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恐竜の楽園 ニュース 2002年 1-3月 4-6月 7-9月 10-12月 |
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恐竜の絶滅原因は、卵の殻が厚くなったからだって?・・ CRI News が伝えています。
こう言っているのは、スペインにある Salas de los Infantes 博物館のトルシダス(Fidel Torcidas)で、 スペイン北部、ブルゴス(Burgos)地方の Salas de los Infantes 地方でとても殻の厚い恐竜の卵を見つけたらしく、恐竜のベイビーがその殻を割れずに絶滅したと述べています。殻が厚くなった原因は、生殖器官の異常か植物が代謝に影響を及ぼしたのではないかとか。
絶滅の原因まであれこれ想像をめぐらすよりも、どんな卵がどの程度の厚みなのか、その事実を正確に伝えてくれるほうがありがたいのですが(^^;;。
なお、Salas de los Infantes の白亜紀後期の地層から、アンキロサウルス類が報告されています。
A nodosaurid ankylosaur from the Lower Cretaceous of Salas de los Infantes (Province of Burgos, Spain), Sanz, J. L. 1983, Geobios, 16: 615-621.
竜脚類の系統関係については、まだまだ謎の部分が多くあります。最近、ミシガン大学古生物博物館のウィルソン(Jeffrey A. Wilson)が、Zoological Journal of the Linnean Societyの最新号(Volume 136, Issue 2, October 2002)に新しい論文を発表しています。
竜脚類の系統関係については、1998年に、ブリストル大(当時)のアップチャーチ(PAUL UPCHURCH)も同誌に発表しています。なお、この雑誌、2002年からアドレスが変更になっています。
Sauropod dinosaur phylogeny: critique and cladistic analysis
(竜脚類の系統発生:評価と分岐分析)
Jeffrey A. Wilson, Zoological Journal of the Linnean Society
Vol. 136 Issue 2 pp:217-276. 2002
The phylogenetic relationships of sauropod dinosaurs
(竜脚類の系統関係)
PAUL UPCHURCH , Zoological Journal of the Linnean Society,
Vol. 124, No. 1, Sep 1998, pp. 43-103, 1998
この論文では、27の分類群の237の形質について解析しています。要旨から推定すると、次のような分岐図になるでしょう。本質的に今までとあまり変らないようです。
ネオサウロポーダ(Neosauropoda)の外群に6つのグループを置いています。エウヘロプス類が含まれているエウヘロポディダエ(Euhelopodidae)は、"中国のクレード(単系統群)"と表現していますが、SAUROPODAではマメンチサウルス類(Mamenchisauridae)と同じ分類群とされています。原始的な竜脚類の位置付けです。
また、白亜紀のティタノサウルス類の多様化と、三畳紀後期の竜脚類の起源については将来の研究課題としています。
竜脚類の系統関係については、SauropodomorphaやSAUROPODOMORPHAをどうぞ。
Dinosauria (恐竜類)
Saurischia (竜盤類)
Sauropodomorpha (竜脚形類)
Prosauropoda (古竜脚類)
Sauropoda (竜脚類)
Euhelopodidae(エウヘロポディダエ) ・・・マメンチサウルス類
Neosauropoda (ネオサウロポーダ、新竜脚類)
Diplodocoidea (ディプロドコイディア)
Rebbachisauridae (レバッキサウリダエ)
Dicraeosaurida (ディクラエオサウリア)
Diplodocidae (ディプロドシダエ)
Macronaria (マクロナリア、"大きな鼻孔"の意味)
Titanosauriformes (ティタノサウルス型類)
カマラサウルス類
ブラキオサウルス類
ティタノサウルス類
「三葉虫の謎−進化の目撃者の驚くべき生態−」は、三葉虫研究の第一人者、ロンドンの国立自然史博物館のリチャード・フォーティ(Richard Fortey)氏が著した本で、早川書房から発売されました。
彼は、分岐分析を用いて三葉虫の系統関係を調べ、節足動物で、現生のカブトガニ類に近縁なことを明らかにしています。
10章のうち前半の5章で、三葉虫との出会い、殻や脚、不思議な目の仕組みなどの体の構造やその多様性について、イラストなどを使い詳しく解説しています。
後半の5章では、仏の地質学者ジャック・デプラトによる三葉虫化石の捏造事件などの研究者のエピソードの他、古生物や進化の話題にも言及しており、興味深い内容です。また、繊細で美しい化石の写真も多数掲載されています。
なお、原著は2000年10月に発売された「Trilobite : Eyewitness to Evolution」です。イギリスでは、2000年6月に「Trilobite」として出版されています。
三葉虫は、古生代のカンブリア紀(およそ5億7000万年前)から海に棲んでいた節足動物で、1万5000種もの種類がいたそうです。2億4500万年前の古生代(ペルム紀)末に絶滅しました。
化石ショップでも比較的よく見かける三葉虫ですが、それだけ化石としての数が多いのでしょう。古い時代ながら、立体的で保存の良い化石として残っているのには驚きます。中にはニセモノもあるという話ですが(^^;;。
横浜市の神奈川大学にバーチャル地球史博物館がオープンし、毎週土曜日は無料開放されてるそうです。ヤフーニュースが伝えています。
また、28日午後1時から、カンザス州にあるステンバーグ博物館のマイク・エバハート氏来日記念講演「中生代の大型海棲爬虫類の進化」も予定されています。彼のサイトは、Oceans of Kansas Paleontology です。
なお、インターネット自然史博物館でも、地球誕生から白亜紀までの世界が楽しめます。
6月に、北極で発見された4億2000万年前の維管束植物化石のニュースをお伝えしました。 ノースカロライナ大の研究者による American Journal of Botany の6月号に報告されています。CBC News に Zosterophyllum と Macivera gracilis という植物の写真があります。
ダラス自然史博物館のチームは、昨年に引き続き今年の夏もアラスカのノーススロープ(North Slope)で恐竜化石を発掘しました。Juneau Empire State News が伝えています。その85%はボランティアで、化石を運ぶのに軍のヘリコプターも使ったそうです。
7つ以上のパキリノサウルス(pachyrhinosaurus)の頭骨やハドロサウルスの幼体化石等を発掘したとあります。パキリノサウルスは、鼻や目の上のツノがコブに変化した白亜紀後期の角竜です。網化人間さんのサイトに頭骨の映像があります。
恐竜が生きていた当時の北アラスカは現在よりもはるかに温暖だったのですが、それでも冬期間は、ワシントン並みに寒かったようです。ここでは、モンタナやアルバータでは多く見られるトカゲやワニなどの冷血動物の化石は発見されないそうです。寒さに適応できたハドロサウルスなどは温血だったのでしょうか。
10月9日から10月12日まで、オクラホマ州ノルマン(Norman)で開催されるSVP2002(米国古脊椎動物学会62回年会)のプログラムや講演要旨が追加になっています。
Annual Meeting Program (PDF, 3.2 MB):プログラム、JVP 22(3)の別冊となっています。
Author Index (PDF, 63 KB) :著者インデックス
Abstracts of Papers (PDF, 925 KB) :講演要旨、92ページもあります。
Successfully submitted abstracts :タイトルと演者のみ
中から一つ紹介すると、「SPEED IN TYRANNOSAURS」と題したロバート・バッカーの講演があります。講演要旨の4ページ目です。
骨格のパラメーター解析とワイオミングから発見されたティラノサウルス類の足跡から、その速度についての話です。大型獣脚類は小型獣脚類より速く(遅いという証拠はない)、ティラノサウルス類は、マンモスやマストドンよりかなり速かったと述べています。
中国が恐竜研究のメッカ(活動の中心)になる・・・人民日報(英文)が伝えています。
書いているのは、Science に最古の被子植物・アルカエフルクトゥス(Archaefructus liaoningensis )を記載したフロリダ大のディルヒャー(D. L. Dilcher)です。
彼と世界の著名な科学者らが、中国北東部の黒龍江省Jiayin Countyで、6500万年前に起きた出来事の手がかりを探しているそうです。そこの白亜紀末の地層から、非常に多くの恐竜化石を見つけているとか。"fossil"ではなくて、"fossilized organisms"というのがちょっと気になりますね。
その中で、董枝明教授は、およそ900種の恐竜のうち、119種が発見されており、中国は、"nation of dinosaurs(恐竜の国)"と呼ばれるに値すると述べています。65歳になる董教授、吉林大学(Jilin University)に移られたようですね。
パナソニック デジタルネットワーク ミュージアム林原自然科学博物館、Dinosaur FACToryのサイトが独自ドメインで新しくなっています。
メンバーだけに発信する最新情報や、日記風の掲示板「ファクトリージャーナル」があるメンバーページがありますが、IDとパスワードが必要で、これは入場しないともらえません。ライブカメラもありますが、工事中です。
23日、千葉市の幕張メッセで開催されていた世界最大の恐竜博2002が閉幕しました。期間中の総入場者数は、108万5049人だそうです。関係者の皆さん、お疲れ様でした。
「恐竜博公式カタログ」は、約13万冊、「チョコラザウルス」は25万体以上も売れたそうです。朝日新聞が伝えています。
ディノ・ジョージことジョージ・オルシェフスキー(George Olshevsky)のThe Dinosaur Genera Listに、修正や追加があります。恐竜リストは、合計957 属となったそうです。
JVP22(3)に報告されたアルゼンチン産のイグアノドン類(Iguanodontia、Euiguanodontia)、アナビセティア(Anabisetia)属が無効名に。
マニラプトル類の獣脚類、ポエキロプレウロンの新種(Poekilopleuron valesdunesis )が追加。
Nature に報告されたオヴィラプトロサウリア、インシシボサウルス(Incisivosaurus)を追加。
なお、最近、Naturwissenschaftenに報告された幼体化石、エピデンドロサウルス(Epidendrosaurus)については、Dinosaur Museumから発行された雑誌、Feathered Dinosaurs and the Origin of Flightで報告されたスキャンソリオプテリクス(Scansoriopteryx)の新参主観同物異名(junior subjective synonym of Scansoriopteryx)となるような話もあります。
同一種と考えた時、エピデンドロサウルスの方が公表日の遅い学名ということで、無効名となる可能性があります。これらの異名関係については、DINOSAUR Mailing Listで紹介されています。
富山県細入村にある白亜紀後期の地層(手取層)で恐竜の足跡化石が発見され、東京学芸大学の松川正樹助教授らにより、同大学の紀要(Vol.54,p171-177, 2002/8)に報告されています。北日本新聞が伝えています。
これは、1995年から1996年にかけて、当時行われていた国道360号線の越路トンネル工事で掘り出された大量の岩石から発見された恐竜化石などの一部で、報告されているのは、トヤマサウリプス・マスイアエ(Toyamasauripus masuiae)と、種不明の獣脚類、鳥脚類の足跡化石です。
右は1996年3月24日に発見した足跡化石の拡大図で、表面にほっそりとした指の跡(凸型)がついています。このトヤマサウリプスの足跡化石については、大山町で次いで県内2箇所目の発見となります。
発見時の様子など、詳しくは、富山県細入村の恐竜足跡化石をどうぞ。
前にもお知らせしましたが、来年の5月3日まで大英自然史博物館で、DINO-BIRDS:THE FEATHERED DINOSAURS OF CHINA(恐竜と鳥類:中国の羽毛恐竜展)が開催されています。そのサイトが更新されており、Caudipteryx をダイノバードなどと呼んでいます。Taking Flight では飛行の起源についてアニメで示しています。
もう来年のカレンダーが発売される頃ですが、Create Your Own Dinosaur 2003 Calendar は、アメリカ自然史博物館編集の子供向けカレンダーです。
30 x 25 センチの壁掛けタイプで、毎月違った恐竜の塗り絵が楽しめます。
アメリカ自然史博物館は、Universe 2003 Calendarなど宇宙もののカレンダーもだしています。
博物館に放置されていたサメの化石が、脊椎動物の進化の謎を解くかもしれない・・・CBC Newsが伝えています。
この化石は、オーストラリアのニューブランズウィック博物館にあった4億1000万年前(デボン紀)のサメ、Doliodus problematicus です。軟骨魚類のサメの体は保存されにくく、化石として発見されるのは、歯かウロコですが、これは最も完全な標本だそうです。体長は1メートル足らずで、顎に歯をもったサメとしては最古の種とあります。
当時の魚は顎を持たず、歯の代りににウロコを使い、また、胸びれには骨があったそうです。
なお、魚類の進化については、生命の海科学館(蒲郡市)の魚の進化で解説されています。
英国で、昨年末新たに世界遺産に指定されたJurassic Coast で発見された1億9500万年前のスケリドサウルス(scelidosaurus)の化石が、海外のコレクターに売られようとしているそうです。Dailytelegraphが伝えています。
