勝山市の北谷で発見されたイグアノドン類(Iguanodontian)が、フクイサウルス(Fukuisaurus tetoriensis)として新種記載されました。
かつて、歯につけられていた名称(慣用名)ですが、正式記載されました。DINOSAUR Mailing List では久しぶりの名称復活にちょっと話題になっています。
- A NEW IGUANODONTIAN (DINOSAURIA: ORNITHOPODA) FROM THE LOWER CRETACEOUS KITADANI FORMATION OF FUKUI PREFECTURE, JAPAN
- YOSHITSUGU KOBAYASHI, YOICHI AZUMA
- Journal of Vertebrate Paleontology, 23(1), p. 166, 2003
フクイサウルスのいくつかの特徴は、イグアノドン、オウラノサウルス、アルチリヌス(Altirhinus)に類似しているそうです。
主に頭蓋骨の特徴による系統解析から、フクイサウルスは、ハドロサウルス類には属さないイグアノドン類(non-hadrosaurid iguanodontian)であり、イグアノドンとオウラノサウルスよりなるクレード(分類群)よりも、アルチリヌスやプロバクトサウルス、エオランビア(Eolambia)などよりなるより基盤的なクレードであることを示唆するとしています。
広義のイグアノドン類(Iguanodontian)の、より原始的な種類のようです。Dinosauriconでは、スティラコステルナ(Styracosterna)に位置付けられています。