Allen Formation(Late Cretaceous)の最新ニュース

 あけましておめでとうございます(^^)。今年もどんな恐竜ニュースが出てくるか、楽しみですね。

 今年最初のニュースは、アルゼンチンにある白亜紀後期の地層で発見された新種のハドロサウルス類です。論文の印刷版の発行からすると、今年の新種になるでしょう。 

 ラ・パンパ( La Pampa)州から発見されたことから、Lapampasaurus cholinoi と命名されています。

 今回の発見から、白亜紀後期のパタゴニアには、より多様なハドロサウルス類がいたとされています。
 
 


  1. References:
  2.  
  3. ?Rodolfo A. Coria, Bernardo González Riga, Silvio Casadío (2012 ?) 
  4. A NEW HADROSAURID (DINOSAURIA, ORNITHOPODA) FROM ALLEN FORMATION, LA PAMPA PROVINCE, ARGENTINA. 
  5. Ameghiniana (advance online publication)
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 アルゼンチンにある白亜紀後期の地層で発見された、ティタノサウルス類としては最大の歯の化石について報告されています。

 そもそも巨大なのか、歯だけが特異的に長いのかとされていますが、関連ニュースによると、頭蓋底(basicranium)も発見されており、アルゼンチノサウルスやフタロンコサウルスに匹敵する大きさとされています。

 円筒状のノミのような形で、長さが75mm、近遠心(前後)の幅が15mm、唇舌(左右)の幅は11mmとされています。


 従来見つかっているティタノサウルス類の歯よりは32%長く、これまででは最大とされています。Tapuiasaurus などの2倍の長さがあるとされています。  

 摩耗面は舌側にみられるのみで、歯の軸方向に対し低い角度(10°)で楕円形の輪郭だそうです。  

 歯の形態や摂食行動に関連して、いろいろな見方が示唆されています。

 

  1. References:
  2.  
  3. Rodolfo A. García (2012) 
  4. A giant tooth from the Late Cretaceous (middle Campanian-lower Maastrichtian) of Patagonia, Argentina: An enormous titanosaur or a large toothed titanosaur? 
  5. Cretaceous Research (advance online publication) 
  6.  Doi:10.1016/j.cretres.2012.10.004
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大型翼竜、アエロティタン

 パタゴニアにある白亜紀後期の地層で発見された大型翼竜が記載されています。  JVP誌の新種記載ながら、要旨がないので、詳細は不明です。

 部分的な吻部が見つかっており、The Pterosaur Heresies(ブログ)に化石の写真があります。

 歯がなく、翼開長は少なくとも5メートルはあったとされ、属名が"空の巨人"を意味する Aerotitan sudamericanus と命名されています。
 
 系統的には、アズダルキダエ(Azhdarchidae、アズダルコ科)とされ、同類とすれば、南米初の発見だそうですが、クチバシの形状から、疑問視する声もあります。

 


  1. References:
  2.  
  3. ? Fernando E. Novas, Martin Kundrat, Federico L. Agnolín, Martín D. Ezcurra, Per Erik Ahlberg, Marcelo P. Isasi, Alberto Arriagada & Pablo Chafrat (2012) 
  4. A new large pterosaur from the Late Cretaceous of Patagonia. 
  5. Journal of Vertebrate Paleontology 32(6): 1447-1452 
  6. DOI:10.1080/02724634.2012.703979
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 アルゼンチンにある白亜紀後期の地層(Allen Formation)で発見されたハドロサウルス類が記載され、Willinaqake salitralensis と命名されています。

 属名の意味は、"the Duck-mimic of the South"。"アヒルのまねをした恐竜"といった意味でしょう。

 系統的には、サウロロフスなどからなるサフロロフィダエ(Saurolophidae)とされています。体長は4メートルほどで、ハドロサウルス類としてはずいぶん小型です。

 以前、ランベオサウルス類(Lambeosaurinae)とされた化石は、この種とされ、南米大陸でのランベオサウルス類の存在は否定されるそうです。

 なお、論文の骨格図で、発見されている部分は白色とありますが、全て白色になっています。前肢などは見つかっていません。

 

  1. References:
  2.  
  3. Juárez Valieri, R. D., Haro, J. A., Fiorelli, L. E. & J. O. Calvo. 2010.
  4. A new hadrosauroid (Dinosauria: Ornithopoda) from the Allen Formation (Late Cretaceous) of Patagonia, Argentina. Revista del Museo Argentino de Ciencias Naturales n.s. Vol. 12, No. 2, 217-231. (PDF)
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