アラビア半島初のハドロサウロイデア/オマーン

 現在のアラビア半島からは、何種類かの恐竜化石が見つかっています。

 半島の東南端にあるオマーンは、1997年に最初の恐竜化石が見つかった国であり(DML)、その後、獣脚類や鳥脚類、竜脚類化石が報告されています。

 今回、オマーンで発見されたアラビア半島では初めてのハドロサウロイデア(上科)の化石が報告されています。

 白亜紀後期(カンパニアン?マーストリヒチアン)の地層から、頭部より後ろの断片的な化石が見つかったもの。

 ハドロサウロイデアの起源や主な進化はローラシア大陸とされていることから、当時のテチス海にあった島々を経由して、アラビア半島にやってきたのではないかとされています。

 図は、ハドロサウロイデアの拡散ルート(Eric Buffetaut et al., 2015)です。アフリカ大陸へと渡るには、ヨーロッパの多島海を経由する必要がありますね。



journal.pone.0142692.g004.PNG

  


  1. References:
  2.  
  3. Eric Buffetaut, Axel-Frans Hartman, Mohammed Al-Kindi & Anne S. Schulp (2015) 
  4.  Hadrosauroid Dinosaurs from the Late Cretaceous of the Sultanate of Oman. 
  5. PLoS ONE 10(11): e0142692 
  6. doi:10.1371/journal.pone.0142692

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