Papo Seco Formation(Barremian)の最新ニュース

ポルトガルのバリオニクス

 バリオニクス(Baryonyx walkeri )といえば英国ですが、最近は、ポルトガルでも見つかっています。

 今回、ポルトガルにある白亜紀前期(Barremian)の地層(Papo Seco Formation)で発見されたバリオニクスの新標本が報告されています。

 見つかっているのは、歯骨や歯、足のツメ、踵骨、恥骨や肩甲骨など。バリオニキナエ(Baryonychinae)に特徴的な、小歯状突起(denticles)などのある円錐歯を持つそうです。

 ポルトガルでは、ジュラ紀後期の恐竜化石が多く見つかるのですが、白亜紀前期の化石はまれで、イベリア半島のスピノサウルス類としても、ポルトガルの白亜紀初期の恐竜としても、最も完全な化石とされています。

 また、歯だけから記載された2種のスコサウルス、 Suchosaurus cultridens (Owen, 1840-1845) とSuchosaurus girardi (Sauvage 1897-98; Antunes & Mateus 2003)について言及しています。

 いずれも、英国にある白亜紀の地層で発見され、属名の意味は、"crocodile lizard"。

 結論として、両種は、不適名(nomina dubia)とし、位置が不確実なバリオニクス類(Baryonychinae)としています。

 

  1. References:
  2. OCTÁVIO MATEUS, RICARDO ARAÚJO, CARLOS NATÁRIO & RUI CASTANHINHA, 2011
  3. A new specimen of the theropod dinosaur Baryonyx from the early Cretaceous of Portugal and taxonomic validity of Suchosaurus
  4. Zootaxa 2827: 54-68 (2011)
  5.   
  6. ERIC BUFFETAUT, 2007
  7. The spinosaurid dinosaur Baryonyx (Saurischia, Theropoda) in the Early Cretaceous of Portugal
  8. Geol. Mag.144(6), p. 1021-1025. 2007
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