なぜ獣弓類 (therapsids)に比べて主竜型類(archosauromorphs)が大型化していったのか、解析した論文が報告されています。
獣弓類 は哺乳類を、主竜型類 は恐竜を含むグループです。
Science Nowなどが伝えています。
論文は、ペルム紀後期からジュラ紀中期の約1億年にわたる約400種以上の、獣弓類 と主竜型類の大たい骨の長さを調べ、それぞれのボディサイズの変化を分析したもの。
その結果、主竜型類のサイズは幅が広がり、大型化した種もいたのに比べ、獣弓類は小型のままだったとしています。
その理由として、主竜型類は獣弓類より成長速度が速く、性成熟に達するのも早かったとされています。その結果、すばやく環境に適応し、勢力を拡大していったようです。
ただ、大たい骨から体重を推定する方法については誤差が大きいとする意見もあります。
- References:
- Roland B. Sookias, Richard J. Butler, and Roger B. J. Benson
- Rise of dinosaurs reveals major body-size transitions are driven by passive processes of trait evolution
- Proc. R. Soc. B published online before print February 1, 2012,
- doi:10.1098/rspb.2011.2441