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 英国にあるジュラ紀中期の地層で発見されたアベリサウルス類化石から、ローラシア大陸におけるジュラ紀中期の獣脚類の古生物地理学と進化について考察れています。

 従来、基盤的な小型テタヌラ類とされていた脛骨を 再解析し、初期のアベリサウルス類(Abelisauroidea)としています。
 
 全体の形態と派生形質の組み合わせは、オーストラリアで発見されたジュラ紀中期のアベリサウルス類、Ozraptorと類似しているそうです。

 ローラシア大陸での発見で、ゴンドワナ大陸以外では最古のアベリサウルス類の証拠とされています。

 このことから、少なくともジュラ紀中期までには、ローラシアとゴンドワナに分裂する前の超大陸・パンゲア大陸内で放散していたとされています。この仲間の放散は、以前考えられていたよりも早いようです。



  1. References:
  2.  
  3. Martín D. Ezcurra & Federico L. Agnolín (2012) 
  4. An abelisauroid dinosaur from the Middle Jurassic of Laurasia and its implications on theropod palaeobiogeography and evolution. 
  5. Proceedings of the Geologists' Association (advance online publication)



 中国内蒙古自治区にあるジュラ紀の地層で、クモの化石としては最大の化石が発見され、記載されています。 LiveScience が伝えています。

 Nephila 属の新種のメスで、学名は、Nephila jurassica です。

 Nephila 属は、球状のクモの巣(orb-weaver)をはるクモとしては最大級で、現在の熱帯夜亜熱帯に生息し、大きいものは体長5センチ、足の長さが15センチになるそうです。

 糸に太陽があたると金色に輝くことから、golden orb-weaver と呼ばれています。

 約1億6500万年前の地層からの発見で、火山灰に埋もれたとされています。また、当時は温暖で湿った環境だったようです。

 ニュースでは、鳥やコウモリを捕まえることが可能だったなどとしていますが、縦が9.31センチ、横幅6.32センチとそれほど大きくありません。論文では、巨大昆虫を補足していたとあります。

 なお、古いものでは、3億1000万年前のクモの化石が見つかっているそうです。当時から、飛び廻る昆虫がいたのですから、当然なのかもしれません。

 

  1. References:
  2.  
  3. Paul A. Selden, ChungKun Shih, and Dong Ren, 2011
  4. A golden orb-weaver spider (Araneae: Nephilidae: Nephila) from the Middle Jurassic of China
  5. Biol. Lett. published online before print April 20, 2011
  6. doi:10.1098/rsbl.2011.0228



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2013年3月

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