地質断面図の最新ニュース

 ティタノサウルス類の足跡化石から、そのスピードを推定した論文が報告されています。著者のBernardo J. Gonzalez Rigaのブログ(Buscar este blog)で紹介されています。

 アルゼンチンにある白亜紀後期の地層で発見された足跡化石、Titanopodus mendozensis を解析したものです。

 

 下は、よく出てくるネウケン州の白亜紀の地層断面図。今回の足跡が発見された地層は、ピンク色の部分で、カンパニアンです。 

Neuquen_Basin.jpg  今回のティタノサウルス類では、以下に示すように、腰の高さは、197.2cmで、脚の長さは、43センチ。つまり、腰の高さは脚の長さの4.586倍になります。

 膝の骨と骨の間にある軟骨部分はもっと厚かったとする論文もあります。とすると少しスピードも変わってきますね。

 titanosaurus_limb.jpg

 

 派生的なティタノサウルス類では、ワイドゲージの連続歩行と腰の高さは、211-229 cmから、アレキサンダーの式を用いて計算した歩く速度は時速 4.7-4.9 kmとされています。これは、以前考えられていた他の竜脚類よりもやや速い速度とされています。

 

 アレキサンダーの式・・・・腰の高さ(つまり足の長さ)とストライドで歩くスピードが決まる。

  V = 0.25 ×G^0.5 × S^1.67 × H^−1.17   

   V:スピード (m/s)

   G:重力加速度 (m/s^2)

   S:ストライド(m)

   H:腰の高さ (m)

 

  1. References:
  2. Speeds and stance of titanosaur sauropods: analysis of Titanopodus tracks from the Late Cretaceous of Mendoza, Argentina.
  3. Gonzalez Riga, Bernardo J.
    An. Acad. Bras. Cienc. [online]. ahead of print, pp. 0-0. Epub Feb 04, 2011.
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