- References:
- Roger B. J. Benson mail, Mark Evans, Adam S. Smith, Judyth Sassoon, Scott Moore-Faye, Hilary F. Ketchum, and Richard Forrest (2013)
- A Giant Pliosaurid Skull from the Late Jurassic of England.
- PLoS ONE 8(5): e65989.
- doi:10.1371/journal.pone.0065989
Kimmeridgianの最新ニュース
- References:
- Emanuel Tschopp & Octávio Mateus (2012)
- The skull and neck of a new flagellicaudatan sauropod from the Morrison Formation and its implication for the evolution and ontogeny of diplodocid dinosaurs.
- Journal of Systematic Palaeontology (advance online publication)
- DOI:10.1080/14772019.2012.746589
- References:
- JOSÉ L. CARBALLIDO, JEAN S. MARPMANN, DANIELA SCHWARZ-WINGS & BEN PABST
- New information on a juvenile sauropod specimen from the Morrison Formation and the reassessment of its systematic position
- Palaeontology, 55(3), p.567-582, 2012
- DOI: 10.1111/j.1475-4983.2012.01139.x
モロッコにあるジュラ紀後期の地層で発見された4本指の獣脚類の足跡化石について報告されています。
43のサイトに1500以上の足跡化石が残され、最近の調査でその時代は、Oxfordian-Kimmeridgian とされています。
足跡につけられる学名、Boutakioutichnium atlasicus が提唱されています。2足歩行で足跡の幅は狭いとされています。
以前つけられた名称 "Eutynichnium atlasipodus"は、正式な記載が無く無効名としています。
図は、Boutakioutichnium atlasicus のホロタイプ。 ハラックス(hallux、右下にある第1指)が特徴です。
長さは45cmで、幅は30cm。ハラックスは第2指ほどの長さで、パッドが2つあります。
通常、ハラックスが残された足跡化石には、中足骨の跡を伴います。ハラックスは比較的高い位置にあり、軟らかい地盤を深く踏んだ場合についた跡が多いからです。
しかし、今回の足跡には中足骨の跡はありません。 足跡をつけた恐竜、第1指の位置が低かったのでしょうか。
- References:
- Nouri, J., Díaz-Martínez, I.& Pérez-Lorente, F. (2011)
- Tetradactyl Footprints of an Unknown Affinity Theropod Dinosaur from the Upper Jurassic of Morocco.
- PLoS ONE 6(12): e26882.
- doi:10.1371/journal.pone.0026882
ジュラ紀の恐竜化石から、骨パジェット病(Bone Paget disease)に似た痕跡が見つかったとする論文が報告されています。
基盤的イグアノドン類、 Dysalotosaurus lettowvorbecki の脊椎骨の内部構造を、X線CTスキャンなどで調べています。
1910-1912年にかけて、タンザニアにあるジュラ紀後期のテンダグル層で発見され、ベルリン自然史博物館に保管されていた化石です。
骨パジェット病は、骨の代謝に異常が生じ、骨の肥厚や変形を起こす慢性疾患です。ウイルス感染の関与が考えられていることから、間接的ですが、最古のウイルスの化石記録とされています。
Dysalotosaurus lettowvorbecki は、体長2-4メートルとテンダグルで見つかる恐竜としては最小で、後ろ足の長さや形状から、二足で速く走れたとされています。
多数の化石が見つかっていることから、おそらく群れで暮らしていたとされています。
- References:
- Florian Witzmann et al., 2011
- Paget disease of bone in a Jurassic dinosaur
- Current Biology, 21(17), R647-R648, 13 September 2011
- doi:10.1016/j.cub.2011.08.006
テキサスで開催されたオークションで、"The Fighting Pair(戦うペア)"と呼ばれるアロサウルスとステゴサウルス類の2頭の恐竜化石が、$275万($2,748,500 )で競り落とされました。
Telegraph などが伝えています。 落札したのは、米国以外の博物館だそうです。 Heritage Auctions が開催したもので、化石の詳細は、The Fighting Pair (pdf)にあります。
発掘の様子や展示骨格などは、The Fighting Pair(YouTube)にあります。以下はその映像の一部です。
2つの化石は、2007年に、ワイオミング州にあるジュラ紀の地層(モリソン層)で発見され、アロサウルスは、"Dracura"の愛称で呼ばれ、ステゴサウルス類の愛称は、"Fantasia"です。
いずれもジュラ紀の代表的な恐竜ですが、両者が同時に見つかることは無かったそうです。
この発見では、同時に見つかっただけでなく、アロサウルスのアゴの近くで、ステゴサウルス類の上腕骨が発見されています。両者は、戦いの最中だったのではないかとされています。
詳しい調査研究は行われていませんが、アロサウルスは、70-75%の化石が保存され、Allosaurus jimmadseni ではないかとされています。Allosaurus fragilis よりスレンダーで原始的だそうです。
ステゴサウルス類は、75-80%の化石が保存され、より原始的な属のHesperosaurus mjosi ではないかとされています。
新たにFlagellicaudata というクレード(分類群)が定義されています。このクレードは、「ディクラエオサウルスとディプロドクスの最も新しい共通の祖先から派生する全ての子孫」です。
モンタナで発見された竜脚類、スーワセア・エミリエアエ(Suuwassea emilieae)について、Acta Palaeontologica Polonica に新種記載されています。ペンシルバニア大が伝えています。下のほうに骨格イメージがあります。
- A new diplodocoid sauropod dinosaur from the Upper Jurassic Morrison Formation of Montana, USA
- Jerald D. Harris and Peter Dodson
- Acta Palaeontologica Polonica 49 (2), 2004: 197-210
およそ1億5000万年前のモリソン層で発見されたもので、ディプロドコイデア(Diplodocoidea、ディプロドクス上科)の共有派生形質を持っているとしています。近縁種より尾椎は短いそうです。
この分類群は、デイプロドクスなどが属するDiplodocidae と、アマルガサウルスなどが属するDicraeosauridae からなるのですが、これらの起源に新たな知見を与えるとしています。
著者の一人、ピータードットソンは米国の恐竜では初めて、頭部の先端の鼻孔付近に第2の穴があると述べています。この特別な穴は謎としています。
Suuwassea emilieaeという学名は、"SOO-oo-WAH-see-uh eh-MEE-LEE-aye"と発音するそうです。単純に、"・・saurus"としないところにセンスを感じますね。
属名は、"春雷"を意味する"suuwassa"から。竜脚類をかつて雷竜と呼んだことに由来しています。種小名は、化石発掘に資金援助した故エミリー(Emilie deHellebranth)さんにちなんだもの。
