図は、ポーランド南部にある三畳紀後期(約2億500万年-2億年前)の地層で発見された Smok wawelski の骨格です。
頭部の一部や骨盤など、白い部分の化石が発見されています。付近では、大きな3本足の足跡化石も見つかっているそうです。
推定体長は5-6メートル、頭部は48-57cmとされています。ポストスクスなどより大きく、当時、最大級の巨大プレデター(捕食動物)です。
直立歩行で、ブーツのように長く伸びた恥骨。最初は恐竜と思われていたそうですが、恐竜ではありません。
三角形の 前眼窩窓(triangular antorbital fenestra)など、ポストスクスなどのクロコダイル系統の主竜類(crocodile-line archosaurs 、rauisuchians)が持つ特徴と、3つ以上の仙骨などの恐竜の特徴を持っており、基盤的な主竜類とされています。
ただ、現時点では、より詳しい系統的な位置づけは難しいとされています。
下の図のスケールは50センチ。属名の Smok はポーランド語で、竜(dragon)の意味です。
- References:
- GRZEGORZ NIEDŹWIEDZKI, TOMASZ SULEJ, and JERZY DZIK, 2011
- A large predatory archosaur from the Late Triassic of Poland
- Acta Palaeontologica Polonica 5X (X): xxx-xxx.
- doi:10.4202/app.2010.0045