タンザニアの最新ニュース

 ステゴサウルス類の性的二型(Sexual dimorphism)について報告されています。Discovery News は、恐竜のオスとメスを区別する方法と紹介しています。

 タンザニアにあるジュラ紀後期(約1億5000万年前)の Kentrosaurus aethiopicus を調べたもので、大たい骨の近位のサイズや形状は、統計学的に有意に2つの群にわけられ、性差があるとしています。

 より腰に近く、足や腰の筋肉がつく部分で、筋肉の料の違いが性差につながっていると、著者のひとり、英国自然史博物館のポスドク、スザンヌ(Susannah C. R)は述べています。

 しかし。どちらの群が雌か雄か区別できないそうです。

  

  1. References:
  2.  
  3. Holly E. Barden; Susannah C. R. Maidment, 2011
  4. Evidence for sexual dimorphism in the stegosaurian dinosaur Kentrosaurus aethiopicus from the Upper Jurassic of Tanzania
  5. JVP, 31(3), p. 641 - 651
  6. DOI: 10.1080/02724634.2011.557112



トルニエリア再記載

 "アフリカのバロサウルス"と考えられていた大型竜脚類、Tornieria africana (トルニエリア・アフリカーナ)について再記載されています。

 タンザニアにあるジュラ紀の地層で発見され、1905年に記載されてました。不完全な化石で、北アメリカ産のバロサウルス属のゴンドワナ種と考えられていました。

 となると、トルニエリア属は無効となるわけです。しかし、この考えは最近、疑問視されていたそうです。

 

  1. REVISION OF THE TENDAGURU SAUROPOD DINOSAUR TORNIERIA AFRICANA (FRAAS) AND ITS RELEVANCE FOR SAUROPOD PALEOBIOGEOGRAPHY
    Kristian Remes
  2. Journal of Vertebrate Paleontology, 2006, 26(3):651-669

 今回、ホロタイプを再検討しています。共有派生形質はディプロドクス類(Diplodocinae、亜科)を示し、バロサウルスとディプロドクスに近縁としています。

 いずれもジュラ紀後期に北米に生息していた大型竜脚類です。 トルニエリアは、これらのグループ(Barosaurus+Diplodocus)の姉妹群としています。学名も有効となるわけです。

  ゴンドワナ大陸にトルニエリアがいたことは、デイプロドクス類がローレンシア(北米)の固有種ではなかったようです。

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