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 モササウルスは、ウナギのような長い尾を持った姿で復元されています。

 しかし、三日月型の尾びれをもつモササウルス類(2010年8月)で紹介したように、その生態や大きさなどがサメに似ていることから、サメのような尾びれを持っていたのではないかとされてきました。

 かつては、骨がない軟組織の尾びれの上側部分は未発見でしたが、今回、初めてその仮説を実証する化石が見つかり、報告されています。Nationalgeographic に復元イラストがあります。

 今回の化石は、2008年にヨルダンにある白亜紀後期(マーストリヒチアン)の採石場で発見され、前後の肢ひれや尾びれなどに繊維組織からなる軟組織の痕跡が残されています。  

 このことから、一般的に、派生的なモササウルス類は、サメのような尾びれを持ち、遠洋性のサメに似た遊泳能力があったのではないかとされています。

 二次的に海に進出し、9800万年前から6600万年前まで海を支配したモササウルス類ですが、その海洋環境への適応は、我々の理解を超えたレベルと考えられています。
 

 Prognathodon 属の一種( Prognathodon sp.)とされ、亜成体で全長は2メートルほど、成体になると10メートルほどになるそうです。



  1. References:
  2.  
  3. Johan Lindgren, Hani F. Kaddumi & Michael J. Polcyn (2013) 
  4. Soft tissue preservation in a fossil marine lizard with a bilobed tail fin. 
  5. Nature Communications 4, Article number: 2423 
  6. doi:10.1038/ncomms3423
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