- References:
- Nicholas R. Longrich (2013)
- Judiceratops tigris, a New Horned Dinosaur from the Middle Campanian Judith River Formation of Montana.
- Bulletin of the Peabody Museum of Natural History 54(1):51-65. 2013
- doi: http://dx.doi.org/10.3374/014.054.0103
角竜類(Ceratopsia)の最新ニュース
- References:
- Mark Hollis Armitage & Kevin Lee Anderson (2013)
- Soft sheets of fibrillar bone from a fossil of the supraorbital horn of the dinosaur Triceratops horridus.
- Acta Histochemica (advance online publication)
- doi: http://dx.doi.org/10.1016/j.acthis.2013.01.001

- References:
- Michael J. Ryan, David C. Evans & Kieran M. Shepherd (2012)
- A new ceratopsid from the Foremost Formation (middle Campanian) of Alberta.
- Canadian Journal of Earth Sciences (advance online publication) PDF(Free)
- DOI:10.1139/e2012-056
- References:
- Longrich, N.R. & Field, D.J. (2012)
- Torosaurus Is Not Triceratops: Ontogeny in Chasmosaurine Ceratopsids as a Case Study in Dinosaur Taxonomy.
- PLoS ONE 7(2): e32623.
- doi:10.1371/journal.pone.0032623
カナダ、アルバータ州にある白亜紀後期(Campanian)の地層で発見された新種の角竜が記載されています。
ALF 博物館に復元イラストがあります。
化石は、1916年に、Charles H. と Levi Sternberg 父子により発見され、90年以上も博物館に保管されていたそうです。
学名はSpinops sternbergorum で、属名の意味は"スピンのある顔"。種小名は発見者にちなんでいます。
セントロサウルス類の角の生える位置について議論されていますが、複数の起源があるようです。
系統的には、セントロサウルス類(centrosaurine)で、セントロサウルスとスティラコサウルスに近縁とされています。
図は、頭部のイラスト。実線部分が発見されている化石で、破線は、セントロサウルス(Centrosaurus apertus)を参考にしています。
舌の図は、セントロサウルス類の頭頂骨(parietal)の比較。背部から見たもの。
Bがスピノプス。角に示している数字は角が生えてくる位置(locus positions)。
図のA、Bにある左側の数字は伝統的なスキームで、右側が今回の論文で示されている改訂スキーム。C-Fは、両者が同じです。
- References:
- Farke, A. A., M. J. Ryan, P. M. Barrett, D. H. Tanke, D. R. Braman, M. A. Loewen, and M. R. Graham. 2011.
- A new centrosaurine from the Late Cretaceous of Alberta, Canada, and the evolution of parietal ornamentation in horned dinosaurs.
- Acta Palaeontologica Polonica 56(4), p.691-702, 2011
- doi:10.4202/app.2010.0121
カナダ、アルバータ州にある白亜紀後期の地層で発見された新種角竜、2種が記載されています。
学名は、Unescoceratops koppelhusae と Gryphognathus morrisoni ですが、論文印刷は遅れますから、2012年初めての新種恐竜かもしれません。
2種とも部分的な左歯骨が発見され 、系統的には最も進化したタイプのレプトケラトプス類(Leptoceratopsidae)のひとつとされています。
Unescoceratops koppelhusae は、Campanian (7650-7500万年前) のDinosaur Park Formation からの発見です。
また、Gryphognathus morrisoni は、 Santonian(約8300万年前)と同類としては最古で、成体としては、北米では最も小型の角竜とされています。
なお、Griphognathus というデボン紀のハイギョが既に1999年に記載されています。グリフォグナトゥスと日本語にすると同じ属です。
- References:
- Michael J. Ryan, David C. Evans, Philip J. Currie, Caleb M. Brown & Don Brinkman (2012)
- New leptoceratopsids from the Upper Cretaceous of Alberta, Canada.
- Cretaceous Research (advance online publication)
- doi:10.1016/j.cretres.2011.11.018
獣脚類や鳥脚類の成長速度に関する報告はありますが、角竜についてはほとんど報告されていませんでした。
今回、北極圏で発見されたパキリノサウルスの骨化石の組織科学的分析から、その成長などについて考察した論文が報告されています。
Discovery News が紹介しています。
アラスカ北部にあるノーススロープの白亜紀後期(early Maastrichian )の地層(Prince Creek Formation)で発見された大たい骨の成長線を解析したもの。
高緯度で発見される化石のほうが、成長線がはっきりしているそうです。成長の速い時期と遅い時期の違いがはっきりしていたのでしょうか。
8月にアラスカからパキリノサウルス属の新種 で紹介した同じ地層からの発見です。ただし、今回の化石は、Pachyrhinosaurus sp. で、種は未定です。
9歳で性的に成熟し、死んだのは19年だったとされています。1例だけのようですが、寿命はともかく、極地方では幼体の成長は早かったとされています。
またそこでは、カメやクロコダイルなど普通発見される化石は見つかっていないそうです。厳しい環境の極地方まで移動するのが困難だったのでしょうか。
- References:
- Gregory M. Ericksona & Patrick S. Druckenmillerb, 2011
- Longevity and growth rate estimates for a polar dinosaur: a Pachyrhinosaurus (Dinosauria: Neoceratopsia) specimen from the North Slope of Alaska showing a complete developmental record
- Historical Biology, 23(4), p. 327-334, 2011
- DOI:10.1080/08912963.2010.546856
モンゴルのある白亜紀後期の地層で発見されたプロトケラトプス(Protoceratops andrewsi )の巣の化石について報告されています。
15体の幼体化石を伴ったプロトケラトプス属の最初の巣とあります。
Dinosaur Tracking に映像があります。卵殻はなく、幼体だけが埋まっています。
幼体は比較的大きいサイズであることから、生まれた後も巣の近くに残り成長したとされています。
また、角竜類においては、親が子供の世話をしたことや社会性は、系統的に基本的な行動だったことを示唆するとしています。
- References:
- D. E. Fastovsky, D. B. Weishampel, M. Watabe, R. Barsbold, KH. Tsogtbaatar and P. Narmandakh (2011)
- A Nest of Protoceratops andrewsi (Dinosauria, Ornithischia).
- Journal of Paleontology 85(6):1035-1041
- doi: 10.1666/11-008.1
モンタナ州で、新しい角竜化石が発見されたそうです。KPAX-TV によると、来週にも論文が報告されるようです。
発見された川にちなんで、"ジュディス(Judith)"と呼ばれています。新種らしく、トリケラトプスの近縁種ですが、はるかに古いとか。
既にレプリカが出来上がって博物館に寄贈されています。 映像によると、周囲に小さな角があるフリルには、大きな孔があいていますね。