内モンゴルにある白亜紀後期(チューロニアン、約9100万年前)の地層で発見され、1965年に記載された獣脚類が再記載されています。
アジアで初めてのカルカロドントサウルス類(Carcharodontosauridae)とされています。Dave Hone's Archosaur Musings に化石の映像や系統関係などがあります。
最初は、"Chilantaisaurus"とされ、アロサウルスに近いとされたり、スピノサウルス類などとする論文も報告されていました。 この論文では、カルカロドントサウルス類とされています。
このグループでは最も新しい時代からの発見です。中国語で"サメの歯の竜"を意味する属名で、Shaochilong maortuensis と再記載されています。
かつてゴンドワナに限定されていたカルカロドントサウルス類ですが、アジアにもいたわけです。
特に、ティラノサウルス類が登場するまで、アジアでは6000万年ほど大型獣脚類のギャップがあったわけですが、それを埋めるグループです。
- Brusatte, S. et al. 2009
- The first definitive carcharodontosaurid (Dinosauria: Theropoda) from Asia and the delayed ascent of tyrannosaurids
- Naturwissenschaften,1432-1904 (Online, 2009