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ザンビア初の恐竜化石

 ザンビアでは初めてとなる恐竜化石が報告されています。今まで見つかっていたようですが、報告されていませんでした。

 ジンバブエとの国境付近で見つかり、最初は、ディキノドン類とされていたそうです。ジュラ紀前期の竜脚形類ではないかとされています。ただし、いずれも不確定です。

 なお、ザンビアといえば、三畳紀中期の新種の恐竜形類/ザンビア(2013年9月)で、三畳紀中期の地層で発見された新種のシレサウルス類、Lutungutali sitwensis (ルツングタリ・シトウェンシス)が記載されています。



  1. References:
  2.  
  3. Jonah N. Choiniere (2015) 
  4. A sauropodomorph dinosaur from the ?Early Jurassic of Lusitu, Zambia. 
  5. Palaeontologia Africana 49: 42-52 
  6. URI: http://hdl.handle.net/10539/17370
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 最近の発見から、恐竜になる前の恐竜形類(Dinosauromorpha)は多様な形態で、地球規模で分布していたことがわかってきています。

 また、三畳紀後期には、恐竜と共存していたようです。 例えば、恐竜の姉妹群であるシレサウルス類(Silesauridae)には、少なくとも7つの種類がいたとされています。

 そのシレサウルス類の中には、タンザニアで発見された三畳紀中期のアシリサウルス(Asilisaurus)のように、四足歩行で植物食の種類もいました。

 恐竜の祖先は、全て二足歩行で肉食だったわけではなく、多様性があったのです。

 今回、アフリカ南部、ザンビアにある三畳紀中期の地層で発見された新種のシレサウルス類が記載され、Lutungutali sitwensis (ルツングタリ・シトウェンシス)と命名されています。

 
 主竜類は、シレサウルス類など現生鳥類に似た系統(bird-line archosaurs)と、ワニ類に似た系統(crocodile-line archosaurs)に大別されます。  

 今回のルツングタリは、アシリサウルスとともに最古の鳥類に似た系統とされています。  

 系統解析では、同時代のアシリサウルスよりは、シレサウルスやサシサウルス(Sacisaurus)、ユーコエロフィシス(Eucoelophysis) のような三畳紀後期のシレサウルス類に近縁とされています。



  1. References:
  2.  
  3. Brandon R. Peecook, Christian A. Sidor, Sterling J. Nesbitt, Roger M. H. Smith, J. Sebastien Steyer & Kenneth D. Angielczyk (2013) 
  4. A new silesaurid from the upper Ntawere Formation of Zambia (Middle Triassic) demonstrates the rapid diversification of Silesauridae (Avemetatarsalia, Dinosauriformes) 
  5. Journal of Vertebrate Paleontology 33(5): 1127-1137 
  6. DOI:10.1080/02724634.2013.755991
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