Tuchengzi Formation(Upper Jurassic-Lower Cretaceous)、河北省の最新ニュース

ジュラ紀の新種翼竜/遼寧省

 中国で見つかる翼竜化石としては、遼寧省などの白亜紀前期に比較して、ジュラ紀の化石は比較的まれです。

 今回、遼寧省にあるジュラ紀の地層(Tuchengzi Formation)で発見された新種の翼竜が記載されれ、Orientognathus chaoyngensis と命名されています。

 系統解析から、ランフォリンキダエ(rhamphorhynchidae、ランフォリンクス科)で、西部遼寧省からの、ジュラ紀としては最も新しい時代の翼竜とされています。
 



  1. References:
  2.  
  3. Junchang Lü, Hanyong Pu, Li Xu, Xuefang Wei, Huali Chang & Martin Kundrát (2015) 
  4. A new rhamphorhynchid pterosaur (Pterosauria) from Jurassic deposits. . 
  5. Zootaxa 3911(1): 119-129 
  6. DOI: http://dx.doi.org/10.11646/zootaxa.3911.1.7
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 河北省で発見された獣脚類の足跡化石について報告されています。新浪科技が紹介しています。

 163個の Therangospodus の足跡が残され、なかには、獣脚類が泳いだ跡とされる5つの足跡も含まれています。

 また、Megalosauripus とされる大型の足跡や、その近くには、その尾ではないかとする跡もあります。 

 

 ジュラ紀と白亜紀の境界付近の地層で発見されたもの。

 多数の連続歩行の中に、泳いだ跡が残されていますから、水位が異なる別の時期についたものでしょう。

 泳いだ跡とする根拠は、中足骨(metatarsophalangeal)の跡が無いこととしています。ナチュラル・モールド(natural molds)とありますから、上にあった地層が消失したりして変形した跡ではないようです。

 また、先のほうが深くなっており、強く蹴ったのではないかと考えられています。 

 かつては恐竜が泳いだ跡はまれで疑いの目で見られたのですが、最近では、特にジュラ紀の地層から、比較的多数発見されているとあります。

 

 Megalosauripus とされる大型の足跡はひとつで、尾らしき跡は10センチ離れて2本あり、22センチと33センチの長さです。

  

 

  1. References:
  2.  
  3. Xing Lida, Jerald D. Harris, and Gerard D. Gierliñski (2011).
  4. Therangospodus and Megalosauripus track assemblage from the Upper Jurassic-Lower Cretaceous Tuchengzi Formation of Chicheng County, Hebei Province, China and their paleoecological implications.
  5. Vertebrata PalAsiatica (古脊椎動物学報), 49(4): 423-434 (pdf)
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