世界遺産の場所といえども発見者に所有権があるようで、法律の改正が求められています。およそ10万ポンド(約2000万)近くはするそうです。売られる先は不明ですが、プールの底を飾るため日本に売られたイクチオサウルスの例も指摘されていることから、日本かもしれません。
スケリドサウルスは、剣竜類 (Stegosauria) やよろい竜類 (Ankylosauria)の祖先にあたる原始的な装盾類(Thyreophora) で、 首から背中、尾にかけてトゲで覆われていました。
本日午後10時、NHK衛星第2で、「ロストワールド2・失われた世界 新たなる旅立ち」が放送されます。コナン・ドイルの原作の新シリーズで、次回は26日(木)。
11月からは毎週木曜日の午後11時15分から放送される予定です。チャレンジャー教授らの冒険はまだまだ続きます。
中国の遼寧省にある義県層で、新種のオヴィラプトロサウルス類(oviraptorosaurian)の化石が発見され、徐星らがNature(9月19日号)に報告しています。Incisivosaurus gauthieri と命名されています。獣脚類では見られなかった齧歯類に似た特徴的な歯を持ち、植物食だったのではないかとされています。
Nature Science UpdateやBBC には頭骨図があります。BBCの復元イラストでは、クチバシの先に、ビーバーのような二本の歯が生えています。NationalgeographicNewsやCNN、Associated Press なども伝えています。
An unusual oviraptorosaurian dinosaur from China
XING XU, YEN-NIEN CHENG, XIAO-LIN WANG & CHUN-HSIANG CHANG
Nature 419, 291 - 293, 2002
1億2800万年前の白亜紀後期の地層で発見された化石は、ウサギほどの大きさとされています。約10センチと長い頭蓋骨と植物を噛み砕く小さな歯を持っています。特徴的なのは、哺乳類の齧歯類に似た二本のキバのような前上顎歯を持つことです。ただし、このような歯を持っていたことが、必ずしも植物食だったことを示すわけではない、とする意見もあります。
なや、オヴィラプトロサウルス類(oviraptorosaurian)は、北アメリカ産のカエナグナトゥス類(Caenagnathidae)と、モンゴル産のオヴィラプトル類(Oviraptoridae)よりなる分類群です。Incisivosaurusは、クチバシでなく歯を持っていることから、原始的なオヴィラプトロサウルス類としています。
BioOne のサイトで、Journal of Vertebrate Paleontology 22(3)の論文がオンラインで読めます。要約はフリーですが、本文やpdfファイルは登録が必要です。
恐竜関係では、パタゴニアの新しいイグアノドン類(Anabisetia saldiviai)やディノプレス第6号の表紙でもおなじみ、下顎にある前に倒れたような歯骨歯が有名なマダガスカル産のマシアカサウルス(Masiakasaurus knopfleri)、ブラジルのスピノサウルス類、イリテーター(Irritator challengeri )、フランスのトロオドン(Troodon formosus)の胚が残る卵化石などの論文があります。
ハッピーバースディ、T. rex ! パーティーだ! とは言ってもT. rex の誕生日ではありません。ピッバーグにあるカーネギー自然史博物館は、9月21日、T. rex の化石発見100周年を祝い、パーティを開催します。
1902年、バーナム・ブラウン(Barnum Brown)がモンタナ州、ヘル・クリークで最初のT. rexの化石を発見してから今年でちょうど100年目にあたるのです。その標本はT. rex の模式標本になっています。1942年、その化石を購入した同博物館が恐竜ホールに展示してから、今年でちょうど60年になります。Post-Gazetteが伝えています。
オーストラリアのコイン製造販売会社のPerthMint のサイトで、恐竜コインを発売しています。
コインと言っても、南太平洋にあるツバルという国のれっきとした通貨で、イギリス連邦加盟国らしく表面のデザインはエリザベス女王II世で、裏面が恐竜です。
セイスモサウルスやドロマエオサウルスのなどの4種があり、$5銀貨がAUD$89(約6000円)で、$1のブロンズがAUD$14.95(約1000円)です。恐竜百科CD-ROMとのセットもあります。
左上で、Japanese Yen を選択すると日本円で表示されます。日本からも購入できるようです。シルバーは99.9%純度で、ドロマエオサウルス銀貨の拡大図を見ると、その歯もリアルですね。銀貨は4000個、ブロンズは50000個限定発行とあります。やがて日本でペンダントにして高値で売られるかもしれませんね。
チョコラザウルス 公式ファンブック ダイノテイルズシリーズ〈3〉(NTT出版、本体価格 1,400円)は、シリーズ最強のラインナップを誇るというチョコラザウルス第3弾の公式ファンブックです。恐竜博2002限定コレクションについても解説されています。
フイギュアの映像をメインに、原型師や金子隆一氏の解説などがあります。限定オリジナル着色フィギュアは、アクロカントサウルスです。Amazonで見ることができますが、なかなか迫力ある姿ですね。
ところで、海洋堂の社長と専務が朝日新聞で紹介されています。フィギュアのコストは1個20〜30円だとか。原型以外は中国での作業です。
先日、NHKでフィギュアに着色するシーンが放送されましたが、片手に筆を10本も持ち、細い部分は注射針で器用に色を塗っていました。精巧なモデルと手作業による丁寧な彩色、このあたりが人気なのでしょうね。
福井県立博物館のサイトで、同博物館紀要第1号(pdfファイル)を見ることができます。
1987年、福井県和泉村の白亜紀前期の地層で発見された足跡化石について、Aquatilavipes izumiensis として新種記載されています。アジア地域で最も古い鳥類足跡化石とされています。
1983年に佐渡で発見された化石が、デスモスチルスの化石とわかり、15日の日本地質学会新潟年会で発表されました。講演要旨では、「新潟県佐渡産3種のデスモスチルス類化石について 堀川秀夫」となっています。毎日新聞が伝えています。
この化石は、10月中に佐渡の相川郷土博物館で公開される予定とあります。発見された鶴子層からは、サメの化石も発見されているそうです。
懐かしいイラストが表紙を飾っていますが、The Dinosaur Filmographyは、今までに上映された恐竜映画について総まとめした図鑑です。出版元のMcFarland & Companyに説明があります。
ジュラシック・パークなど、恐竜などが登場する映画のタイトルがアルファベット順に示され、映画の製作年、国、レビューや特殊効果などについて、149枚(カラーが22枚) の写真とともに解説されています。
恐竜といっても、古い映画では古代の爬虫類が登場する映画も含んでいるそうです。また、神話に出てくるような生物が出てくる映画は対象範囲外だとか。日本のゴジラなどは紹介されているのでしょうか。
角竜の角やフリルの役割については、いくつかの説があります。BBCNewsによると、ユタ自然史博物館のサンプソン(Scott Sampson)は、メスを引きつけるためのディスプレイだったと述べています。角やフリルの構造は種によって大きく異なり、防御のためなどという1つの生物学機能だとは考えにくいというのがその理由です。
化石から恐竜の雌雄を決めるのは難しく、彼は Sue がメスだとする説にも疑問を抱いているようです。
ウクライナで白亜紀末のクレーター跡が発見されたと、SKY&TELESCOPEが伝えています。恐竜は複数の隕石衝突によるダメージを受けたのでしょうか。
ケリー(Simon P. Kelley、英国オープン大学)とグロブ(Eugene Gurov、ウクライナ国立アカデミー)が、 Meteoritics and Planetary Science の8月号に報告したものです。
Boltysh, Another end-Cretaceous Impact
Simon P. Kelley and Eugene Gurov
Meteoritics and Planetary Science p.1031, Vol.37(8),2002
彼らは、ウクライナにあるボルティス(Boltysh)と呼ばれる直径24kmのクレーターを調べました。地図を見ると、黒海の左上に位置します。
従来のK-Ar 同位体による測定で、このクレーターができたのは7300万年前とされていたのですが、彼らのAr-Ar による同位体調査によると、6517(±64)万年前とわかったそうです。ちなみに、メキシコのチクチュルブは、6550(±60)万年前です。ボルティス・クレーターが遅くできたことになりますが、誤差範囲であることを考えると、連続して起きた可能性も示唆されます。
彼らは他のクレーターの形成年代も最調査するようです。白亜紀末の第3のクレーターが見つかるかもしれないとしています。
List of 198 impact structures of the Worldには、世界中のクレーターリストがあります。日本は、TAKAMATSUの1つです。
Feathered Dinosaurs and the Origin of Flightは、ユタ州にあるDinosaur Museumで初めて発行された雑誌です。編集者は、Sylvia J. Czerkasで、DINOSAUR Mailing Listでも話題になっています。イラストや写真もすばらしいようです。$34.95で、同博物館経由でしか購入できません。
カウディプテリクスに似た頭部を持つ中国産の新種の鳥類、Omnivoropteryx sinousaorum や、最初はアーケオラプトルの一部とされたArchaeovolans やCryptovolans、Scansoriopteryx について書かれているそうです。その他、ユタ州産の翼竜、Utahdactylus kateae やPterorhynchus wellnhoferiも紹介されています。
なお、ここで紹介されている化石の一部は、遼寧省(Liaoning Fossil Administration Office)の協力のもと、2004年2月7日から9月7日までサンディエゴ自然史博物館で開催される「Feathered Dinosaurs and the Origin of Flight展」で展示されるます。その後、2005年にかけて各地の博物館を巡回する予定とか。
dinosaurus.klup.nlの「今日のサイト」で恐竜の楽園が取り上げられています。世界中の恐竜サイトを集めたリンク集です。ちなみに、ドメイン名末尾の nl からするとオランダのサイトのようです。
朝日新聞で、平山廉さんが恐竜について語っておられます。竜脚類の化石分布には大陸により偏りがあり、海を漂流した恐竜がいたのでは、と想像しているとか。
「ゾウの耳はなぜ大きい?」(早川書房)によると、冷血動物は、流木などにつかまって海を越えかなりの距離を移動できるそうです。
その距離は、陸ガメは約1000Km、トカゲは約1600Km、昆虫やクモは3000Kmです。劣悪な環境でも代謝を控えることができるためです。一方、哺乳類は水や食料が無いと長距離の移動はとても無理だとか。
23日で終了予定の世界最大の恐竜博ですが、夏休みが終わり9月に入るとすいてくると予想した人が多かったのでしょう、連日混雑しているそうです。朝日新聞によると、混雑状況などの問い合わせはハローダイヤル03・5777・8600だそうです。
ところで、恐竜博終了後、セイスモサウルスの全身骨格は、11月3日(日)にオープン予定の「北九州市立自然史・歴史博物館」で展示される予定です。
ジッャク・ホーナーらによるこの夏のモンタナでの恐竜発掘の様子を、ChristianScienceMonitorが伝えています。
特に目新しい話は少ないのですが、発見される T.rex の数はエサとなるカモノハシ恐竜より多く、ホーナーはT.rex は思っていたよりもありふれた恐竜だと述べてます。
福井県立恐竜博物館のサイトに、恐竜FAQ(恐竜についてよく聞かれる質問)が追加されています。写真も使いわかりやすく説明されています。
なお、恐竜の分けかたは? で、竜盤目や獣脚亜目、竜脚形亜目などの階層名が使われていますが、分岐論で、・・目や・・亜目などの階層名を使うのは誤りですね。分岐論には「階層」の概念がありません。
生命が上陸したのは10億年以上も前と、従来考えられていたよりも古いことがわかったそうです。BBC Newsが伝えています。
スコットランドのセントアンドリュース大学のプレイブ(Tony Prave)博士が、Geologyに報告したものらしく、スコットランドの北西部のトリドン(Torridon)地域の砂地で、当時のバクテリアの痕跡を発見したそうです。
盛岡市にある岩手県立博物館では、9月18日(水)から11月10日(日)まで、特別展「化石芸術」を開催します。
第1部は、「化石芸術〜ドイツ・チュービンゲン大学・生痕化石コレクション〜」で、エディアカラ動物群や奇妙な生痕化石など、自然が創り出した芸術的な化石(レプリカ)が展示されます。第2部は、「花巻の足跡化石」で、花巻で発見された約140万年前のゾウの足跡化石が紹介されます。
11月3日には、科博の加瀬友喜さんの記念講演会「アンモナイトの不思議」が予定されるなど、講演会や体験教室などの関連行事も企画されています。
龍骨 中国的恐竜・・・前にもお知らせしましたが、シドニーにあるオーストラリア博物館で2003年3月23日まで開催中の「中国の大恐竜展」の様子を日豪プレス(日本語)が伝えています。
「最大のみどころのひとつは、中国以外では初めて公開される、毛の付いた恐竜の化石」とあるのですが、同博物館のEnter the Dragonsをみてもどんな羽毛恐竜かは不明です。
8日(日)、世界最大の恐竜博の1日あたりの入場者が過去最高を記録し、総入場者も80万人に達したそうです。朝日新聞が伝えています。1日で35,636人・・・、一つの町の人口に相当する人数ですね(^^)。
Bigchalkは直訳すれば"大きなチョーク"、教育関係のネットーワークサイトで、一万ものテーマについて15万サイトが紹介され、今も増え続けているそうです。その名の通り、学生が宿題をまとめるのに役立ちそうなリンク集です。もちろん大人の参考にもなりそうです。
リンク集といっても、リンク先はトップページではなくて、テーマに最もふさわしい"ページ"に直接リンクが張られていることとが特徴でしょう。もちろん古生物関係も充実しています。その中の恐竜関係だけでも、以下の項目についてのリンク集があります。
