1916年に発見されていた新種角竜、スピノプス

 カナダ、アルバータ州にある白亜紀後期(Campanian)の地層で発見された新種の角竜が記載されています。 

 ALF 博物館に復元イラストがあります。

 化石は、1916年に、Charles H. と Levi Sternberg 父子により発見され、90年以上も博物館に保管されていたそうです。

 学名はSpinops sternbergorum で、属名の意味は"スピンのある顔"。種小名は発見者にちなんでいます。

 セントロサウルス類の角の生える位置について議論されていますが、複数の起源があるようです。

 系統的には、セントロサウルス類(centrosaurine)で、セントロサウルスとスティラコサウルスに近縁とされています。

 

 図は、頭部のイラスト。実線部分が発見されている化石で、破線は、セントロサウルス(Centrosaurus apertus)を参考にしています。

 

Spinops_sternbergorum.jpg 

 

 舌の図は、セントロサウルス類の頭頂骨(parietal)の比較。背部から見たもの。

 Bがスピノプス。角に示している数字は角が生えてくる位置(locus positions)。

 図のA、Bにある左側の数字は伝統的なスキームで、右側が今回の論文で示されている改訂スキーム。C-Fは、両者が同じです。

 

 

parietals.jpg 

 

 

  1. References:
  2.  
  3. Farke, A. A., M. J. Ryan, P. M. Barrett, D. H. Tanke, D. R. Braman, M. A. Loewen, and M. R. Graham. 2011.
  4. A new centrosaurine from the Late Cretaceous of Alberta, Canada, and the evolution of parietal ornamentation in horned dinosaurs.
  5. Acta Palaeontologica Polonica 56(4), p.691-702, 2011
  6. doi:10.4202/app.2010.0121





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2011年12月

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