ナノティラヌスは、1946年に、Gorgosaurus lancensisとして記載され、1988年に、Nanotyrannus lancensisとして再記載されたティラノサウルス類です。
成体の化石が見つかっていないことなどから、最近では、T.rex の幼体とする説が有力です。
今回、ウィットマーらが、ナノティラヌス属は有効とする論文を報告しています。 まだ未発表の標本もあるとされています。
クリーブランド自然史博物館に保管されているナノティラヌスの標本 (CMNH 7541)を頭部をCTスキャンし、コンピューター解析したもの。
ヘルクリーク層で見つかった標本です。
その結果、頭部、特に脳函のいくつかの特徴は、 T.rex と共通ですが、より基盤的な特徴もあるそうです。
また、 幼体とするのは難しく、ナノティラヌスは有効な属としています。
図は、今回の標本。CTスキャンイメージを、異なる角度から見たもの。スケールは10センチ。
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- References:
Lawrence M. Witmer & Ryan C. Ridgely, 2011- The Cleveland tyrannosaur skull (Nanotyrannus or Tyrannosaurus): new findings based on ct scanning, with special reference to the braincase.
- Kirtlandia 37: 61-81.