恐竜関係の項目
Basics/基礎
Anatomy & Physiology/解剖学と生理学
Behavior & Ecology/行動と生態学
Dinosaur Species/恐竜の種
Fossils & Discoveries/化石と発見
Historical Periods/時代区分
Origins & Evolution/起源と進化
Extinction/絶滅
Learning Activities/学習活動
Taxonomy & Classification/分類学と分類
Reference/参照サイト
東京大学総合研究博物館では、7月28日から来年の8月28日まで、常設展「東京大学コレクションXV―クランツ標本」を開催しています。
クランツ標本とは、世界的に有名な鉱物・岩石・化石標本商であるドイツのクランツ商会から購入した、東京大学最古の標本群で、化石標本は約6000点あるそうです。
同博物館のサイトには、始祖鳥やクビナガリュウの画像があります。始祖鳥はベルリン標本のようですが、いずれにしてもレプリカでしょうね。
なお、その展示図録にあたる「クランツ鉱物・化石標本(東京大学総合研究博物館、右)」が7月に発売されています。
9月14日、臨海副都心有明にオープンするパナソニックセンターが関係者に公開されました。毎日新聞やMYCOM PC WEBが伝えています。
“パナソニックセンター”を見てきました(ZDNet/JAPAN)には、多くの写真があります。入場してすぐに登場する高さ12メートルのブラキオサウルスですが、狭いところに閉じ込められたという感じですね。3階が恐竜博物館、ダイノソアファクトリーです。
「日本には最新の科学研究はある。層の厚い読者もいる。しかし、それをつなぐ者がいない」・・・戦前、日本に科学ジャーナリストがいないことを嘆いていた人がいたそうです。
ベネッセコーポレーションのBOOKおすすめの本にある「最新恐竜学レポート(金子隆一著、洋泉社)」の書評の冒頭の言葉で、ベネッセ教育研究所発刊の月刊進研ニュース[中学版]、第276号(9月1日)で紹介された内容です。
最近、恐竜についてやたら詳しい子供がいるらしく、そんな時の教師の必読書とあります。
しかし、戦前だけでなく現在でも、科学ジャーナリストと言われて思い浮かぶ人は少ないですね(^^;;。
明日7日、NHK教育で午後10時から放送される「美と出会う」は、「アーティスト・村上隆〜中国・革命のフィギュア」です。
海洋堂のフィギュアなどを見て衝撃を受けたという村上隆さんの新作の製作過程を追うという番組です。今、海洋堂と一緒に作品を作る準備を進めているそうです。
なお、村上隆さんの紹介はここだと思うのですが、違っているかもしれません(^^;;。
本日午後10時から、NHK教育で放送されるドキュメント地球時間は、「再現・恐竜たちの世界」の「後編・白亜紀」です。ズニケラトプスなどが登場します。
6500万年前地球に衝突した隕石は、地球規模の大火災を引き起こしたとする論文が発表されました。Space.comが伝えています。
アリゾナ大のクリング(David Kring)がコンピューター解析し、Journal of Geophysical Research - Planets に報告したもので、アリゾナ大のサイトで詳しく紹介されています。中央にある地図は火災の拡大を示すアニメーションです。大気中を駆け巡った隕石衝突の破片は、隕石衝突地点のメキシコ半島とちょうどその反対の位置にあるインド亜大陸に集まり、その2箇所が発生地点となり西へと広がり、およそ16時間で地球全体に広がっているのがわかります。
隕石衝突の衝撃は、広島や長崎に落とされた原爆よりも100億倍強力で、衝撃の破片の12%は地球圏外に飛びでたとか。当時地球上にいた75%以上の動植物が絶滅したとしています。
9月15日(日)幕張メッセ 国際会議場で、「世界最大の恐竜博2002を最大に楽しむための恐竜セミナー2」が開催されます。セイスモサウルスの復元模型制作された松村しのぶさんの講演です。先着200名で、電話またはFAXで申しこんでください。
NHK千葉放送局の主催ですが、7月20に行われた「サンド・デ・ザウルス〜砂浜で恐竜を作ろう」の作品も発表しています。
The digging season 2002は、世界最大の恐竜博の展示標本でもおなじみ、スイス・アータル博物館のワイオミングのモリソン累層で今年の発掘の様子です。
ステゴサウルス(愛称はMoritz)やアパトサウルス(愛称はMax)などが発見されたMクオーリーで、新たなアパトサウルスを発掘したそうです。
ネッシーからツチノコまで、驚異の未知動物コレクション(グラフィック社)は、話題になった多くの未知動物をイラストともに紹介したもの。 空想博物誌シリーズの一つで、A4サイズの大型本です。復元イラストは、証言を元に新博物学研究所が独自に構成したものだそうで、イラストは澤 明 さん。
たとえば、ネッシーについては、プレシオサウルス説、首長アザラシ説、チョウザメ説、大型両生類説、クーリーモンスター説がイラストともに紹介されています。1934年に撮影されたクビナガリュウのような写真は模型による捏造だったと1994年に明らかにされましたが、ネス湖には、大型動物がいるのは確実だとか。
また、最も実在性が高いのがコンゴのテレ湖に棲むというモケレ・ムベンベ(Mokele-Mbembe)。アパトサウルスの小型種という説もあるそうですが、コンゴ周辺国の政情不安もあり、調査が進んでいないのだとか。
その存在の有無は別にして、地球上には、まだまだいろんな未知の生物がいると考えたるだけでも、楽しいですね。もちろん未知生物は、怪獣のような動物のことだけではありません。
トリアシック・パーク("Triassic Park")とでも呼ぶのでしょうか。ロックフェラー大学などの研究者らが、2億4000万年前の蛋白質を復元したそうです。Eurekalertが伝えています。
その結果は、Molecular Biology and Evolution(9月号)に報告されています。初期の主竜類のアルコサウルスのロドプシン(rhodopsin)という色素で、恐竜が夜間や薄明かりの元でどのように見えたかわかるとしています。
ロドプシンは、目の網膜にある蛋白質で、光があたるとレチナールという物質を遊離し、視神経を通して脳に光情報を伝えます。
Browse the Bibliography Databaseは、恐竜や爬虫類、地質など古生物の文献を集めたサイト。特に中国語やロシア語などの文献が英訳されているのはありがたいですね。
Keywordを選んで、GO を押してください。例えば Dinosaurs では、古いものでは、ストローマーが1915年のエジプトで見つけたスピノサウルス Spinosaurus aegyptiacus に関する論文もあります。
来る9月14日11時、臨海副都心有明に、松下グループの総合情報センター・パナソニックセンターがオープンします。史上最大のオークションショーなど、いろいろとオープニングイベントが準備されていますが、恐竜ファンの楽しみは、ダイノソアファクトリーでしょう。
林原がモンゴルで発掘した初公開の恐竜化石の常設展示だけでなく、最先端の携帯情報端末とブルートゥースによる無線通信で、シーンに応じた最新情報やメッセージが楽しめるデジタルミュージアムです。
明日3日、 NHK教育で夜10時から放送されるETV2002は、私のB面 骨から広がる恐竜ロマン・漫画家・ヒサクニヒコです。
私的な研究について語る著名人の姿から、人生を豊かにする生き方の極意を学ぶシリーズ・・・とかで、恐竜マニアの漫画家、ヒサさんのおもしろい話が聞けそうです。
恐竜3D図鑑(雷鳥社、9/1発売、本体価格 2,000円)は、3DのCGによって恐竜をリアルに再現した恐竜図鑑です。
表紙の裏についているレンズで覗くと、ティラノサウルスなどの迫力ある3D映像が楽しめます。発売元の雷鳥社のサイトに写真がありますが、本をコの字型にしてのぞくようです。
立体視ができたというティラノサウルスを立体的に見るというのも面白いですね。 イラストは泊 明(とまり あきら)さんで、CG制作は、インフォマックスです。
白亜紀末に巨大隕石が衝突する前に、地球寒冷化により恐竜は衰退していたとする論文が、Chemistry & Industry誌の最新号に報告されました。BBCNewsやDiscoveryNewsが伝えています。
報告したのはカナダ・ロイヤルティレル博物館のブリンクマン(Don Brinkman)らで、彼らはドラムヘラーの地層に残る酸素同位体を調べ、白亜紀末の地球は15℃から25℃の低温だったとしています。今から思えば普通の気温ですが、当時の平均気温としては10℃以上もの大幅低下なのだそうです。
降雨も少なく植物も減少し、白亜紀末までに半分の恐竜は死滅していたと話しています。
一方、ノースカロライナ州立大のラッセル(Dale Russell)は、気温低下は認めていますが、恐竜衰退には異を唱えています。1億年前に、より大きな気温の変化があったが、恐竜は絶滅しておらず、隕石衝突による絶滅説を支持しています。
第7回の恐竜ランキング投票のテーマは、最も知りたい恐竜の謎ですが、8月31日の今夜が締切です。
今のところ「鳥類は小型獣脚類から進化したのか?」、「恐竜は今もどこかで生きているのでは?」と続くのですが、さてさて最終結果はどうなるでしょうか。
東京都荒川区のあるマンションには、体長10メートルのアロサウルスがいるそうです。とはいっても、金属造形作家が1年がかりで作ったという鉄製の全身骨格模型です。朝日新聞が伝えています。鉄でできているため、寿命は20年だとか。
名前も「サウルスマンション」というそのマンションには、その他、トリケラトプスやプテラノドンなどたくさんの恐竜がいるそうです。恐竜ファンにはたまらないマンションですね。
興奮でいっぱい・・・スーザン(Susan Henderson)が最初に Sue の化石を見つけたとき、ピーター・ローソンは興奮で沸き立っていたそうです。Review: Terrific tale of dino hunter は、8月に発売された「Rex Appeal(右)」のCNNの書評です。
ローソンのT. rex についての科学的な観察は長い間専門家の議論になるはずだし、化石を発見した時の喜びの記述は、新しい世代の化石ハンターたちの刺激になると結んでいます。
なお、共著者のドナン( Kristin Donnan)は、法廷闘争中にローソンと結婚し、出獄した後に別れたそうです。DinoLandにも書評があります。
これからの鳥類学(裳華房)は、日本鳥学会の創立90周年を記念し出版されたもの。
出版元である裳華房のサイトに目次一覧があります。鳥類の生態や行動などについて詳しく解説されていますが、恐竜関係で興味深いのは、第VI編の鳥類の系統と進化の13章、鳥類と系統学でしょう。スミソニアン分析生物研の由利たまきさんが、鳥類の起源や系統関係などについて解説されています。
それによると、鳥類の起源について、祖竜類以外の爬虫類を鳥類の近縁とする説については、わずかな類似性をよりどころとし、系統関係に基づくものではなく、鳥類の獣脚類起源説を覆すのは難しいとか。分子距離を用いた結果からも、現代の鳥類が白亜紀前期に系統分岐したことを示しているそうです。
また、現生の鳥類は、ダチョウなどの走鳥類からなる古口顎類(Paleognathae)と、その他の新口顎類(Neognathae)に分類されることなどはわかっているが、20から30あるとされる鳥類の目(Oreder)レベルの系統関係は解明されていない部分が多いそうです。
明日30日、NHK教育で午後10時から放送されるドキュメント地球時間は、再現・恐竜たちの世界の前編、ジュラ紀です。三畳紀からジュラ紀のペンシルベニア州やユタ州などの様子をCGで再現した内容です。
なお、後編・白亜紀は、一週間後の9月6日放送で、ズニケラトプスなどが登場します。
米国ディスカバリーチャンネルで2001年に放送されたものとあります。たぶん、2001年7月15日に放送された「When Dinosaurs Roamed America」でしょう。Video Galleryで、いくつかのシーンのビデオが見られます。Bird-Like Beastに登場するのは、毛の生えたテリジノサウルス類のようです。
また、The DINSAUR Interplanetary Gazetteに登場する恐竜などの紹介があります。
グレゴリーポールによる恐竜骨格図のサイトが復活しています。Skeletal Drawings of Dinosaurs by Gregory S Paulをどうぞ。
アルファベット順に、アロサウルスからティラノサウルスまで、30の恐竜骨格図があり、イラストを描くときなどに参考になります。PDFバージョンもあります。
千葉県立中央博物館では10月6日まで、特別展「恐竜時代の生き物たち」を開催していますが、9月1日まで「化石発掘体験」も実施しています。その発掘体験に参加した中学1年生が、なんとトリティロドン類の歯の化石を発見したそうです。河北新報が伝えています。トリティロドンは、鋭い切歯と特徴的な頬歯を持っていますが、共同通信の映像をみると、発見されたのは切歯のようですね。
ニュースのタイトルを見たときは驚きましたが、この発掘体験で使われている岩は、前にトリティロドンの歯の化石が見つかっている石川県白峰村から持ちこんだものだそうです。
なお、トリティロドンは単弓類のより進化したグループの獣弓類に属し、哺乳類に近いグループです。
これら初期の単弓類は、以前は"哺乳類型爬虫類"と呼ばれていました。羊膜類のうち、単弓類は爬虫類とは別系統で進化したとされ、"爬虫類"ではありません。
スコットランドのスカイ島の海岸で、恐竜の足跡化石が発見されたそうです。BBC Newsが伝えています。 Yahoo! Newsに映像があります。
およそ1億6500万年前の足跡化石で、スコットランドで最大の足跡だとか。10メートルほどのメガロサウルスのものとされていますが、肉食恐竜としかわかっていないということでしょう。
ハンテリアン博物館(Hunterian Museum)が化石の保護をするそうです。ところで、7月にニュースになりましたが、この博物館で保管されていた魚と思われていた化石が、初期の四肢動物とわかり、ペデルペス・フィンネヤエ(Pederpes finneyae)と命名されました。同博物館のGetting a foot-hold on dry landで紹介されています。
ディスカバリーチャンネルでは、9月22日(日)の20時から、ディスカバリー・サンデーシリーズ 「巨獣はなぜ死に絶えたのか?」 を放送します。
