サーベルのような犬歯を持つ哺乳類

 パタゴニアにある白亜紀後期早期の地層から発見された、サーベルのような歯を持つ哺乳類化石が報告されています。

 ルイビル大(University of Louisville)に復元イラストがあります。 食虫動物だったようですが、肉食系としても不思議ではありませんね。ただし、大きさはリスほどと小型です。

 この時期の南米からの哺乳類化石は初めてで、白亜紀のゴンドワナ大陸からの哺乳類の頭部としては2例目とされています。

 恐竜化石を多産するパタゴニアですが、哺乳類は珍しいのですね。

 

 アルゼンチンで発見された新種のドリオレステス類(Dryolestoids)で、三畳紀後期(約2億2000万年前)に登場した、現生の有袋類および有胎盤類につながる原始的な絶滅哺乳類です。 

 Cronopio dentiacutus と命名され、大きい目に長く突き出た鼻、そしてサーベルのように特大の犬歯が特徴です。 

 

 

 References:

  1.  
  2. Guillermo W. Rougier et al., 2011
  3. Highly specialized mammalian skulls from the Late Cretaceous of South America
  4. Nature, 479, p.98-102
  5. doi:10.1038/nature10591





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2012年4月

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