ヨーロッパの最新ニュース

 ティタノサウリアの竜脚類は、白亜紀後期のヨーロッパにおける主な恐竜の一つです。

 南西ヨーロッパにあったイベロ-アルモリカン(Ibero-Armorican)地域では、カンパニアン後期からマーストリヒチアン初期にかけては豊富でしたが、マーストリヒチアン後期には、明らかに多様性や量が減ってきたとされています。

 今回、ヨーロッパで最も新しい時代の竜脚類となる、マーストリヒチアン最後期の地層で発見されたティタノサウリア化石が報告されています。

 見つかっているのは、頚椎後部の右側後部だけで、比較的高齢だったとされています。

 卵殻や足跡化石も合わせ、南西ヨーロッパでは、白亜紀の最後期まで、ティタノサウリアが生き延びていたとされています。



  1. References:
  2.  
  3. Albert G. Sellés, Josep Marmi, Sergio Llácer & Alejandro Blanco (2015) 
  4. The youngest sauropod evidence in Europe. 
  5. Historical Biology (advance online publication) 
  6. DOI:10.1080/08912963.2015.1059834
----------  コメント(0)



 ヨーロッパで見つかる恐竜の卵化石の属である Cairanoolithus(カイラノオリトゥス)属について、レビューされています。

 この属の卵化石については、さまざまな恐竜の営巣地/スペイン(2012年6月)で紹介していますが、フランス以外にスペインでも見つかっています。

 今回、卵化石の系統として新たにCairanoolithidaeが提唱され、カイラノオリトゥスが含まれるとされています。  また、カイラノオリトゥスは鳥脚類の卵化石のタクソンの姉妹群とされ、最も基盤的な鳥脚類の卵タイプと考えられています。

 胚や骨化石は残されていないのですが、微細構造の特徴などに基づいて、カイラノオリトゥス属の卵化石は、ノドサウリダエのものではないかとされています。


 


  1. References:
  2.  
  3. Albert G. Sellés & Àngel Galobart (2015) 
  4. Reassessing the endemic European Upper Cretaceous dinosaur egg Cairanoolithus
  5. Historical Biology (advance online publication) 
  6. DOI:10.1080/08912963.2014.998666
----------  コメント(0)



カテゴリーの系統関係は、概要です。詳しくは、脊椎動物の系統関係をどうぞ
 

2016年5月

1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

アーカイブ


カテゴリ  ▼(広げる)▲(たたむ)