Santa Maria Formation(Late Triassic)の最新ニュース

 アエトサウルス類(Aetosauria)といえば、三畳紀後期に、広く分布していた偽鰐類(pseudosuchia)です。

 4足歩行で植物食、なんといってもヨロイで覆われた体が特徴的ですね。今回、南米大陸では5番目となる新種が記載されています。

 ブラジルにある三畳紀後期の地層(Santa Maria Formation)で、比較的小型の幼体化石が発見されたもので、Polesinesuchus aurelioi と命名されています。

 Wikipedia によると、系統的には、Aetobarbakinoides brasiliensis の姉妹群とされています。




  1. References:
  2.  
  3. Lúcio Roberto-da-Silva, Julia B. Desojo, Sérgio F. Cabreira, Alex S. S. Aires, Rodrigo T. Müller, Cristian P. Pacheco & Sérgio Dias-da-Silva (2014) 
  4. A new aetosaur from the Upper Triassic of the Santa Maria Formation, southern Brazil. 
  5. Zootaxa 3764 (3): 240-278 (pdf) 
  6. http://dx.doi.org/10.11646/zootaxa.3764.3.1
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 ブラジルにある三畳紀後期(2億3000万-2億2800万年前)の地層で発見された竜盤類が記載されています。

 ただし、タイトルでは、"ステム竜脚形類(stem-Sauropodomorpha)"とされていますが、この表現は誤用です。"stem-"という接頭辞に続く"Sauropodomorpha "はクラウングループではありません。

 このあたり、A Three-Pound Monkey Brain で指摘されています。 

 

 頭部などが見つかっており、系統解析からは"ステム竜脚形類"となるそうです。竜脚形類の外群になるとのことで、いくつかの竜脚形類の特徴が無いそうです。

 学名は、Pampadromaeus barberenai (パンパドロメウス・バーベレナイ)で、"平原のランナー"の意味。発見された場所が、草の生えた平原(plane)にちなんでいます。

 ただ、論文タイトルにも要旨にも新種名がありません。新種記載の場合は、いずれかで示したほうがいいと思いますね。

 

 図は発見されている化石と、復元イラスト。推定体長は1.2メートルと小型です。

 長い足と短い前肢、2足歩行で復元されています。属名のように、足が速かったのかもしれません。

 歯の形状から、まだ十分に植物を噛めるほどではなく、雑食性だったとされています。

 

pampadromaeus.jpg 

 

  1. References:
  2.  
  3. Sergio F. et al., 2011
  4. New stem-sauropodomorph (Dinosauria, Saurischia) from the Triassic of Brazil.
  5. Naturwissenschaften (advance online publication)
  6. DOI: 10.1007/s00114-011-0858-0
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