恐竜が絶滅した後、地球上に君臨した巨大哺乳類がCGで再現され、その絶滅の謎に迫る2時間番組です。ケナガマンモスやフクロライオンなどが絶滅した理由について、人間の影響などがあげられていますが、この番組では、アメリカ自然史博物館のロス・マクフィー(ROSS MACPHEE)教授が、伝染病による病死説を展開するそうです。
福島県鹿島町に「相馬中村層群研究会」という化石研究グループが発足したそうです。河北新報が伝えています。月1回のペースで活動しているそうで、大人も子どもも楽しめるので、気軽に参加してほしいとか。
GEOL 104 Dinosaurs: A Natural Historyは、メリーランド大地質学部門のトーマス・ホルツ氏による、2002年秋の「恐竜学講座」。Syllabus & Lecture Notesに内容があります。特に分岐論に詳しいホルツ氏だけに勉強になります。こういう講義を受けられる学生がうらやましいですね。もちろん試験もありますが(^^;;。
講座の参考書も示されています。Dinosaurs: The Textbook(スペンサー・ルーカス著、McGraw Hill Press、右)は1999年7月に出版された第3版が最新版で、最も新しい大学生向け恐竜教科書とあります。
なお、メインの教科書は、「恐竜の進化と絶滅(原著は、The Evolution and Extinction of the Dinosaurs、1996)」です。より進んだ内容ですが、ちょっと古い部分もあるとか。また、「恐竜大百科事典(原著は The Complete Dinosaur、Indiana Univ. Press、1997)」は新版が執筆中だそうです。
講義は、サイエンスとは? 恐竜とは? から始まります。恐竜(Dinosauria)の定義は、"メガロサウルスとイグアノドンの最も新しい共通の祖先から派生する全ての子孫"とメガロサウルスとイグアノドンを使っています。私は、現生鳥類とトリケラトプスの方が好みですが(^^;;。
自分の名前を変え1年間別人として生活する・・・・恐竜ハンティングゲーム「チュロック(TUROK DINOSAUR HUNTER)」の最新作の宣伝のため、ロンドンでこんな求人が出ているそうです。CNNニュース(日本語)です。
「アイデンティティ・マーケティング」というPR戦略で、採用されると実際に法的手続きにより主人公と同じ「チュロック」に改名し、1年間チュロックとして生活するのだとか。生きた「広告塔」の報酬は500ポンド(約9万円)とゲーム機1台、ビデオゲーム遊び放題・・と意外に少ない金額です。こういう風にニュースに取り上げられただけで結構PRになっているようですが・・・。
日本でも流行しそうですが、改名理由を役所が認めてくれるかどうかが問題ですね。
Animations of Feather Morphogenesisで、羽毛への進化がQuicktimeムービーで見ることが出来ます。元は、以下の論文です。DINOSAUR Mailing Listで要約が紹介されています。
Shh-Bmp2 Signaling Module and the Evolutionary Origin and Diversification of Feathers
MATTHEW P. HARRIS, JOHN F. FALLON & RICHARD O. PRUM
JOURNAL OF EXPERIMENTAL ZOOLOGY, 294 (2) :160-176 (15-08-2002)
夏休みに恐竜化石発見・・はまれにある話ですが、小中学生の兄弟の鉱物発見がきっかけで高品位の金鉱脈が確認されたそうです。毎日新聞ニュースです。
見つかったのは和歌山県紀の川沿いの山中で、変成岩が広がる「三波川変成帯」にあるそうですが詳しい場所は公表されていません。金を含む割合は高いが、埋蔵量は少なく事業化は難しいとか。
「手稲石」と呼ばれる珍しい鉱石も見つかっており、詳しくは調査した科博などのグループが、日本鉱物学会50周年記念年会(阪大)で10月2日に発表するそうです。
和歌山県、三波川変成岩中の手稲石ほかテルル鉱物
松原 聰(国立科博)他
以前もお知らせしましたが、Mesozoic Birds:Above the Heads of Dinosaurs(カリフォルニア大出版局)は、Luis M. Chiappeと Lawrence M. Witmer の編集による中生代の鳥類に関する著書。9月2日発売予定です。
ところで、副題の"Above the Heads of Dinosaurs"ですが、この場合の"Heads"は理解とか知力の意味でしょう。"恐竜の知力を超えて"とでも訳すのでしょうか。
カリフォルニア大出版局のサイトで、目次や内容が紹介されています。以下の4章にわたり、鳥類の起源、その分類体系、解剖学、羽毛や足跡化石、進化などについて、110枚の写真と120のイラストとともに解説されています。
Part I :The Archosaurian Heritage of Birds/鳥類の主竜類的遺物
Part II :Taxa of Controversial Status/議論のある分類群
Part III:The Mesozoic Aviary: Anatomy and Systematics/中生代の鳥類:解剖学と体系学
Part IV :Functional Morphology and Evolution/機能形態学と進化
Digging Elliot (Part 1)は、先日オーストラリアのABC放送で放送されたエリオット(Elliot)のテレビ番組を紹介するサイト。来週はpart 2が放送されます。
エリオットはオーストラリア最大の恐竜で、オーストロサウルス(Austrosaurus)類の新種で、オーストラリア独特の白亜紀の竜脚類とされています。詳しくは、クイーンズランド博物館のElliotをどうぞ。
つくば市を流れる花室川で、国内最大級のナウマンゾウの臼歯の化石が発見されました。毎日新聞が伝えています。産業技術総合研究所(つくば市)が発表したもので、日本最大級 ナウマンゾウの臼歯化石に写真があります。24日と25日、同研究所の地質標本館で産出したままの状態で展示されます。
発見したのは筑波大の伊藤教授で、水ぎわに長靴のようなものがあるのが見えたとか。化石は約3万年前のもので、左上あごの第3大臼歯で、長さ34センチ、高さ26センチで、30センチを超える大きさは国内最大級という。
ナウマンゾウは、2本の牙(切歯)と4本の奥歯(臼歯)の2種類の歯を持っていますが、臼歯は5回生え変わるそうです。今回の臼歯は最後の5回目のもので、磨耗が少ないことから、生え変わって間もない壮年期のものとされています。
直径20km・・・かつて巨大な隕石が地球に衝突したとする論文が Science の今週号(8月23日号)に報告されています。
直径20kmは、白亜紀末に地球に衝突したとされる隕石の2倍もあります。もっとも、およそ35億年前の話で、海の中に核のない原核生物がいただけで、陸上には生物のいなかった時代の話です。
An Archean Impact Layer from the Pilbara and Kaapvaal Cratons
PilbaraとKaapvaalにある大陸地殻からの始生代の流星インパクト層
Gary R. Byerly, Donald R. Lowe, Joseph L. Wooden, and Xiaogang Xie
Science Aug 23 2002: 1325-1327
ルイジアナ州立大学などの研究者は、Pilbara緑岩帯(オーストラリア西部)とKaapvaalブロック(南アフリカ)にある34.7億年前岩石から、隕石の痕跡を認めたそうです。火星と木星の間にある小惑星帯から飛んできたとされ、50kmもの幅で隕石シャワーが降り注いだとされています。
8月10日(土)11日(日)に放送されたハイビジョンスペシャル「恐竜の謎を解く 〜ここまでわかったその脅威の生活〜」ですが、次の予定で2回再放送されます。
残念ながら地上波での再放送は現在のところ未定だそうです。
前編 9月3日(火) 19:30〜21:30分
9月5日(木) 16:00〜18:00分
後編 9月4日(水) 19:30〜21:30分
9月6日(金) 16:00〜18:00分
クローン技術によるマンモス復元の研究を進めている岐阜県科学技術振興センターが、シベリアでマンモスの成獣とみられる体の一部や骨を発見したそうです。産経新聞などが伝えています。
これらは、8月初旬、永久凍土の地下約2メートルから見つかったもので、長さ約80センチの凍結した前脚と長さ約60センチの後脚の他、上腕骨や骨盤など約20種類の骨も発掘されているそうです。
マンモスかどうかなど詳しくは、近畿大生物理工学部でのDNA鑑定などで調べるそうです。遺伝子の保存状態がよければ、マンモス復元も期待されています。
南オーストラリア博物館の発掘チームが、アデレードの北西900Kmにあるウードナダッタ(Oodnadatta)の近くで、プレシオサウルス(クビナガリュウ)の繁殖地(breeding ground )を見つけたそうです。News.com が伝えています。
なお、同博物館のFishing For Plesiosaurに、首の短いクビナガリュウ、プリオサウルス(Leptocleidus sp.)の幼体化石発掘プロジェクトがあります。
そこは新しい化石産地で、1メートルほどのプレシオサウルスの幼体化石が発見されているそうですが、完全な発掘にはまだ6ケ月はかかるそうです。1億2000万年前の石灰岩にはまだ多くの化石が埋まっているようです。
幼体化石が発見されたことで、かつて孵化さ30メートルほどの広い内海が広がっていた発掘地付近は、プレシオサウルスの繁殖地だったのではないかとされています。プレシオサウルスは海洋を移動し、毎年出産のため戻ってくる季節的な繁殖地をもっていたのだとしています。
以前にもお知らせしたJAMシステムの恐竜カードを送ってもらいました(^^)。右はスピノサウルスの組みカード(4枚)のうちの一枚です。裏面の解説も詳しく、恐竜図鑑としても楽しめます。なお、映像の使用はJAMシステムの承認を得ています。
カードは全部で75種あり、そのうち8枚1セットが紙ケース入りで300円。CARD-O-SAURUS恐竜カードで購入できます。書店では5枚入り200円で販売されています。
アマゾンで販売しているJAM恐竜カードコレクションは、200円のセットが40セット入ったもののようです。
モンタナのヘルクリークでは、今年もジャック・ホーナーらにより恐竜化石発掘が行われました。今年は、2頭のT.rex とトリケラトプスの化石を発掘したそうです。Yahoo! Newsが伝えています。T.rexのうち1頭はN-rexと呼ばれ、共同で発掘したスミソニアン研究所に運ばれます。
ヘルクリークでの今年の発掘の様子は、Hell Creek Project 2002(モンタナ博物館)又はPaleobiology's Summer Field Expedition 2002(スミソニアン研究所)で写真付きで紹介されています。4年間に8頭のT.rexの化石が見つかっているそうです。恐竜化石だけではなく、ロブスターの化石なども発見されています。
恐竜は巨大になりすぎて交尾が出来なくなり絶滅した・・・毎日DairyNews(英文)が"恐竜セックスレス絶滅説"を伝えています。ネタ元は週刊宝石(1999/11/4)の記事のようです。
シンクタンクのヘッドと言う Rikao Yanagida さん(空想科学研究所の柳田 理科雄さんのことでしょう)は、セイスモサウルスは長さ2メートル、厚さ30センチのペニスを持っており、800トンのオスが100トンのメスと交尾すると、4800トンの衝撃だとしています。その消費エネルギーも大きく、発生する雑音は130メートルいないの人も殺すほどだとか。
「セイスモサウルスは体長52メートル、尾もさ100トンもあったが、交尾できないとすればサイズよりも200年まで生きた年齢かもしれない」と、Takakazu Kanekoさんは述べているとありますが、これは金子隆一さんのことでしょう。
なんとなくサイエンスっぽい記事になっているのですが、今更こういうネタをわざわざ英文にして世界に発信するとは(^^;;。
検索サイト、gooの今週のおすすめリンク・恐竜で、15の恐竜サイトが紹介されています。恐竜の楽園もあります。なじみのサイトが多いかもしれませんが、のぞいてみましょう(^^)。
中国江西(Jiangxi)省で、8個の恐竜の卵化石が発見されたそうです。およそ6500万年前の化石で、直径は18〜20センチとNews.comや人民日報が伝えています。例によって、表面的な事実を伝える簡単なニュースです。
江西省ではよく卵化石が出るそうですが、博物館や化石ショップでよく見かける赤茶色の岩に卵がついています。人民日報の写真では、細長いものと丸いものの2種類あるように見えますね。
朝日新聞で、セイモ君の恐竜図鑑が始まっています。第1回目は日本初公開、全長12.5メートルと最大級の肉食恐竜、アクロカントサウルスです。次回はカマラサウルスの予定とか。
アクロカントサウルスは、スピノサウルスに似た背中の長い棘突起が特徴ですが、その他の部分はスピノサウルス類には似ておらず、カルカロドントサウルス科とされています。しかし、図録によると、最近の論文からアロサウルス類の仲間の可能性が高いようです。
エジプトにあるのはピラミッドなどの遺跡だけかと思っていたら恐竜化石も眠っていた…。Random Houseから9月24日に発売される「The Lost Dinosaurs of Egypt」では、エジプトで、「波打ち際の巨人」と呼ばれる大型竜脚類・パラリティタンの発掘に携わったスミス(Josh Smith)が、恐竜化石の「2度の発見」を詳しく伝えています。ちなみに表紙は、ストローマーが最初に記載したスピノサウルス・エジプティアクス(Spinosaurus aegyptiacus)でしょう。
今はワシントン大の助教授を努めるスミスですが、今までほとんど知られていなかったエジプトでの恐竜化石発掘の様子がわかる本です。さて、その「2度の発見」とは・・・。
・・・1911年、ドイツの若い古生物学者ストローマー(Stromer)は、初期の哺乳類化石を求めてエジプト西部の砂漠に入る。しかし、やがて、彼は失望する。見つかったのは1億年前、恐竜の時代の岩だった。
やがて、彼は4体の大きな新種の恐竜化石を掘り出すが、第二次大戦中の1944年、英国のミュンヘン空爆により破壊されてしまう。まさに"Lost Dinosaurs(失われた恐竜)"になったのだ・・・。
そして、2000年1月、米国の院生、スミスのチームが、再びストローマーの見い出した化石産地へ入る。
劣悪な場所での何週間もの発掘でも化石が見つからず敗北宣言をしようとしたまさにその時、若い古生物学者らは、ストローマーが見つけた恐竜化石を再び発見する。それは、世界を驚かせる発見、史上2番目に重いとされる大型竜脚類の新種だったのだ。
