オランダ、マーストリヒト近くの上部白亜系の地層で新種のモササウルス(Prognathodon属)の新種、Prognathodon saturator が発見され、以下の論文に報告されています。Mosasaurinae の分岐図もあります。
海に進出したモササウルスも白亜紀後期にはずいぶん大きくなったようで、この種も1.4メートルほどの頑丈な頭部と大きなアゴを持ち、モササウルスの中で最もがっしりしているそうです。
推定体長は10?14メートルで、最大級のモササウルスの一つとされています。骨にはサメに噛まれたような跡が残っています。
A large new mosaaur from the Upper Cretaceaous of Netherlands
Netherlands Journal of Geosciences/Geologie en Mijinbouw 81(1):1-8(2002) PDFファイルです。
■モササウルスはヘビ類と姉妹グループ
モササウルス(Mosasauroidea)は、トカゲやヘビ類が属するLepidosauromorpha(鱗竜形類)の仲間。その中のPythonomorphaというグループに属するのですが、これは、ヘビ類が属するOphidiaと姉妹グループです。
ちなみにモササウルスの"モサ"は"猛者"・・・ではなくて、最初に発見されたオランダのモウサ川(the Meuse River)にちなんだもの。
モササウルスについては、THE MOSASAUR MUSEUM(Oceansofkansas)が参考になります。Prognathodonでは、Prognathodon属の顔つきを比較しています。