韓国の最新ニュース

 韓国にある白亜紀の地層(Haman Formation)で発見された小型獣脚類のディスプレイ痕について報告されています。

 Minisauripus のものとされ、地面に残されたほぼ平行な擦り痕で、約25セット残されているそうです。

 このような擦り傷は、ディスプレイの証拠として解釈されており、痕をつけたのは、鳥類のような求愛行動を示す成体とされています。

 大型種の例は北米で見つかっていますが、アジアでは初めてで、また、小型種では初めてとされています。




  1. References:
  2.  
  3. Kyung Soo Kim, Martin G. Lockley, Jong Deock Lim, Lisa Buckley & Lida Xing (2016) 
  4. Small scale scrapes suggest avian display behavior by diminutive Cretaceous theropods. 
  5. Cretaceous Research (advance online publication) 
  6. doi:10.1016/j.cretres.2016.04.019
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 長さが40センチを超える巨大な卵化石が報告されています。 

 韓国全羅南道にある白亜紀後期(カンパニアン)の地層で見つかった獣脚類の卵ですが、産んだのは、ティラノサウルス系でしょうか。

 単一の卵化石ではなくて、連続して産卵された卵化石群(clutch)で、直径2-3メートルの輪に、全部で19個がリング状に産みつけられており、そのうち、8つがペアです。

 対称形で細長い卵化石の平均の長さは、 41.17 cm で、幅は 15.58 cmとされています。

 卵化石のタクソンである Elongatoolithidae の系統の Macroelongatoolithus xixiaensis 種とされ、この種では最も完全な化石です。

 
 以前は中国南東部のセノマニアンの地層で見つかっており、中国以外では初めての発見とされています。  

 なお、Historical Biology 26 (2) は、5回目となる恐竜の卵とベビーに関するシンポ特集号です。


  1. References:
  2.  
  3. Min Huh, Bo Seong Kim, Yeon Woo, D. Jade Simoc, In Sung Paik & Hyun Joo Kim (2014) 
  4. First record of a complete giant theropod egg clutch from Upper Cretaceous deposits, South Korea. 
  5. Historical Biology: 26(2): 218-228 
  6. DOI:10.1080/08912963.2014.894998
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韓国の恐竜足跡特集:Ichnos

 Ichnos, 19(2), 2012 は、「Tracking on the Korean Cretaceous Dinosaur Coast: 40 years of Vertebrate Ichnology in Korea」と題して、韓国の足跡化石についての特集です。

 13報あり、世界最小の恐竜足跡化石や、後脚だけの竜脚類の連続歩行、翼竜の足跡化石などの報告があります。
 
 中央日報は、前肢をついて歩いたとされる新種のイグアノドン類の足跡化石、Charirichnium Kyoungsookimi を紹介しています。
 
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 韓国にある白亜紀の恐竜足跡化石産地の層序や地質年代、古環境ついてのレビューが報告されています。     

 白亜紀の朝鮮半島は季節性が強い半乾燥性の気候で、火山活動の影響を受け、恐竜は扇状地や湖周辺に棲んでいたとされています。    
 また、足跡と骨、卵化石は、それぞれ異なる層序と古環境から発見されているそうです。  

 解析したのは、韓国白亜紀恐竜海岸(Korea Cretaceous Dinosaur Coast)で、ここ10年で地層の絶対年代のデータが得られているそうです。  

 足跡と骨、卵化石の産出は層序と古環境によって異なり、足跡化石は、主に湖縁堆積物で見つかり、骨化石は、氾濫原堆積物から、そして、卵化石は、扇状地や蛇行した川の氾濫原堆積物で発見されています。  

 また、白亜紀の朝鮮半島の恐竜は、火山活動の影響を受け、扇状地や河で作られた平野や湖周辺に棲んでいたと結論づけています。  

 季節性が強い半乾燥性の気候で、大きな湖が水の供給源となり、豊富な裸子植物が餌となったようです。また、半乾燥気候という古環境が、恐竜化石の保存につながったとしています。




  1. References:
  2.  
  3. In Sung Paik, Yong Il Lee, Hyun Joo Kim & Min Huh (2012) 
  4. Time, Space and Structure on the Korea Cretaceous Dinosaur Coast: Cretaceous Stratigraphy, Geochronology, and Paleoenvironments 
  5. Ichnos19 (1-2): 6-16 
  6. DOI:10.1080/10420940.2012.660404
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韓国最古の鳥類の足跡化石

 韓国永同郡で、韓国で最古とされる鳥類の足跡化石が発見されたそうです。約1億4000万年前-1億3000万年前と、従来より、1000-2000万年ほど古いとされています。

 Ariang が伝えています。獣脚類の足跡と、尾を引きずったとされる3.6メートルの跡も残されているとか。

 写真がないので詳細は不明ですが、以前から足跡化石がよく見つかっている海岸ではなくて、絶壁からの発見のようです。

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