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恐竜の連続歩行/ウルグアイ

 南米ウルグアイにあるジュラ紀後期から白亜紀前期にかけての地層(Tacuarembó Formation)で見つかった足跡化石について報告されています。

 恐竜の楽園としては、ウルグアイからの恐竜化石の紹介は、初めてですね。

 竜脚類のものとされる2つの連続歩行と、鳥脚類と小型獣脚類のものとされる4つの足跡化石が見つかっています。
 


  1. References:
  2.  
  3. Valeria Mesa & Daniel Perea (2015) 
  4. First Record of Theropod and Ornithopod Tracks and Detailed Description of Sauropod Trackways from the Tacuarembó Formation (Late Jurassic-?Early Cretaceous) of Uruguay.
  5. Ichnos 22(2): 109-121 
  6. DOI:10.1080/10420940.2015.1030075
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 ユタ州にあるジュラ紀後期のモリソン層といえば、多くの恐竜の連続歩行が見つかっていることで有名です。

 そのユタ州では、2016年3月に、世界で初めて、恐竜の足跡化石に特化した博物館(MOAB GIANTS)がオープンします。

 今回、その一部(Salt Wash Member)を再調査したところ、今までヨーロッパでしか見つかっていない大型獣脚類の足跡化石が見つかリ、報告されています。Nationalgeographicが紹介しています。


 Hispanosauropus (ヒスパノサウロプス)と命名されている足跡化石です。

 Megalosauripus とは異なり、足跡の主はアロサウリロイデア(上科)ではないかとされていますが、スピノサウロイデア(トルボサウリダエ)やケラトサウロイデアの可能性も捨てきれないようです。

 北米やイベリア半島の両方で、アロサウルス属やトルボサウルス属、ケラトサウルス属の大型獣脚類が見つかっていることから、それらの足跡化石ではないかとされています。

 このあたりでは、ヒスパノサウロプスと、それと似たような足跡化石がありふれていることから、モリソン層形成の初期に、大型獣脚類相のターンオーバー(タクソンの入れ替わり)があったのではないかとされています。





  1. References:
  2.  
  3. John R. Fostera, 2015 
  4. Theropod Dinosaur Ichnogenus Hispanosauropus Identified from the Morrison Formation (Upper Jurassic), Western North America 
  5. Ichnos, 22(3-4) 
  6. DOI:10.1080/10420940.2015.1059335
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