それは、パラリティタン(Paralititan stromeri )と命名された。種小名は、ストローマーに敬意を表したものだった・・・。
なお、この「The Lost Dinosaurs of Egypt」のビデオは既に2月に発売されています。DVDもありますが、国内のDVDプレーヤーでは再生できません。また、パラリティタンについては、Paralititan stromeriに、化石データや写真などがあります。
恐竜の謎(図解雑学-絵と文章でわかりやすい!)は、図解雑学シリーズでおなじみのナツメ社からの出版です。著者は平山 廉さんで、イラストは小田 隆さん。
産地別の恐竜や系統関係、生態から絶滅まで、見開き2ページで1つのテーマについてイラストともにわかりやすく解説されています。表などを使って、具体的なデータも示してあります。
なお、平山さんは、フェバリットコレクションのザ・インタビューに登場されています。最も大切なことは先入観を持たず、目の前にあるリアルなモノをちゃんと観ることだとか。
オーストラリア中部、アリススプリングス(Alice Springs)の北東にあるアルクータ(Alcoota.)で、キリンほどもある巨大な鳥類化石が発見されたそうです。MSNBCやNews.com、CNNニュース(日本語)が伝えています。オーストラリア博物館内のサイト、MEGADIGには復元骨格があります。Megadigとは、かつてオーストラリアにいたMegafauna(巨大生物群)という巨大な生物化石発掘プロジェクトです。
およそ800万年前の化石で、ドロモルニス・スティルトニ(Dromornis stirtoni )と命名された化石は、体高は約3メートル、体重がおよそ500kgで史上最大の鳥類です。ダチョウやエミューの仲間と思われていたそうですが、ガチョウの仲間とされています。他にも diprotodontoidsの仲間の鳥類化石が発見されています。
フェバリットコレクションで、古生物アーティスト、マイケル・ターシック(Michael Trcic)氏のモデルの発売が予定されています。 T-rex 発見100年記念モデルの第2弾で、左足を上げ獲物を踏み潰すような力強いポーズです。1/24モデルで、13,000円、8月20日発売予定です。
なお、マイケル・ターシック氏のサイトは、The Michael Trcic Studioです。ジュラシックパークに登場し世界中を震えあげさせたT-rexや、ディズニーワールドのDinoland Parkにある実物大のT-rexなどを製作した彼のサイトには、躍動感あふれるポーズの恐竜たちの復元モデルがいくつか紹介されています。値段はちょっと高めですね。
Sueの全身骨格が、10月5日から2003年1月12日まで、シアトルにあるPacific Science Centerで展示されるそうです。ENTERTAINMENT NEWSが伝えています。
最も完全な骨格が発見されているT. rex で、体長42フィート(約12.8メートル)、体高さ13フィート(約6メートル)です。日本にやってくれば、それなりに人気が出そうですね。
鳥類の手の指(digit)に関しては、1821年にドイツの医師が疑問を出してから議論になっているそうです。以前から、古生物学と胚発生の研究では説が異なり、古生物学的には、鳥類の手の指は恐竜と同じく第1、第2、第3指よりなり、一方、胚発生の点からは、第2、第3、第4指を発達させたとされています。
恐竜と鳥の指の問題については、Comparative AnatomyのLecture 13: Development and Flight Evolution (Bird Hand)に詳しい解説や図があります。
Burke and Feduccia の論文(Science, 1997)及びそれに対するGauthier and Wagner のFrameshift 仮説についての論文(PNAS, 1999年)もあります。
最近、ダチョウの卵の胚の研究から、鳥類の手の指は恐竜と異なるとする論文(短報)が、ドイツの生物学誌、Naturwissenschaften のオンライン版に報告されています。
報告しているのは、ノースカロライナ大のフェデューシャ(Alan Feduccia)と、昨年生物学の博士号を取得した ノウィッキー(julie Nowicki )。フェデューシャは、鳥類が恐竜から進化したとする説に異論を唱えている一人です。ノースカロライナ大ニュースが伝えています。
The hand of birds revealed by early ostrich embryos
Alan Feduccia1, and Julie Nowicki1, August 14, 2002 ,No. 425
今回の報告でフェデューシャらは、原始的な鳥類であるダチョウの骨格発生時期の胚を調べ、従来の胚発生の第2、第3、第4指説を支持し、鳥類は最初は5本指だったと述べています。
42日間にわたるダチョウの卵の孵化期間のうち、骨格の形成は8日から17日目だとわかったそうです。指の骨の形成は、8日目から開始され、第1指は14日目頃に出現し、17目頃までに消滅するそうです。従来の胚の研究は、発生の後半段階や孵化直前の胚を使用しており、間違った結果を生み出したとしています。
フェデューシャは、鳥類と恐竜はより古い共通の祖先を持ち、体のデザインが表面的に似ているのは、2足で直立歩行をするために進化したためと述べています。
Eggsucker Ver.2.0は、パチンコ(弓)で恐竜のタマゴを発射し、同じ色のタマゴを3つ以上そろえてタマゴ落として得点をかせぐゲーム。ゲームには4つのパターンがあり、難易度も3段階です。
シェアウェア(5.49ドル)ですが、無料で楽しめます。FTPダウンロードからプログラムをダウンロードし、クリックするとDynomiteというゲームのインストールが開始されます。単純ですが、けっこうはまりますよ(^^)。
17日(土)と18日(日)に、世界最大の恐竜博の会場入り口前で、恐竜展のポスターイラストを描かれた米国在住のサノ・カズヒコさんのサイン会が開催されます。先着順に整理券が発行されます。詳しくは、サノ・カズヒコさんサイン会のお知らせをどうぞ。
サノさんはディノブレスのデザインでもおなじみです。その恐竜イラストは、サウルス・デザインのサイトで見ることができます。
CARD-O-SAURUS恐竜カードは、JAMシステムの恐竜カードのサイト。恐竜カードの紹介だけでなく、掲示板などもあります。イラストをデザインされた白石峰雄さんのサイトは、Mineo&Mikasaurusで、Jurassic Gallery に恐竜イラストがあります。
カードの種類は全部で75種、そのうち8枚入ったものが1セットで300円。アマゾンではJAM恐竜カードコレクションとして8月発売、価格8000円とありますが、詳しい内容は不明です。
科博のサイトに、 7月26日に鹿児島県川内市に漂着した種不明クジラについてのお知らせがあります。体長6.5メートルで、写真では大きめのイルカのようです。
現在のところ、体形からアカボウクジラ科であることは確実だそうですが、どの種であるかは、新種の可能性も含めて検討中だそうです。
ワニは、鳥類を除けば、主竜類の唯一の生き残り。鳥類以外の恐竜や翼竜などが絶滅して、なぜワニ類が生き残ったのか・・・興味深い謎ですね。
さて、そのワニの中でも、白亜紀後期の北米には、デイノスクス(Deinosuchus)という巨大ワニ(crocodylian)がいました。現生のワニ(crocodile や alligator)の祖先で、"terrible crocodile(恐ろしいワニ)"という名のとおり、その大きさは10〜15メートルにも達し、水を飲みにくる恐竜を餌食にしたそうです。
King of the Crocodylians : The Paleobiology of Deinosuchus (Life of the Past) は、そのデイノスクスに関する本で、今年の5月に発売されています。デイノニクスの発見や研究、恐竜を餌食にした証拠についてレビューしています。もっとも、好んで食べたのはカメのほうで、鋭い歯はカメの甲羅を砕くことが出来たそうです。
また、この本の中では、アラバマで発見されたティラノサウルス類についても書かれています。西部で発見されたアルバートサウルスやダスプレトサウルスに比較して原始的だとか。足の骨の写真もあります。
Nationalgeographic News にナノティラヌスの続報があります。
新しい化石は、2001年の6月、6500から6800万年前の白亜紀末の地層が残るモンタナの荒野で、ボランティアのアマチュア恐竜ハンター、ハリソン(Bill Harrison)とタック(Carol Tuck)により発見されました。
この恐竜は、全長22フィート(約7メートル)で、長くて狭い脛とくるぶしから、バッカーは"白亜紀のチーター"と呼んでいます。
今までこの恐竜の唯一の化石は、クリーブランド自然史博物館に保存されている頭蓋骨の化石のみ。それゆえ、ティラノサウルス科の新属とする意見と、T.rex の幼体とする意見があり、議論になっていました。
1999年9月、トロント大の院生カー(Thomas Carr)は、狭い鼻、幅の広い脳函、頭蓋骨の成長様式から、クリーブランドの図解骨はT.rex 幼体のものとする修士論文をJVP誌に報告しました。
Burpee自然史博物館のマイケル・ヘンダーソンは、ナノティラヌスの歯が肉を切るために細くカミソリのようで、骨を噛み砕くT.rex の歯とは異なるとしています。また、いくつかの脊椎の骨が融合し、3つの骨盤の骨が1つに融合しており、これは成体にしか見られない特徴だとしています。
今のところ、幼体とする意見は少ないようですが、ヘンダーソンは、もしこれが幼体ならば、T.rex は大人と子供で全く異なっていたということになると述べています。
以前もお知らせしましたが、大阪市自然史博物館では、9月1日まで、特別展「化石からたどる植物の進化」を開催しています。日本各地の中生代の植物化石など、約500点の標本をもとに陸上植物の進化をたどったもので、「日本最大の植物化石展」です。また、特別展解説書は1冊700円で販売されています。
右の映像は、展示されているナンヨウスギの化石。今では南米やソロモン諸島にしか見られないそうです。なお、学芸員の方から画像使用の許可をいただいています。
昨日、NHKハイビジョンで放送された「恐竜の謎を解く」で、竜脚類が巨大化した原因の1つに、植物を消化するため腸が長くなったことがあげられると紹介していました。竜脚類はジュラ紀の終わり頃までには一旦種類が減るのですが、白亜紀末にかけて再び多様性が増してきたのだそうです。植物をすりつぶすことができる新タイプの歯を持った竜脚類が現れたことにも一因がありそうです。
この特別展では、草食恐竜の頭骨も植物食と歯の形態の観点で展示しているそうです。恐竜たちの栄枯盛衰に大きな影響を及ぼした植物をじっくり観察するにはいい機会ですね。
国内で化石が発掘できるツアーは少ないのですが、「九州・天草 イルカ・恐竜発掘・星空観察・自然体験ツアー3日間は、熊本の御所浦での化石発掘ツアーです。詳しくは、アクシオンリゾートのサイトをどうぞ。出発日は、8月20日から28日まで。
白亜紀資料館付近で貝化石の発掘体験ができます。かつて恐竜の化石が出たこともある場所です。なお、発掘した化石は持って帰れる・・とありますが、難しいそうです。
首相は22日まで夏休み。なぜこれが恐竜に関係あるのかというと、その初日の本日、恐竜展を見学されています。25万人目の入場者に記念品を授与したり、クリーニングに挑戦・・と、朝日新聞が伝えています。
またまた、NHKの恐竜番組です。明日10日、NHK衛星第2で午後1時30分から3時まで、テントで恐竜!生クイズが放送されます。
世界最大の恐竜博会場とNHKのテントを結び、楽しみながら恐竜学の最先端に触れる生放送のクイズ番組、といった内容です。出演者は、富田幸光さん、やくみつるさんら。
10日(土)と11日(日)の2日間にわたり、午後4時から6時まで、NHKBSハイビジョンで、ハイビジョンスペシャル「恐竜の謎を解く〜ここまでわかったその驚異の生活」が放送されます。
2年間におよぶ発掘現場などでの取材をまじえ、ポール・セレノらが、ジュラ紀の巨大恐竜の謎に迫っていく内容です。
このあいだの総合テレビの恐竜番組はちょっと・・・でしたが、今回の連続して4時間のデジタルハイビジョンでのCGは見ごたえがありそうです。そのうち地上波でも放送されるかもしれません。
The Annual Symposium of Vertebrate Palaeontology and Comparative Anatomy(SVPCA、古脊椎動物・比較形態学シンポジウム)は、1953年以来、毎年イギリス又はフランスで開かれているシンポのサイト。
2000年の巡見先であるワイト島の恐竜時代の地層など、過去のシンポの様子や巡見の様子が紹介されています。なおこの年のシンポの様子は、日本古生物学会の邦文誌「化石」、70号で群馬県博の高桑さんがレポートされています。ワイト島の海岸に転がっている鳥脚類らしき足跡化石の写真が紹介されています。
なお、今年のシンポは、50回の記念大会で、9月9日から14日までケンブリッジ大で開催されます。
Burpee 自然史博物館 のチームが、モンタナの白亜紀末の地層でナノティラヌス(Nanotyrannus)の新しい標本を発見したそうです。週末に博物館に運ばれ、クリーニングと研究が進められます。
同博物館のヘンダーソン(Mike Henderson)らのチームがモンタナの南東部で発見したもので、保存状態がよく、頭蓋骨を含むほとんどの部分が発見されています。この化石は、同博物館に貢献した Jane Solem にちなみ、"Jane"と呼ばれています。
ナノティラヌス(Nanotyrannus)は、初めゴルゴサウルスとされていましたが、1988年にバッカーらがナノティラヌス(Nanotyrannus lancensis)として命名しました。体長5メートルほどで、T.rexの幼体とする意見もあります。しかし、ピーター・ローソンは、今回の化石はT.rex の幼体ではなくて、ティラノサウルス類(tyrannosaurid、ティラノサウルス科)の成体だとしています。
ナノティラヌスは謎が多く、バッカーもローソンも、今世紀における最も貴重な発見の一つだと述べています。しかし、部分的な骨格しか見つかっていなかったため謎だったわけで、そんなに貴重な発見には思えないのですが・・。
