アジア初のスピノサウルス記載

 ラオスにある白亜紀前期晩期の地層で発見されたスピノサウルス類(Spinosauridae)が新種記載されています。背中の帆が、前後2つにわかれているのが特徴です。
 
 歯の化石など、アジアからはスピノサウルス類の報告はありますが、初めての新種記載です。

 Savannakhet 盆地にあるから、頭部以降の腰やろっ骨など、部分的に関節した保存状態のよい化石が見つかっており、Ichthyovenator laosensis と命名されています。

 ZBrush にコンピュータ復元モデルがありますが、他のスピのサウルス類と異なり、帆は腰のあたりでいったんなくなるため、前後2つに分かれています。
 これは、メスで、オスが交尾しやすいためとする意見もあります。

 系統的には、バリオニクス類(Baryonychinae)のグループ(サブクレード)とされ、この系統は、白亜紀初期の終わりには、広く分布していたとされています。

 

  1. References:
  2.  
  3. Ronan Allain, Tiengkham Xaisanavong, Philippe Richir and Bounsou Khentavong  
  4. The first definitive Asian spinosaurid (Dinosauria: Theropoda) from the early cretaceous of Laos
  5. Naturwissenschaften, Online First, 18 April 2012 
  6. DOI: 10.1007/s00114-012-0911-7





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2014年4月

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