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韓国の恐竜足跡特集:Ichnos

 Ichnos, 19(2), 2012 は、「Tracking on the Korean Cretaceous Dinosaur Coast: 40 years of Vertebrate Ichnology in Korea」と題して、韓国の足跡化石についての特集です。

 13報あり、世界最小の恐竜足跡化石や、後脚だけの竜脚類の連続歩行、翼竜の足跡化石などの報告があります。
 
 中央日報は、前肢をついて歩いたとされる新種のイグアノドン類の足跡化石、Charirichnium Kyoungsookimi を紹介しています。
 



 韓国にある白亜紀の恐竜足跡化石産地の層序や地質年代、古環境ついてのレビューが報告されています。     

 白亜紀の朝鮮半島は季節性が強い半乾燥性の気候で、火山活動の影響を受け、恐竜は扇状地や湖周辺に棲んでいたとされています。    
 また、足跡と骨、卵化石は、それぞれ異なる層序と古環境から発見されているそうです。  

 解析したのは、韓国白亜紀恐竜海岸(Korea Cretaceous Dinosaur Coast)で、ここ10年で地層の絶対年代のデータが得られているそうです。  

 足跡と骨、卵化石の産出は層序と古環境によって異なり、足跡化石は、主に湖縁堆積物で見つかり、骨化石は、氾濫原堆積物から、そして、卵化石は、扇状地や蛇行した川の氾濫原堆積物で発見されています。  

 また、白亜紀の朝鮮半島の恐竜は、火山活動の影響を受け、扇状地や河で作られた平野や湖周辺に棲んでいたと結論づけています。  

 季節性が強い半乾燥性の気候で、大きな湖が水の供給源となり、豊富な裸子植物が餌となったようです。また、半乾燥気候という古環境が、恐竜化石の保存につながったとしています。




  1. References:
  2.  
  3. In Sung Paik, Yong Il Lee, Hyun Joo Kim & Min Huh (2012) 
  4. Time, Space and Structure on the Korea Cretaceous Dinosaur Coast: Cretaceous Stratigraphy, Geochronology, and Paleoenvironments 
  5. Ichnos19 (1-2): 6-16 
  6. DOI:10.1080/10420940.2012.660404



韓国最古の鳥類の足跡化石

 韓国永同郡で、韓国で最古とされる鳥類の足跡化石が発見されたそうです。約1億4000万年前-1億3000万年前と、従来より、1000-2000万年ほど古いとされています。

 Ariang が伝えています。獣脚類の足跡と、尾を引きずったとされる3.6メートルの跡も残されているとか。

 写真がないので詳細は不明ですが、以前から足跡化石がよく見つかっている海岸ではなくて、絶壁からの発見のようです。




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