韓国にある白亜紀の恐竜足跡化石産地の層序や地質年代、古環境ついてのレビューが報告されています。
白亜紀の朝鮮半島は季節性が強い半乾燥性の気候で、火山活動の影響を受け、恐竜は扇状地や湖周辺に棲んでいたとされています。
また、足跡と骨、卵化石は、それぞれ異なる層序と古環境から発見されているそうです。
解析したのは、韓国白亜紀恐竜海岸(Korea Cretaceous Dinosaur Coast)で、ここ10年で地層の絶対年代のデータが得られているそうです。
足跡と骨、卵化石の産出は層序と古環境によって異なり、足跡化石は、主に湖縁堆積物で見つかり、骨化石は、氾濫原堆積物から、そして、卵化石は、扇状地や蛇行した川の氾濫原堆積物で発見されています。
また、白亜紀の朝鮮半島の恐竜は、火山活動の影響を受け、扇状地や河で作られた平野や湖周辺に棲んでいたと結論づけています。
季節性が強い半乾燥性の気候で、大きな湖が水の供給源となり、豊富な裸子植物が餌となったようです。また、半乾燥気候という古環境が、恐竜化石の保存につながったとしています。
- References:
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- In Sung Paik, Yong Il Lee, Hyun Joo Kim & Min Huh (2012)
- Time, Space and Structure on the Korea Cretaceous Dinosaur Coast:
Cretaceous Stratigraphy, Geochronology, and Paleoenvironments
- Ichnos19 (1-2): 6-16
- DOI:10.1080/10420940.2012.660404