こんな小さな骨に、はっきりした噛み跡があるとは驚いた・・・。
小型のクロコダイル形類が、ヒプシロフォドン類の幼体を食べていたとする直接の証拠が示されています。
NBCが、CTスキャン映像と共に紹介しています。
従来から、クロコダイル形類が恐竜などを食べていたとする報告がありましたが、それは大型種に限られていました。
襲ったのか、スカベンジなのかは不明ですが、クロコダイル形類がかなり多様だったことが、恐竜を食べるというニッチ分割(niche partitioning、すみわけ)につながったのではないかとされています。
ユタ州南部にある白亜紀後期(カンパニアン、約7500万年前)のKaiparowits Formationで発見された化石から、噛み跡などが見つかったもの。
左肩甲骨と右大たい骨に噛み跡が残され、大たい骨にあけられた穿孔には、クロコダイル形類の、断面が楕円形の歯冠の一部が残されていたそうです。
- References:
- Clint A. Boyd, Stephanie K. Drumheller & Terry A. Gates (2013)
- Crocodyliform Feeding Traces on Juvenile Ornithischian Dinosaurs from the Upper Cretaceous (Campanian) Kaiparowits Formation, Utah.
- PLoS ONE 8(2): e57605.
- doi:10.1371/journal.pone.0057605