以前も紹介しましたが、「Rex Appeal」が発売されました。あのT.rex 、スー(Sue)を発掘したブラックヒルズ地質学研究所の創業者で社長であるピーター・ローソンの著書で、副題は、The Amazing Story of Sue, the Dinosaur That Changed Science, the Law, and My Life(サイエンスと法律、そして私の人生を変えた恐竜、スーの驚くべき物語)です。
DINOSAUR Mailing Listでも、細かい部分までよく書かれているとか、多くのカラー写真がすばらしいという話が出ています。スーを発掘しながら、FBI に押収され、自分も逮捕されたピーター・ローソンだけに、内側からみたストーリーがおもしろいのでしょう。訳本が発売されるといいのですが…。
なお、著者として女性ライターのドナン(Kristin Donnan)やバッカー(Robert Bakker)の名もあります。
恐竜博関連でこのあいだ実施された「中学生のためのスタディツアー」の様子が朝日新聞に連載されています。1回目が、化石求めてアフリカへ(ポール・セレノ)で、2回目が恐竜は絶滅していない(徐星さん)。鳥と恐竜についての質疑応答など、なかなかつっこんだ内容です。大人顔負け・・・というよりは、このあいだのNHKの番組を見ていると、大人のほうが勉強する必要があると感じますね(^^;;。
なお、とりこさんのサイト、とりイカの「世界最大の恐竜博2002」見学レポート」にある「中学生のためのスタディツアー」でも紹介されています。鳥と恐竜の違いに対する徐星さんの答えなど、朝日で紹介されていない話もあります。
Yahoo!きっずは、国立科学博物館で開催中の「2002夏休みサイエンススクエア」に協力し、インターネット体験コーナーを設けています。18日までの期間限定で、会場で展示されている恐竜の化石などに対して関連するリンクを提供しています。トリケラトプスやヴェロキラプトル類など、一部は、インターネット探検隊 Yahoo!きっずで見ることが出来ます。
科学読物研究会のおすすめ恐竜本(朝日新聞)で、3冊の恐竜児童書が推薦されています。その一つ、恐竜はっくつ記/たくさんのふしぎ傑作集(福音館書店、1300円)は、マダガスカルでの調査隊を組織した群馬県博館長の長谷川善和さんが、恐竜や首長竜を発見するまでの発掘レポートです。対象は小学中学年から。発掘の方法や古生物の生態などを紹介しています。 
なお、福音館書店の児童書と言えば、他に次のようなものがあります。
恐竜たちの大脱出 進化恐竜トロオのものがたり:進化した恐竜トロオが活躍する物語と恐竜図鑑とが1冊の絵本にまとまった本です(右)。
恐竜探険 最新データでよみがえる恐竜:恐竜とその時代の生物の生態を、デヴィッド・ランバートがわかりやすく語ります。
NHK千葉放送局では、11日(日)に、「世界最大の恐竜博2002を最大に楽しむための恐竜セミナー」を行います。科博の真鍋真さんによる恐竜博の見どころなどの話です。電話またはFAXで申し込んでください。 パブ(掲示板)にポストされたぐわんじさんの情報です。
以前にもお知らせしましたが、本日7時30分から8時45分までNHK総合テレビで、「驚き! 恐竜王国 最新学説で恐竜七大疑問に迫る」が放送されます。
映画でも獣脚類が中心で、竜脚類の再現CG(コンピューターグラフィック)は十分には見られませんが、セイスモサウルスが都心を闊歩するCGは興味深いですね。
朝日新聞によると、製作に2年かかったそうですが、もう少し街や人とからむとおもしろいですね。ちょっとおとなしい出来です。
倉敷市にある倉敷科学センターでは、夏休み企画展「恐竜ワンダーランド−太古の化石とヒサクニヒコ恐竜原画展」を開催しています。9月1日までです。11日には、ヒサクニヒコさんの講演会や絵画教室も予定されています。朝日新聞が伝えています。
朝日新聞の恐竜に魅せられての最終回は、恐竜の実物化石を日本一多く保管しているという林原自然科学博物館の鈴木茂さんです。論文が書ける標本だけで、10個以上あるとか。
それらの化石は、9月にパナソニックセンターにオープン予定の「ダイノソアファクトリー」で公開されます。なお、"Dinosaur"の発音は、"ダイナソー"の方がいいですね(^^;;。
先月、鹿児島県川内市の海岸に流れ着いた鯨が、今まで誰もその姿を見たことがない未知の鯨類の可能性があるそうです。毎日新聞が伝えています。
写真鑑定された結果、タイヘイヨウアカボウモドキ(Mesoplodon pacificus)または同属の新種である可能性があるとされています。一般廃棄物として埋められましたが掘りだされ、DNA鑑定などの再調査を始めるそうです。この鯨、頭骨標本が2点あるだけで、捕獲された記録もなく、外見も未知で復元図もありません。
参考:クジラの特集 タイヘイヨウアカボウモドキは、アカボウクジラ科、オオギハクジラ属に分類されています。
ポルトガルの地球科学誌 Gaia の Vol.15は、"Aspects of Theropod Paleobiology"と獣脚類をテーマにした特集号で、ホルツ博士らがゲスト編集者です。1998年の発行予定が延期され、実際の発行日は2000年3月だとか。
この号はなかなか入手できなかったそうですが、オンラインで入手できます。ダウンロードは、Index of /Gaia 15 papers からどうぞ。Museu Nacional de Historia Natural のサイトです。文献は全て pdf ファイルです。全部で30報あり、特に鳥類以外の非鳥類型獣脚類について詳しく議論しています。
John Sibbick Illustrationは、本や博物館などの恐竜イラストを手がけているフリーのイラストレーターJohn Sibbick 氏のサイト。
Galleries に、恐竜や三葉虫、アノマノカリスなどのイラストがあります。ORYCTOCEPHALUS matthewi(三葉虫)の多くの肢は、それぞれが人の足のようですね。
2000年に発売された児童書、「The Kingfisher Illustrated Dinosaur Encyclopedia(右)」でもイラストを描いています。
明日3日(土)午前9時30分から10時30分まで、NHK教育で放送されるこども番組「科学大好き土よう塾」は「夏休みスペシャル」です。視聴者からの質問に答えるもので、恐竜の大きさや生態、絶滅した理由などの質問に答えるそうです。
Silverpit Crater と呼ばれる隕石の落下跡が英国沖の北海の海底で発見されました。Nature (8月1日号)報告されています。BBC NewsやMSNBC Newsが伝えています。
直径はおよそ19kmほどで、衝突した年代は6000万から6500万年前とされています。もし、6500万年前の隕石だとしたら、ユカタン半島に落下したものの破片ではないかと推測されています。
ところで、このあいだも2019年に小惑星が地球に衝突・・というニュースがありましたが、こういう報道が増えた理由について、Hotwired ニュースが伝えています。
衝突する可能性が増えているわけではなく、単に観測技術が進歩しているからだとか。

今日から8月ですね。はやいものでもう2002年もあと5ケ月・・・。ということで、Dinosaurs 2003 Calendar(Browntrout Pub)は、壁掛けタイプの来年の恐竜カレンダーです。
In the Presence of Dinosaursでもおなじみの Larry Felder によるイラストです。
新潟県糸魚川市のフォッサマグナミュージアムで、9月1日(日)まで、特別展:「フォッサマグナの海獣たち −クジラやオットセイのふしぎな進化−」が開かれています。能生町で発見された約1300万年前のヒゲクジラのあごの化石や、糸魚川市で見つかったハクジラの肋骨化石など約40点が展示されています。
講談社のコミック誌、モーニング(8月8日号)のDino2(ディノ・ディノ)は所 十三さん作の恐竜漫画です。連載もので、次回は40号(9/5発売)です。
ティラノサウルスがトリケラトプスの子供を育てる話・・・と聞いていたのですが、そのきっかけは、オヴィラプトロサウリアのキロステノテスChirostenotes pergracilis)が卵を盗もうとしてトリケラトプスに食われるというシーンから始まります。トリケラトプスも時には肉食だったなど、恐竜の生態にも詳しい内容です。
NHK衛星第2で、明日31日(水)の午後3時5分から4時5分まで、「恐竜たちよ今に甦れ・群馬・中里村とモンゴル」が再放送されます。恐竜展をきっかけに、村おこしに取り組む中里村の人々の情熱とロマンを描くという内容で、1996年のモンゴル・フルンドッホでの発掘の様子などが放送されます。
NHK総合テレビで、8月5日(月)7時30分から8時45分まで、「驚き! 恐竜王国 最新学説で恐竜七大疑問に迫る」が放送されます。
恐竜を新世代のペットとして売り出す・・など、恐竜が現代によみがえった場合のプロジェクトの提案をいくつか示し、それが実現可能かどうか検証していくという内容です。最新学説に基づいた恐竜の生態が明らかにされていきます。セイスモサウルスが東京都心を闊歩する復元映像も放送されるようです。
もし恐竜が生きていたら・・・あなたならどんな案を提案されますか?
国際研究チームが、モロッコにある1億6500万年前のジュラ紀の地層で新種の恐竜化石を発見したそうです。SwissInfo が伝えていますが、どんな恐竜なのか詳細は不明で、詳しく調査した後、今秋パリで紹介されるそうです。
チームの一員で、スイスのフリブール(Fribourg)大の地質学者モンバロン(Michel Monbaron)は、全長18メートルの竜脚類、アトラサウルス(Atlasaurus imelakei )を発見しています。名前は、モロッコにそびえるアトラス山脈にちなんでいます。ティタノサウルス型類(Titanosauriformes)に属し、1999年に記載され、現在Rabat自然史博物館に保管されているそうです。
この発見以来、モロッコ当局は古生物学的な宝の発掘に力を入れているそうです。ユネスコの援助を得て、観光客が訪れる"geopark"を考えているそうです。"恐竜で町おこし"は、世界中どこでもあることなんですね。
Science 7月26日号に、Nature (7月25日号)に発表されたジェホロルニス(Jeholornis prima)にの記事があります。無料で全文が読めます。
Fossil Bird From China Turns Tail, Spills Guts
Erik Stokstad
Science, 297( 5581), p. 495, 2002
この鳥の特徴はなんといってもその尾でしょう。42センチと鳥としては長く、それは尾羽根ではなく、尾の内部には少なくとも22個もの尾椎骨があります。
鳥類でこのような骨のある長い尾を持つのは、始祖鳥とマダガスカルの白亜紀後期の地層で発見されたRahonavis に続いて3種目だそうです。 201の解剖学的特徴から、I>JeholornisとRahonavisを、始祖鳥に最も近い位置にあるとしています。
ScienceNews Online 7月27日号で、Unknown creature made birdlike tracks と題して Nature(6月27日号) に報告された、三畳紀後期の鳥類らしき足跡についての記事があります。
記事を読むには登録が必要ですが、全体図と1つの足跡の写真が見られます。長さ3〜4センチ程度の小さな足跡です。
恐竜大図鑑 古生物と恐竜は、ネコ・パブリッシングから発売された、恐竜や古生物をビジュアルに再現した図鑑です。多くの恐竜図鑑を著しているデーヴィッド・ランバートの著で、マーク・ノレルの監修、日本語版監修は伊藤 恵夫さん。
魚類と無脊椎動物、両生類と爬虫類、恐竜と鳥類、哺乳類の4つの章で解説されており、アマゾンのサイトで、ページの一部を見ることができます。
原著は2000年に発売された「Encyclopedia of Dinosaurs & Prehistoric Life(Dorling Kindersley社)」ですが、日本語版は加筆されているようです。
八王子市で、ステゴドン属のゾウの化石が発見されました。毎日新聞などが伝えています。
北浅川の170万〜200万年前の地層から、長さ約160センチの牙2本と臼歯や肋骨など、約40点の化石が見つかっており、付近に全身骨格が埋まっているとみられています。推定肩高は2.5〜3メートルで、若い成獣とみられ、新種の可能性も指摘されています。
なお、28日(日)午後2〜4時に発掘見学会が予定されています。詳しくは、八王子市のサイトをどうぞ。
恐竜チャレンジクイズに、Quiz6をアップしています。テーマは、世界最大の恐竜博2002。もう見た人もこれからの人も、チャレンジしてみましょう(^^)。
今日27日、NHK教育で11時から放送される未来への教室・セレクションは、中国の古生物学者、董枝明さんの出演です。
タイトルは、「恐竜発掘を体験しよう」で、雲南省禄豊でテントをはりながら恐竜発掘を体験し、子供たちに恐竜の魅力を語ります。2000年4月22日の再放送です。
ユタ州の国立公園内で盗掘されたアロサウルスを転売した古生物学者が告発されたニュースがありましたが、彼はアロサウルスだけでなく、サウスダコタ州で盗掘されたトリケラトプスの頭部の化石も転売していたそうです。読売新聞が伝えています。なお、盗掘した化石ハンター自身は時効により摘発を免れたそうです。
その転売先は、岡山市の林原自然科学博物館とあります。同博物館は、正規に発掘されたとする証明書を示されたことから、盗掘品だとは思わず購入したとのことで、返還要求なども受けていないそうです。
なお、同博物館の開館は2008年と聞いていたのですが、2009年になるようです。
日本テレビ系の「ザ!鉄腕!DASH!!」で発掘されたクビナガリュウなどの化石とレプリカが、いわき市に寄贈されました。いわきインターネット新聞(7月12日号)が伝えています。
寄贈されたのは、クビナガリュウ類の成体の化石が約130点、幼体化石約20点、モササウルス類が約20点など。いわき市の渡邉さんよりお知らせいただきました。記者会見(PhotoHighway)には渡邉さん撮影の写真があります。なお、発掘された化石は、いわき市アンモナイトセンターで展示されているそうです。
せっかくの貴重な化石ですから、論文発表を期待したいですね。新種ならば、名前は、Tokiosaurus でしょうか。
中国遼寧省で、尾が長く種子を食べていた新種の鳥類が発見され、「ジェホロルニス(Jeholornis prima、熱河鳥)」と命名されました。周忠和博士ら、Nature (7月25日号) に報告しています。CNNには化石や種子の写真があります。朝日新聞も伝えています。
A long-tailed, seed-eating bird from the Early Cretaceous of China.
