ゾウにある6番目の"指"

 現生のゾウの前後の脚にある突起は、体重を支えるための6本目の"指"とする論文が報告されています。 NatureBBCなどが紹介しています。

 似たような指、パンダにも見られる指のような構造の"predigits"です。

 今になってわかったわけではなく、突起の存在は以前から知られていました。しかし、単なる軟骨の塊と思われ、その機能は謎だったのです。
 現生動物の構造でも、わかっていないことがあるものなんですね。

 今回、ジョン・ハチンソンらの研究で、後ろ向きについた指は、体重を支える機能があるとしています。 

 また、この指の登場は、4000万年前頃とされています。ゾウが大型化した頃です。 初期のゾウは、現生のように、つま先で歩くことはなく、足底は平だったようです。



  1. References:

  2. John R. Hutchinson et al., 2011
  3. From Flat Foot to Fat Foot: Structure, Ontogeny, Function, and Evolution of Elephant "Sixth Toes"
  4. Science 334(6063), p. 1699-1703, 2011
  5.  DOI: 10.1126/science.1211437





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2012年4月

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