幼い恐竜だけが群れを作って暮らしていたとする報告はいくつかありますが、堆積環境により、流されて集まる場合もあり、行動様式の推定は難しい点があります。
今回、より確実な証拠として、火砕流堆積層の直下で発見されたプシッタコサウルス(Psittacosaurus lujiatunensis)の例が報告されています。火砕流で、一気に埋もれたようです。
中国遼寧省にある白亜紀前期のLujiatun層から、6体の幼体化石のみからなるクラスター(まとまった化石)が発見されたもの。
骨組織学的分析から、2歳が5体と、3歳が1体で、明らかに年齢が異なるクラスターとされています。
幼体だけで群れを作った理由としては、エサを探しやすくするためにお互い保護しあったとか、親の巣でヘルパーとなったのではないかと推測されています。
- References:
- Qi Zhao, Michael J. Benton, Xing Xu, and Martin J. Sander (2013)
- Juvenile-only clusters and behaviour of the Early Cretaceous dinosaur Psittacosaurus.
- Acta Palaeontologica Polonica (in press)
- doi: http://dx.doi.org/10.4202/app.2012.0128