Z. Zhou and F. Zhang , Nature 418: 405-409. 2002
体長は75センチで尾を含めると1メートルほどになるとされており、七面鳥ほどの比較的大きな鳥です。これは、始祖鳥よりは大きく、Sapeornisよりは小さいサイズです。
ドロマエオサウルス類に似た長い尾を持ち、上あごに歯はなく、下あごには複数の小さな歯があります。骨格の構造から、高い飛行能力を持っていたとされていますが、羽毛は発見されていません。
腹部付近で、およそ50個の種子が発見され、種子を食べていた直接の証拠とされています。種子は長くて1センチ、どんな植物の種子かは不明だそうです。
恐竜なるほどなんでもクイズ ビッグ・コロタン(林 重雄著、東 洋一監修、小学館)は子供向けのクイズ本です。「最もたくさんの歯をもつ恐竜は?」など、131ものクイズで恐竜の最新情報を解説しています。「ウソ・ホントクイズ」や「なんでもナンバー1クイズ」の他、「日本の恐竜クイズ」もあります。
ちなみに、最もたくさんの歯をもつ恐竜は、ハドロサウルス類のエドモントサウルス(Edmontosaurus)。250本もの歯で植物をすりつぶし、使っていない歯を含めると1000本もあったとか。
このあいだの中国からの恐竜化石密輸事件について、毎日新聞が伝えています。2000個余りの化石は、プシッタコサウルスや孔子鳥などで、ウラジオストック経由で韓国に向けて運び出そうとしていたそうです。
尾に剛毛のようなものが生えた化石が話題になっていることから、プシッタコサウルスが選ばれたようです。まさか、韓国で一筆加えた創作化石を再輸出するつもりだったのじゃないでしょうね。
明日25日、NHK総合で午後0時20分から放送される「ひるどき日本列島」は、世界最大の恐竜博2002の会場からの生中継です。今週のテーマが「親子で楽しむ夏休み」ということで、化石掘り体験など、幅広い世代で楽しめる工夫を紹介するそうです。また、NHKでは8月上旬に特別番組を放送する予定とも聞いています。
中国・遼寧省義県で今年の5月に発見されたもので、地質学報(Geological Bulletin of China)の7月22日号に報告され、学名はシェンゾウラプトル(Shenzhouraptor sinensis )で、通称、"中華神州鳥"とされています。 "Shenzhou" と "sinensis" は "China" を、"raptor"は"盗人"の意味です。
中国科学院に化石の写真がありますが、左右の前肢から長い羽毛らしきものが伸びています。China Daily(香港)は英文です。鳥脚類のJinzhousaurus(錦州竜)などの化石も発見されているそうです。
20以上の尾椎骨とU型の叉骨を持っており、第1指は始祖鳥のように反対向きではなく、木をつかむことは不得意だったようです。尾も始祖鳥より長めです。
報告した季強(Ji Qiang)によると、恐竜と鳥類の特徴を併せ持つ原始的な鳥類としています。肩帯、腰帯、四肢、羽毛などの特徴から、飛行可能だったことは疑いようが無く、恐竜と鳥を結ぶミッシングリンクと語っています。
Natureでも発表されるようです。正式な記載論文がNature となるとすれば、それまで学名は保留かもしれません。季強は、恐竜(非鳥類型獣脚類)ではなくて原始的な鳥としているのですが、学名が"・・・ラプトル"で、通称は"・・・鳥"。しかも、ニュースのタイトルが、"飛行能力をもつ小型獣脚類"、ややこしいですね。
Extreme Dinosaurs は、BBC のテレビ番組 Horizon で、7月18日に放送されたもの。2000年11月に放送されたものの再放送のようです。
大型獣脚類ギガノトサウルス(Giganotosaurus)と、最大級の竜脚類アルゼンティノサウルス(Argentinasaurus)が登場します。この時点で、大型獣脚類の名前はまだ無いとあります。
来日時の講演でも話していましたが、フィル・カリーらは、大型恐竜が群れで暮らし、集団でハンティングしたのではのではないかと述べています。カナダ・アルバータやパタゴニアで、若い個体から成熟した個体まで、獣脚類が集団で発見されたことがその理由です。
この夏もモンタナのヘル・クリークなどで、モンタナ州立大のジャック・ホナーらによる恐竜発掘が始まります。MSNBC Newsが伝えています。
"B.rex" と "N.rex" とな告げられた2つのティラノサウルスの骨格化石の他、2種の新種らしきカモノハシ恐竜や小さな哺乳類化石も見つかっています。
かつて、Sueより一回り大きいティラノサウルスが発見されたこともある場所ですが、さて今年は新しい発見があるでしょうか。
中国・遼寧省義県の白亜紀前期の地層で、飛行能力を持つ小型獣脚類の化石が発見され、22日発行の中国の地質学誌「地質通報」に報告されたそうです。朝日新聞(人民日報)が伝えています。新属新種で、「中華神州鳥」と命名されています。
全長53cmのうち尾の長さ32cmで、体自体はハトほどの大きさ。歯がなく、飛ぶためでしょうか前足が後足より長く、体長より長い羽毛を持っていたそうです。報告した李強氏らは、飛行能力を持ち、鳥類の先祖にあたるとしています。
写真も無く詳しくは不明です。こういう貴重な発見は、英文の専門誌に発表してほしいところです。
学名は不明ですが、羽毛恐竜(非鳥類型獣脚類)と鳥類(鳥類型獣脚類)の区別がややこしくなった昨今、「中華神州鳥」と"鳥"と決めつけたように命名するのは混乱しそうですね。
Black Widow(pdfファイル)で、中国IVPPの鳥類学者、侯連海の著書、"Mesozoic Birds of China" (Phoenix Valley Provincial Aviary of Taiwan 発行)の全文が紹介されています。英文で、153ページもあります。
尾に剛毛様(bristle-like)の外皮構造があるプシッタコサウルスの論文の内容について、DINOSAUR Mailing Listにポストされています。
ブラシ状の構造物は大部分が炭化物の薄い層として保存されており、3番目の尾椎から14〜15番目の尾椎まで、235mmにわたりストライプ(縞模様)が広がっているそうです。しかし、尾以外には見つかっていないそうです。
紫外線ライトを当てると、表皮のウロコと同じように蛍光を発し、ケラチン化しているかもしれないとしています。長さはおよそ160mm、根元の幅は1mmで、完全に平面構造ですが、元来は円筒の、おそらくは管状だったと仮定しています。最近、ベイピアオサウルス(Beipiaosaurus) や シノルニトサウルス(Sinornithosaurus)のフィラメントで報告されたような分岐構造ではないそうです。
内部構造が少し解明されているようですから、少なくとも"書かれた"偽の化石ではないようですね。いまのところ、羽毛恐竜で見つかっているような羽毛状構造とは異なるようです。
NHK文化センター豊橋教室では、夏休み特別企画、世界最大の恐竜博とNHK放送センター見学ツアーを企画しています。8月4日(日)〜 5日(月)と、8月24日(土)〜25日(日)の2回開催で、東京駅集合、定員は40名。
1日目には、科博の冨田さんと、爬虫類・恐竜ジャーナリストの富田さんによる恐竜セミナーが予定されています。
「ゾウの耳はなぜ大きい?―「代謝エンジン」で読み解く生命の秩序と多様性」(早川書房)は、7月発売の書。副題にあるように、生物の「形」に注目し、ハダカデバネズミの生態から恐竜大絶滅まで、体温維持にかかわる「代謝エンジン」という視点で説明しています。
目次は、ゾウの耳はなぜ大きい、恐竜は冷血か温血か、翼を手にして、生命の道・・・など。イギリス・ノッティンガム大学地理学部のクリス・レイヴァーズ(Chris Lavers)による初めてのポピュラーサイエンスで、原作は、「Why Elephants Have Big Ears」。
大型竜脚類もその大きな体積に比べて表面積が小さく、体温を放出させる工夫があったはずです。ゾウのように、豊富に血液が流れ熱を発散するおおきな耳を持っていたのでしょうか? あるいは、代謝率が低く体温がそれほど上がらなかったのかもしれません。
DINOSAUR Mailing Listでも話題になっていますが、中国の白亜紀初期の地層で発見された尾に剛毛様(bristle-like)の外皮構造があるプシッタコサウルスが記載されました。短報(Short Communication)です。Naturwissenschaften に要旨があります。
"bristle"とは、動物の剛毛のことで、特にブタの剛毛のことです。
Bristle-like integumentary structures at the tail of the horned dinosaur Psittacosaurus
Gerald Mayr, D. Stefan Peters, Gerhard Plodowski and Olaf Vogel
Naturwissenschaften, DOI 10.1007/s00114-002-0339-6
Published online: 17 July 2002.
尾の先端付近にある剛毛様の外皮構造は、皮膚内部に深く入りこみ、筒状でおそらく管状の皮膚構造と解釈されています。カラフルな色で、ディスプレイのために使ったのではないかとされています。
この構造物は、今のところ、構造的に異なる獣脚類のフィラメント状外皮に相応するという確たる証拠はないそうです。
プシッタコサウルスにおけるこの構造の発見は重要な意味を持ち、少なくともいくつかの恐竜の外皮構造は、以前考えられていたよりはかなり複雑であることを示すとしています。
本日開幕した世界最大の恐竜博2002の様子をアップしました。Galleryで、すこしづつ増えていきます。トップページの左上にある世界最大の恐竜博2002からもアクセスできます。
連日2万人の入場者が予想されていますので、効率良く見まわるために参考にしてください(^^)。朝日新聞の会場内のスターたちも参考になります。
右は入場してすぐ出会うアロサウルスのシルエット。影のほうが実物化石より迫力がありますね。
なんだアロサウルスか、良く知っているぞ・・・なんて言わないでください。このアロ君、よく博物館などで見かける骨格には無い特徴がありますよ。
ブラジル北東部の白亜紀前期(約1億1000万年前)の地層で、新種の翼竜が発見され、Science (7月19日号)に記載されています。ABC NEWS、Yahoo! News、Nationalgeographic New、毎日新聞などが伝えています。
The Function of the Cranial Crest and Jaws of a Unique Pterosaur
from the Early Cretaceous of Brazil
Alexander W. A. Kellner, Diogenes de Almeida Campos
Science, 2978 (5580), pp. 389-392, 2002
ギリシャ語で「海を走る者(sea runner )」を意味するタラソドロメウス(Thalassodromeus sethi)と命名されています。種小名は、古代のエジプトの神・セス(Seth)にちなんでいます。
長さが142センチもある大きな頭部を持っていますが、その4分の3は大きくて薄いトサカです。そこには溝が広がっており、はりめぐらされた血管で体温を調整する役目をしていたのではと推定されています。
また、水面すれすれを滑空して魚をすくい捕って食べている現生の鳥・アジサシの一種(Rynchops)に似ていることから、この翼竜もスキマー(skimmer)だったのではないかとされています。
前にもお知らせしましたが、7月18日から来年の5月3日まで大英自然史博物館で、DINO-BIRDS:THE FEATHERED DINOSAURS OF CHINA(恐竜と鳥類:中国の羽毛恐竜展)が開催されています。展示されるのは、羽毛のあるドロマエオサウルスの亜成体化石など、13体の中国遼寧省産の羽毛恐竜がヨーロッパで始めて公開されるそうです。
BBCニュースがフサフサした羽毛をまとった復元図と共に伝えています。始祖鳥も展示されているのですが、同博物館のミルナー博士(Dr Milner)は、始祖鳥と中国産の羽毛恐竜の共通の祖先を探すには、遼寧省よりも6000万年古い地層での発見が必要だと述べています。
明日19日に開幕する世界最大の恐竜博2002の開会式と内覧会などに行って来ました。河北新報などが伝えています。
セイスモサウルスなどの大型竜脚類がずらりと並ぶジュラ紀ゾーンはさすがに圧巻です。巨大で腰が高いセイスモサウルスに比べると、マメンチサウルスやディプロドクスでさえ、一回り小さく見えます。一方、とても小さなミクロラプトルなどの羽毛恐竜も、復元モデルと共に展示されています。
右の映像はスコミムス(Suchomimus tenerensis)。ほんとに薄っぺらで細長い頭部と、鋭い歯が特徴です。胴椎(背中の突起)が長いのはスピノサウルス類の特徴ですね。
日本初公開の標本も多く、恐竜博限定チョコラザウルスなど、恐竜グッズも皆さんの来場を待っています(^^)。
大阪心斎橋にある大丸ミュージアムでは、8月8日(木)〜8月13日(火)に「アメリカの恐竜展」を開催します。その名のとおり、アロサウルスやティラノサウルスなど展示されるのはアメリカ産の恐竜です。
なお、美術館.com のプレゼントで、招待チケットをプレゼントしています。
中国の長春税関と瀋陽税関は、琿春湾岸で古生物化石や恐竜骨格の密輸事件を明らかにしたそうです。一億年前の古生物化石2000点余りと恐竜骨格10本を押収し、犯罪容疑者5人を捕えたとあります。新華社ニュースですが、例によって短い内容で、どんな恐竜の化石なのか、どこへ密輸するつもりだったのか不明です。
京都大学総合博物館では、夏休みの終わりの8月28日から9月1日にかけて、夏休みサイエンス教室週間を開催します。希望者は応募してみてください。多い場合は抽選になるそうです。
総合博物館の化石展示見学ツアー:8月28日(小学生)、29日(シニア)、
・・・足跡化石から復元する恐竜の生態など、博物館の化石を解説。
生命の進化を探るー三葉虫をさわってみよう:31日(小学生高学年)、
・・・三葉虫の化石のスケッチなど。
八重洲ブックセンター本店では、8月20日 まで、3階自然科学書コーナー で、「恐竜狂時代」と題して恐竜書籍フェアをやっています。幕張の「大恐竜博」にあわせて、学習図鑑から専門書まで恐竜関連の書籍約90点を一堂に集めたそうです。
恐竜本でも特にあまり売れそうにない本はなかなか実物を手に取る機会が少なく、すぐ在庫切れになったりするのですが、ファンには嬉しい企画ですね。
学研の大図鑑 恐竜の時代(学研)は、恐竜の登場から絶滅まで、「三畳紀」「ジュラ紀」「白亜紀」と時代別に構成した恐竜図鑑です。時代別は、日本で初めてとか。執筆は矢沢サイエンスオフィスと金子隆一さん(コンタクト)で、真鍋 真さんの監修。
「恐竜の祖先はどんな動物だったのか?」や「白亜紀にも生きていた竜脚類」など、恐竜の進化や特徴などを、時代別に知ることができます。
映画の影響でしょうか、ティラノサウルスとステゴサウルスが同時に登場してもなんの不思議を感じない場合もあります。この図鑑で、当時の大陸の位置や環境など、時代によってずいぶん違っていたことがよく理解できます。
しかし、今年これだけ多くの恐竜図鑑が出版されると、来年の発売は少なくなるでしょうね。
7月19日に芸文社から雑誌ジオラマサウルスが発売されます。ティラノサウルスやジョバリアなど、恐竜模型の世界の荒木さんが原型を制作した恐竜フィギュアがついています。
8冊全部揃えると、40cm×14cmのジオラマができあがるそうです。もっとも、登場する恐竜たちは同じ時代に生きていたわけではありませんが(^^;;。
木登りヒプシロフォドンに尾をひきづったチラノザウルス・・・この夏、昔懐かしい恐竜の姿がボトルキャップで登場します。2002年7月下旬から、ファミリ−マートで販売される予定とのことです。
原型制作は恐竜模型の世界の荒木さんで、レトロクラシック恐龍又は徳間書店の雑誌「GoodsPress」8月号の「特集 夏休み企画:恐竜王国への招待」で紹介されています。
ゴジラタイプの恐竜、最近の子供達にはかえって新鮮かもしれませんね。
婦人公論(7/22号)の、井戸端会議「恐竜の声ってどんな声?」で、 糸井重里さんを司会に、冨田幸光さんと恐竜倶楽部の田村博さんが6ページにわたって恐竜トークを展開しています。
冨田さんによると、竜脚類の首の骨は12〜15個で、胴の骨が10から13個で、あわせて25個になるのだそうです。原始的な竜脚類ほど首が短く胴が長いので、首の骨が12個だったりするが、進化すると15個になるとか。
合わせて同じ個数ということは、進化するにつれて胴の骨を首に転用していくのでしょうか。恐竜展で骨の数を数えてみるのも面白いのですが、セイスモサウルスの骨を数えようとしても、大きすぎて無理かもしれませんね。
