Las Hoyas Formation(Barremian)の最新ニュース

 スペインにある白亜紀前期(約1億3000万年前)の地層で発見された羽毛化石について報告されています。

 Las Hoyas 層で発見されたもの。同地層では、腰に大きなコブを持つカルカロドントサウルス類も見つかっていますが、もちろんどのタクソンのものかは不明です。

 PaleoBlog に化石の映像があります。全部で11枚見つかっており、縞模様などの羽毛も発見されているそうです。 

  1. References:
  2.  
  3. Jesús Marugán-Lobón and Romain Vullo, 2011
  4. Feather diversity in the Barremian (Early Cretaceous) of Las Hoyas, Spain
  5. Comptes Rendus Palevol,10(4), p. 219-223, 2011 
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 スペイン中部にある白亜紀前期(約1億3000万年前)の地層から、腰に大きなコブを持つカルカロドントサウルス類の化石が発見され、記載されています。

 腰の仙椎にある神経棘が伸びてコブのような突起を形成しています。Nature News BBC などに復元イラストがあります。  Concavenator corcovatus と命名され、系統的には、原始的なカルカロドントサウルス類(Carcharodontosauria)とされています。

  興味深いのは、アロサウルス類の系統で羽毛があったとされる痕跡が確認されたこと。

 羽毛そのものの痕が見つかったわけではありませんが、羽毛の起源がジュラ紀中期までさかのぼる可能性が示唆されています。

 

  1. A bizarre, humped Carcharodontosauria (Theropoda) from the Lower Cretaceous of Spain.
  2. Ortega F., Escaso F. & Sanz J.L.
    Nature 467: 203-206. 2010

 

 尺骨には、小さな隆起(bumps)が確認されています。これは、現生鳥類のうち飛行ができる鳥類にみられる"quill knob"の跡ではないかとされています。次列風切羽(secondary feathers)が、靭帯により骨に固定されていた時の小さな突起です。

 従来、羽毛又はその痕跡は、コエルロサウリア類の系統だけでしたが、アロサウルス類(Allosauroidea)の系統でもみられたことになります。
 
 その結果、羽毛の起源が、ネオテタヌラ類(Neotetanurae)が現れるジュラ紀中期(1億7500万?1億6100万年前)までさかのぼる可能性があるとしています。

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