南アメリカにあるジュラ紀初期(約億9000万年前)の地層で発見された竜脚形類が記載され、Arcusaurus pereirabdalorum と命名されています。
属名の由来は、"歩くサウルス"ではなくて、"Rainbow Reptile"。
民主化後の初代大統領、ネルソン・マンデラ氏が就任した時、南アフリカを希望あふれる国にしようと、「Rainbow Nation(虹の国)」と呼んだことにちなんでいます。
著者の一人、Matthew F. Bonnan のブログ、Jurassic Journeysy で紹介されています。
以下の図は、Arcusaurus pereirabdalorum の頭部。スケールは5センチですから、全長は15センチほど。
下は、系統関係。
系統的には、プラテオサウルス類の外群で、 Efraasia と他の全ての派生する竜脚形類の姉妹群とされています。
Efraasia はドイツにある三畳紀(Norian、約2億1000万年前)の地層から見つかっており、 上部 Elliot Formation (ジュラ紀初期)で発見されたアルクサウルスとは、2000万年ほどのギャップがあります。
この年代のギャップと、アルクサウルスにはプラテオサウルス類の特徴もあることから、系統的な位置を疑問視する意見もあります。
- References:
- Adam M. Yates; Matthew F. Bonnan; Johann Neveling
- A new basal sauropodomorph dinosaur from the Early Jurassic of South Africa
- JVP, 31(3), Pages 610 - 625
- DOI: 10.1080/02724634.2011.560626