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 ジュラ紀に比較的温暖で浅い海であったノルウェーの北極圏にあるスバールバル諸島からは、魚竜やクビナガリュウ、アンモナイトなどの化石を多数産出します。

 今回、最大の島、スピッツベルゲン島のジュラ紀後期の地層( Agardhfjellet Formation)で発見された魚竜化石が記載されています。

 全長は3-4メートルほど、Janusaurus lundi (ヤヌサウルス・イウンディ)と命名されています。

 論文では、魚竜の系統、オフタルモサウリダエ(Ophthalmosauridae、科)は、オフタモサウリナエ(Ophthalmosaurinae、亜科)とプラチプテリギイナエ(Platypterygiinae、亜科)の2系統とされ、ヤヌサウルスは、オフタルモサウリナエ(Ophthalmosaurinae)の位置づけです。  
 そのオフタルモサウリナエの中で、スバールバルで発見され、いずれも2012年に記載された Cryopterygius kristiansenaePalvennia hoybergeti、そして、もうひとつ別の標本(PMO 222.667 )と、4種が多分岐群になっています。  

 スバールバルのオフタルモサウリダエには、まだ記載されていない標本が多くあるとされています。



  1. References:
  2.  
  3. Aubrey Jane Roberts, Patrick Scott Druckenmiller, Glenn-Peter Saetre & Jørn Harald Hurum (2014) 
  4. A New Upper Jurassic Ophthalmosaurid Ichthyosaur from the Slottsmøya Member, Agardhfjellet Formation of Central Spitsbergen. 
  5. PLoS ONE 9(8): e103152. 
  6. doi:10.1371/journal.pone.0103152
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 ノルウェーのスピッツベルゲン島で発見されたプレシオサウルス類について、報告されています。 比較的化石報告例の少ないジュラ紀後期の地層からの発見です。dagbladetが紹介しています。

 部分的に関節した幼体化石で、同島から発見された最も完全なプレシオサウルス類のひとつだそうです。Djupedalia engeri と命名されています。  

 
 プレシオサウルス類は、ヨーロッパのジュラ紀前期の地層と、北米大陸の白亜紀のち層から発見され、ジュラ紀後期の化石は限られるそうです。 

 最近のスバールバル島からの発見から、ジュラ紀後期、高緯度地域には、複数のプレシオサウルス類がいたと考えられています。



  1. References:
  2.  
  3. Espen M. Knutsen, Patrick S. Druckenmiller and Jørn H. Hurum (2012). 
  4. A new plesiosauroid (Reptilia: Sauropterygia) from the Agardhfjellet Formation (Middle Volgian) of central Spitsbergen, Norway 
  5. Norwegian Journal of Geology 92 (2-3): 213-234
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