中国内蒙古自治区にあるジュラ紀の地層で、クモの化石としては最大の化石が発見され、記載されています。 LiveScience が伝えています。
Nephila 属の新種のメスで、学名は、Nephila jurassica です。
Nephila 属は、球状のクモの巣(orb-weaver)をはるクモとしては最大級で、現在の熱帯夜亜熱帯に生息し、大きいものは体長5センチ、足の長さが15センチになるそうです。
糸に太陽があたると金色に輝くことから、golden orb-weaver と呼ばれています。
約1億6500万年前の地層からの発見で、火山灰に埋もれたとされています。また、当時は温暖で湿った環境だったようです。
ニュースでは、鳥やコウモリを捕まえることが可能だったなどとしていますが、縦が9.31センチ、横幅6.32センチとそれほど大きくありません。論文では、巨大昆虫を補足していたとあります。
なお、古いものでは、3億1000万年前のクモの化石が見つかっているそうです。当時から、飛び廻る昆虫がいたのですから、当然なのかもしれません。
- References:
- Paul A. Selden, ChungKun Shih, and Dong Ren, 2011
- A golden orb-weaver spider (Araneae: Nephilidae: Nephila) from the Middle Jurassic of China
- Biol. Lett. published online before print April 20, 2011
- doi:10.1098/rsbl.2011.0228