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イルカ化石発掘/鬼怒川

 宇都宮市を流れる鬼怒川でのイルカの化石の発掘の様子、下野新聞が伝えています。先に、クジラ化石が発見された場所です。 

 約1000万年前の地層で、歯の化石も見つかり、イルカの祖先にあたるケントリオドンではないかとされています。

 化石は来年夏にも、栃木県立博物館で展示される予定だそうです。

 
 



 長崎県の野母崎地区にある白亜紀後期(約8400万年前)の地層(三ツ瀬層)から、翼竜化石が発見されたそうです。毎日読売などが伝えています。

 最初の化石は2009年に見つかったもの。翼竜の同一個体の化石がまとまって見つかったのは国内で初めてとされています。

 翼開長は3-4メートル。アズダルコ類ではないかとされています。 化石は、長崎市内や福井県立恐竜博物館で展示される予定です。

 3月にも、同じ野母崎地区にある三ツ瀬層から発見されたハドロサウルス類の化石が報告されています。



 長崎市北浦町にある白亜紀後期(約8400万年前) 三ツ瀬層から発掘された鳥脚類の化石について、47Newsなどが紹介しています。 "発掘"とあるように、すでに発見されていた化石です。  

 右大腿骨の上半分とされ、推定体長は6メートルで、ハドロサウルス類ではないかとされています。長崎市科学館などで公開されます。

 2010年には、別の場所で左大腿骨のひざ頭部分が発掘され、今年4月には、今回の発掘作業がニュースになりました。



 和歌山県有田市にある白亜紀前期(1億3000万年前)の湯浅層で発見されたワニの歯の化石、和歌山県立自然博物館朝日が写真とともに紹介しています。  

 昨年5月、小学生が遠足で見つけたもの。歯冠部分で、大きさは7ミリほど。今日から、同博物館で展示されます。

 化石を発見した桑山君、恐竜化石発見が夢だそうですが、福井県勝山市の恐竜化石を多産する露頭も、ワニ化石発見がきっかけ。付近で見つかるかも知れませんね。



セミ化石発見/栃木

 栃木県にある「木の葉化石園」で、小学生がセミの化石を見つけたと朝日が伝えています。

 約30年前の地層が堆積する塩原湖成層からは、保存状態の良い多様な化石を産出しますが、セミ化石としては5体目だそうです。

 塩原のセミ化石としては小さな化石の標本室塩原の化石で紹介されています。美しい姿ですね。

 また、セミ化石としては、以下の論文が報告されています。オープンアクセスです。

 

  1. References:
  2.  
  3. 藤山 家徳, 1979
  4. Some Late Cenozoic Cicadas from Japan
  5. (日本産後期新生代のセミ化石について)
  6. Bulletin of the National Science Museum. Series C, Geology & paleontology 5(4), 139-152, 1979-12



 北海道むかわ町にある白亜紀後期(約7000万年前)の地層で発見されたモササウルス類の化石について、苫小牧新報が伝えています。新種の可能性があるそうです。

 むかわ町は苫小牧の東にある町。むかわ町立穂別博物館が2009年に発見し、頭部や頚椎、肋骨などが見つかっています。 

 3日には、調査を進めている研究者によるモササウルス国際シンポも予定され、次のの講演が予定されています。

  1.  
  2. Michael W. Caldwell(カナダ・アルバータ大学・教授)  
  3.  「The Evolution and Origin of Mosasaurs(モササウルス類の起源と進化)」
  4.  
  5. 小西卓哉(カナダ・王立ティレル古生物学博物館・博士研究員)   
  6.  「近年のモササウルス類の研究成果および穂別産新標本のこれからについて」
  7.  
  8. 櫻井和彦(穂別博物館 学芸員)   
  9.  「穂別博物館所蔵のモササウルス化石」
  10.  
  11. 西村智弘(穂別博物館 普及員)   
  12.  「穂別地域の白亜系函淵層の層序とモササウルス類の産出層準」



 和歌山県有田川町にある白亜紀後期(約7500万年前)の地層から、モササウルス類の前肢など約70点の化石が見つかったと発表されています。

 2006年に後肢も見つかっており、同一個体の両肢がそろうのは世界的にも稀とされています。

 和歌山県立自然博物館が紹介しています。21日から同博物館で展示されます。

 日本のモササウルス化石の発見例は、40例ほどだそうですが、今回の場所からは、下あごや肋骨なども見つかっており、全体の復元ができそうです。




 たまには、日本の化石のニュースを。北九州市立いのちのたび博物館に、20年以上も前に寄贈されていた化石が、新種とわかったそうです。

 いのちのたび博物館朝日などに化石の映像がありますが、完全な形で残されています。細長い体で、背びれが分岐していないようですね。

  およそ1500万年前(中新世)の、コイの仲間(Cyprinidae.)の新種とされ、発見地にちなみ、Ikiculter chojabaruensis  (イキクルター・チョウジャバルエンシス)と命名されています。  

 その発見地は、淡水魚化石を多産する長崎県の壱岐の長者原。大正8年には、魚類化石の新種イキウス・ニッポニクスが発見されています。かつて大陸と地続きで、今の日本海のあたりには大きな淡水湖があったのです

 

           

  1. References:
  2. Yoshitaka Yabumoto, 2010
  3. Ikiculter chojabaruensis, a New Genus and Species of Cyprinid Fish from the Miocene of Iki Island, Nagasaki, Japan
    Paleontological Research 14(4):277-292. 2010
    doi: 10.2517/1342-8144-14.4.277



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