愛知県蒲郡市にある生命の海科学館では、7月20日から9月1日まで、夏の企画展「よみがえる恐竜たち」が開催されます。ティラノサウルスやステゴサウルスなど、荒木一成さんの復元による50頭の恐竜モデルが展示されるそうです。
また、同じく7月20日から9月1日まで、福井県立恐竜博物館では、特別展:眠りからさめた福井の恐竜たち−恐竜化石調査の成果と収蔵庫の化石−を開催します。勝山市北谷で行なわれた恐竜化石調査事業で発掘された化石などが展示されます。
恐竜と遊ぼう―博物館で恐竜を100倍楽しむ方法(誠文堂新光社、右)は、サイエンスライターの北村 雄一さんの著書で、鳥と恐竜の比較や「生命の樹」の作り方、歴史や種類等などについてわかりやすく解説されています。内容については、北村さんのサイト・ヒリヒリ(hilihili)にある「恐竜と遊ぼう」をどうぞ。
従来の日本の恐竜本がほとんどふれていなかった、分岐学をふまえた恐竜の分類について理解するのに役立ちます。
また、同じ誠文堂新光社の子供の科学8月号の「特集・トカゲより鳥に近い恐竜ティラノサウルス」でも、北村 雄一さんが鳥と恐竜の関係についてわかりやすく説明しています。
もちろん、子供の本なので、分岐論などの用語は使われていないのですが、ティラノサウルスとトカゲ、カラスについて、「目の入る穴の前に大きな穴がある」などの骨格の7つの特徴示して、ティラノサウルスがトカゲよりカラスに近いことを説明しています。
恐竜のすべて(明らかにされたロスト・ワールド 、ニュートンプレス、本体価格: \1,800)は、1997年に出版された同名のニュートン別冊の改訂版です。
首の長いセイスモサウルスはどうやって呼吸したか・・・などを説明する「恐竜大百科」や「鳥は恐竜から進化した」、「 恐竜絶滅のなぞ」など、最近ニュートンで紹介された恐竜や翼竜、魚竜などについて写真やイラストとともにまとめて紹介しています。フィル・カリーやジャック・ホナーなど、国内外の著名な古生物学者らが登場しています。
ちなみに、最近の恐竜本には必ずといっていいほど登場するセイスモサウルスですが、ここでは冷血だったとあります。代謝率が低ければ冷血でも特に問題は無かったとか。
10月9日から10月12日まで、オクラホマ州ノルマン(Norman)で開催されるSVP2002(米国古脊椎動物学会62回年会)のプログラムがアップされています。フィールドトリップなどの紹介もあります。講演タイトルリストには恐竜ものであふれているのですが、主なものを羅列してみると・・
3-D SCAN OF A TYRANNOSAURUS REX SKULL、Arthur Andersen
A HADROSAURINE DINOSAUR MUMMY FROM THE LANCE FORMATION (UPPER MAASTRICHTIAN), NIOBRARA COUNTY, WYOMING、Robert Patchus
A LARGE PRIMITIVE COELUROSAUR FROM THE YIXIAN FORMATION OF NORTHEASTERN CHINA、Sunny Hwang
A NEW CRETACEOUS DINOSAUR NESTING SITE OF SOUTH KOREA、Yuong-Nam Lee
A NEW INTERPRETATION OF THE SKULL OF TANYSTROPHEUS、Tracy Ford
A NEW PRIMITIVE ORNITHOMIMOSAUR FROM THE EARLY CRETACEOUS OF MONGOLIA AND THE EARLY EVOLUTION OF ORNITHOMIMOSAURIA、Yoshitsugu Kobayashi
ABELISAURID THEROPODS FROM AFRICA: PHYLOGENETIC AND BIOGEOGRAPHIC IMPLICATIONS、Paul Sereno
・・・とても多くてタイトルを見るだけでも疲れます(^^;;。
恐竜時代の生き物たち 桑島化石壁のタイムトンネル(千葉県立中央博物館監修、晶文社出版)は、7月27日から千葉県立中央博物館で開催される特別展:恐竜時代の生き物たちにあわせて発売される本です。
石川県白峰村にある桑島化石壁などから発見されたオヴィラプトル類などの恐竜やトリティロドン類などの単弓類、初期の哺乳類、カメやトカゲなどの爬虫類、魚類化石、イチョウなどの植物化石など、多様な動植物化石やその発見エピソードなどについて、多くの写真やイラストでわかりやすく解説されています。
首を甲羅の中に引っ込められる最古のカメ類の骨格の仕組みなどもイラストで解説されています。その他、用語集や、化石採集についての所 十三さんの漫画もあります。
これを読んで予習しておくと、特別展の展示もより興味深く理解できるでしょう。しかし、当時は本当に様々な動植物が生きていたのですね。まだまだ不思議なものが見つかりそうです。
9月に東京、有明にオープンするパナソニックセンター内のパナソニックデジタルネットワークミュージアム「林原自然科学博物館 Dinosaur FACTory(ダイノソアファクトリー)」について詳細が明らかになっています。詳しくは、林原のプレスリリースをどうぞ。
林原の恐竜研究の成果(標本)と、松下の最先端技術が融合したデジタルネットワーク型博物館だそうです。入館者全員に携帯情報端末(PDA)が貸し出されたり、プレパレーションラボや恐竜化石の研究室現場(研究ドック)などもあって、いろいろと楽しめる施設になっています。
プロトケラトプスの幼体4体と亜成体2体の集団化石(初公開)や頭を真上にした垂直姿勢で見つかったプロトケラトプス成体など、林原自然科学博物館-モンゴル古生物学センター共同調査隊がモンゴルで発掘した貴重な標本は見物です。
また、ワイオミングで発見され、2001年に記載された新種のステゴサウルス類、ヘスペロサウルス(Hesperosaurus mjosi)の全身骨格、日本初公開、全長25メートルのブラキオサウルス・アルティソラックス(Brachiosaurus altithorax)の全身骨格なども展示されます。
ナショナル ジオグラフィック7月号で、「花が地球を変えた」と題して、花びらをつけたことで爆発的に増殖した被子植物について、鮮やかな写真とともに紹介しています。米国のNational Geographic magazineで、より詳しく紹介されています。
最近発見された、1億3000万年前のアルカエオフルクトゥス・リャオニンゲンシス(Archaefructus liaoningensis)には、まだ花びらは無いのですが、心皮という被子植物の特徴を持っています。
被子植物の花びらが進化したのは1億〜9000万年前とされ、花びらをつけて目立つことで、昆虫という「送粉者」たち引きつけて、爆発的に増殖(大放散)したのです。恐竜たちも、木をなぎ倒して大地を切り開いたり、排泄物で種子をまきちらしたりして、増殖に協力したとされています。
もっとも、8000万年前の花の化石は1ミリも無く、小さな化石は見過ごされてきたそうです。電子顕微鏡でないとその多様性を知ることができないとか。
今では美しい花びらは当たり前ですが、花びらが無かった当時はさぞ殺風景だったでしょうね。
世界最大の恐竜博2002に展示される恐竜骨格が搬入され、今日から組立られます。朝日新聞やNHKニュース(動画あり)が伝えています。並べられた骨格を見ただけで、あらためて、セイスモサウルスの35メートルという大きさを実感しますね。1頭だけでこの迫力ですから、多数うろうろしていた当時は、ド迫力だったでしょう(^^)。
なお、恐竜博のサイトが新しくなり、そのセイスモサウルスが3頭、長い首を伸ばしています。恐竜バスや恐竜博限定チョコラザウルスへのリンクもあります。
ホノルルにあるビショップ博物館(Bishop Museum)では、9月15日まで、「The Dinosaurs of Jurassic Park: The Life and Death of Dinosaurs」を開催しています。恐竜協会を主催する"Dino Don" ことレッセン(Donald Lessem)の会社が恐竜などを制作し、5年かけて各地を巡回しているものです。彼のサイト、Dinodon.comでバーチャル展示が見られます。
STARBULLETIN.COMが伝えていますが、展示物の1つである実物大の孵化直前の T.rex を抱えているヒゲの男性がレッセンです。 彼はアルゼンチンの三畳紀後期の地層で、竜脚形類の化石を発見し、1999年に、レッセンサウルス(Lessemsaurus Bonaparte)と命名されています。
また、アルゼンチノサウルスの2トンもある巨大な脊椎骨を抱えているのが、21歳になる彼の娘、レベッカ(Rebecca Lessem)です。彼女は13歳の時に父の遠征に参加し、アルゼンチノサウルスの化石を発見したそうです。現在は古生物学者・・ではなくて、大学で考古学を専攻しているそうです。
7月20日(土)〜25日(木)まで、徳島化石研究会採集化石展が、徳島県郷土文化会館で開催されます。入場は無料です。会長の鎌田さんからお知らせいただきました。
第8回目となる今年のメインの展示は、徳島新聞に掲載された鎌田さんの連載記事「化石を求めて」の化石36点で、その他類別展示を400点ほど展示するそうです。
その記事は化石の紹介や採集エピソードを紹介したもので、鎌田さんのサイト、古代ロマン博物館の執筆掲載記事保管箱にあります。それによると、「翼竜とおもわれる歯化石」や「新種とおもわれる亀の甲羅化石」などが展示されるようです。
今年の6月から7月にかけ、オーストラリアの北東部、クイーンズランド州のウィントン(Winton)で恐竜発掘が続けられています。40人からなるチームで、オーストラリアで最大の発掘だそうです。
場所は、1999年に発見されたオーストラリアで最大の恐竜(竜脚類)、エリオット(Elliot)が発見された場所で、およそ9500万年前の地層。Sundaytimesが伝えていますが、エリオットの一部と考えられ脊椎骨などが発見されたそうです。クイーンズランド博物館の恐竜サイトに今年の発掘日誌があります。昆虫や植物化石も見つかっているようです。
エリオットについては、大たい骨など一部の化石しか見つかっていませんが、体長16〜21メートルと推定されています。オーストロサウルス(Austrosaurus)類の新種で、オーストラリア独特の白亜紀の竜脚類とされています。

恐竜/小学館の図鑑NEO(小学館)は、子供向けの恐竜図鑑。舟木 嘉浩さんの執筆で、監修は冨田 幸光さん。恐竜だけでなく、魚竜や翼竜なども紹介されています。なんでもクイズなども楽しめます。
イラスト満載ですが、アーティストによって微妙にタッチが異なるのも面白いところです。市川 章三さんのイラストは水彩風で、山本 匠さんのオヴィラプトル類は全て羽毛が生えています。
恐竜の探検館 親と子の行動図鑑(世界文化社、安生 健 著、濱田 隆士 監修、本体価格 1,800円)は、恐竜を中心にした子ども向けの本です。
どこに行けば化石は見つかるのか、化石にはどんなナゾが含まれているのか、など親子で楽しめるようになっています。私のサイトも紹介されています。
なお、同社からは同じ探検館シリーズで、星と宇宙の探検館 親と子の行動図鑑も発売されています。望遠鏡がなくても、親子で季節の星を観測できる方法などが解説されています。
恐竜大図鑑(よみがえる太古の世界)が、7月22日に発売されます。同名の本がいくつか発売されていますが、こちらは日経ナショナルジオグラフィック社の発行です。
著者は、ポール・バレットで、イラストは、ラウル・マーチン、ケビン・パディアン(カリフォルニア大学古生物博物館)の監修で、本体価格、2,800円です。
前半では、恐竜の特徴や産卵、子育て、食生活などについて2ページ見開きで紹介し、わかりやすいイラストによる系統樹もあるそうです。後半は、それぞれの恐竜たちの大きさや生息年代、化石発見地などをイラストと写真で紹介する“恐竜紳士録”となっています。
なお、同社からは、FEATHERED DINOSAURSも発売されています。こちらは英文で、クリストファー・スローン(Christopher Sloan)が鳥と恐竜の関係について解説しています。
スコットランドにある石炭紀前期の地層で、初期の四肢動物(指のついた足を4本
持つ動物)の化石が発見され、ペデルペス・フィンネヤエ(Pederpes finneyae)
と命名されました。後肢の指が5本の四肢動物としては最古の化石で、魚類から両生
類への進化を探る上で貴重な発見とされています。
ケンブリッジ大動物学博物館のジェニファー・クラック博士がNature (7月4日号)に報告しています。彼女は、「手足を持った魚たち(講談社現代新書、右)」で、脊椎動物の上陸戦略について詳しく説明しています。
BBC や Nationalgeographic に写真があります。朝日新聞やヤフーニュースなども伝えています。
An early tetrapod from 'Romer's Gap'
J. A. CLACK
Nature 418, 72 - 76 (2002)
デボン紀後期にイクチオステガやアカントステガなどの四肢動物が魚類から進化し、石炭紀後期に四肢動物が多様化していることはわかっていました。
しかし、石炭紀初期の2000〜3000万年の間は、化石記録の乏しい時代に相当し、この空白を初めて認識したアメリカの古生物学者、ローマー(Alfred Sherwood Romer)にちなみ、"ローマーの空白('Romer's Gap')"と呼ばれています
今回の化石は、3億5400万年前から3億4400万年前の石炭紀前期(Tournaisian、トゥルネージアン世)とこの空白の真中の時期に発見され、空白を埋めるものとされています。
この化石は、ダンバートン(Dumbarton)の北の石灰岩層で1971年に発見されていましたが、当時は魚の化石とされ、ハンテリアン博物館(Hunterian Museum)に保管されていました。
4年ほどかかって、周りの岩をクリーニングしたところ、完全な5本指のある後足が見つかったそうです。また、歩くのに適した、非対象でねじることができる骨が残っているそうです。
魚のヒレから進化したイクチオステガの足の指は7本もありました。しかし、石炭紀後期に四肢動物は既に5本指に進化していました。今回のペデルペスは5本指の四肢動物としては最古の化石です。体長はおよそ1メートル、ワニのように這って歩いていたとされています。
(株)ココロでは、羽毛恐竜の新企画展「Dinosaurs Take Wing(鳥になった恐竜たち)」をプロデュースしています。恐竜と鳥との関係について、貴重な化石や動刻恐竜(アミューズメントロボット)をレンタルし解説するイベントの企画提案です。動くロボは、単に化石を展示するよりはわかりやすいですね。
飛行の起源やディスプレイのような羽根飾りをもつ尾羽鳥による行動様式など、デンバー自然史博物館のケネス・カーペンター博士が自然科学企画で取り上げている内容とか。眠そうなベビーティラノサウルスの背中には縞模様の羽毛があります。顔は爬虫類というより哺乳類の感じですね。

茨城県岩井市にある茨城県自然博物館では、第25回企画展「時を超える生き物たち −生きている化石のひみつ−」を開催します。7月13日(土)から9月29日(日)までです。
「生きている化石」と呼ばれるシーラカンスやオウムガイ、ウミユリなどの現生と化石標本の他、オウムガイやカブトガニの生体、恐竜絶滅の原因となった巨大隕石落下の痕跡(K/T境界層)などが展示されます。
和歌山県海南市にある和歌山県立自然博物館では、7月20日から9月1日まで、特別展「恐竜時代IN和歌山−化石となった太古の生き物たち−」が開催されます。
この特別展では、和歌山とその近隣の恐竜時代の地層から発見されたアンモナイトやモササウルスなどの化石約250点のほか、オウムガイ、ネコザメ等の生体も展示されるそうです。化石のクリーニング作業の実演コーナーもあります。また、7月21日から26日まで、和歌山県立潮岬青少年の家での磯の生物観察と化石発見ツアーも企画されています。
なお、JR西日本和歌山支社では、化石発掘体験日帰りツアーが企画されています。上の特別展の見学と有田の吉備町化石山でのアンモナイト化石採集です。7月28日(日)と8月2日(金)の2日間で、天王寺から7500円(子供5500円)。個人所有地が特別に開放されるようです。読者のYさんからの情報です。
今日から7月、全国で恐竜展が開かれる"夏の恐竜シーズン"がやってきました。
さて、恐竜ランキングでは、8月末まで、第7回ランキング、「最も知りたい恐竜の謎」をやっています。あなたが最も知りたい恐竜の謎は何ですか? ふるって投票してください(^^)。
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