2003年4月アーカイブ

 勝山市の北谷で発見されたイグアノドン類(Iguanodontian)が、フクイサウルス(Fukuisaurus tetoriensis)として新種記載されました。
 かつて、歯につけられていた名称(慣用名)ですが、正式記載されました。DINOSAUR Mailing List では久しぶりの名称復活にちょっと話題になっています。

 

  1. A NEW IGUANODONTIAN (DINOSAURIA: ORNITHOPODA) FROM THE LOWER CRETACEOUS KITADANI FORMATION OF FUKUI PREFECTURE, JAPAN
  2. YOSHITSUGU KOBAYASHI, YOICHI AZUMA
  3. Journal of Vertebrate Paleontology, 23(1), p. 166, 2003

 

 フクイサウルスのいくつかの特徴は、イグアノドン、オウラノサウルス、アルチリヌス(Altirhinus)に類似しているそうです。

 主に頭蓋骨の特徴による系統解析から、フクイサウルスは、ハドロサウルス類には属さないイグアノドン類(non-hadrosaurid iguanodontian)であり、イグアノドンとオウラノサウルスよりなるクレード(分類群)よりも、アルチリヌスやプロバクトサウルス、エオランビア(Eolambia)などよりなるより基盤的なクレードであることを示唆するとしています。

  広義のイグアノドン類(Iguanodontian)の、より原始的な種類のようです。Dinosauriconでは、スティラコステルナ(Styracosterna)に位置付けられています。




カテゴリーの系統関係は、概要です。詳しくは、脊椎動物の系統関係をどうぞ
 

2013年3月

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