうです。
 昨年BBCが制作したこの番組では、アルゼンチンとカナダで最近発見された化石をもとに、恐竜たちの闘いが本当にあったのかを探ります。
 そういえば、9月2日(日) に福井恐竜博物館で開かれるフィリップ・カリー博士の特別講演会は「肉食恐竜の狩り」でしたね。やはり集団で狩をしたのでしょうか。


■ティラノサウルスと写真を撮ろう!/松山の三越で恐竜展           -8.1-

 8月7日(火)〜12日(日)、松山三越で恐竜展が開催されます。ユタ州エメリー郡のクリーブランド・ロイド恐竜採掘場で発掘された標本を中心に20点程が展示されます。アメリカでも未公開だった貴重なものとか。
 その他、「驚異の恐竜王国」プロモーションビデオの上映や化石発掘体験、恐竜折り紙教室などがあります。


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