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 恐竜にかぎらず、その形や生態などを理解する時、写真よりもイラストのほうが、わかりやすかったりします。

 特徴的な部分を強調したり、多少デォルメしたり、不要な部分は省いたりと、伝えたい部分とそうでない部分が明確になるからでしょう。
 まるで、ノートに描かれたような、わかりやすいイラストがならぶ、Ancient Earth Journal: The Early Cretaceous(Walter Foster Jr.)は、白亜紀前期の恐竜などを描いた著。電子書籍( Kindle版)もあります。

 著者は、アーティストのJuan Carlos Alonso とグレゴリー・ポールです。

 英語で、若い読者向けの恐竜本ですが、豊富なイラストは大人でも十分楽しめそうです。他の時代や日本語訳が出て欲しいですね。

 The Dispersal of Darwinで、イラストの一部が紹介されています。You Tube でも紹介されています。


 Ancient Earth Journal.jpg
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「動物たちの武器」

 恐竜たちの武器といえば、獣脚類では、鋭い歯や爪程度ですが、植物食恐竜のほうが多様ですね。

 ケラトプシアのツノ、ステゴサウルスやアンキロサウルスの尾の先にあるスパイクやノブ、竜脚類のムチのような尾などです。

 一方、マンモスのキバやカブトムシのツノ・・・動物たちの武器は、大きくなればなるほど、作り出したり動かすのにコストがかかりそうです。

 しかし、この武器は急速に進化するそうで、どうやら、巨大な武器を生み出す環境要因があるのです。

 動物たちの武器(エクスナレッジ )は、恐竜や哺乳類、昆虫に深海魚など、多様の動物の武器をテーマにした著書。

 原著は、2014年発売のAnimal Weapons: The Evolution of Battle(Henry Holt and Co.)です。shorebird 進化心理学中心の書評などに書評があります。

 ここでの動物には、ヒトも含まれ、軍事ものに造詣が深い著者だけに、中世の甲冑や軍艦、核ミサイルなどについても、他の生物との類似点や相違点が語られています。

 待ち伏せ型の捕食者にとって、巨大な武器が有利になるという現象はかなり普遍的、というあたり、ティラノサウルスの大きな口、スカベンジャーの待ち伏せ型だったのかと思ったりしますね。

 また、巨大な武器ほど、実際の戦闘に使われる可能性は少なく、武器は個体の力を示すシグナルで、抑止力としての意味を持つ、というのは、ケラトプシアの多様に進化した頭部の装飾のようです。

 武器としての機能があったとしても、あれだけ多様化した要因は、デイスプレイだったのでしょう。



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 「僕はむかし、恐竜だった。正確にいえば、ステゴサウルスだ・・・」 

 愛しのブロントサウルス―最新科学で生まれ変わる恐竜たち(白揚社)は、恐竜にまつわる想い出と最新情報を散りばめたエッセイです。

 アメリカの子供がかならず通過する「恐竜期」を過ぎても、恐竜が好きな著者は、移行化石の発見(文藝春秋)でお馴染みのサイエンス・ライター、ブライアン・スウィーテクです。  

 著者が恐竜について書くのは初めてなのでしょう、最近の話だけではなく、昔からよく知られた話にさかのぼって紹介されています。なので、ここ最近に恐竜ファンになられた方には親切ですね。

 コープとマーシュの論争、オヴィラプトルの卵泥棒説、直立歩行や心臓化石、 恐竜絶滅のトンデモ原因説などです。

 また、「最新恐竜本」にはつきものの、鳥や羽毛にまつわる話もあります。

 直接の証拠はないのですが、竜脚類のアパトサウルスの幼体の背中に羽毛(プロトフェザー)が生えたイラストが出てきます。SCIENTIFIC ILLUSTRATIONに、その映像がありますが、Niroot Puttapipat がこの本のために描いたようです。


 なお、ブロントサウルス復活/ディプロドシダエの新たな系統解析(2015年4月)で、ブロントサウルス属が有効属として復活するとする論文を紹介しました。

 タイミングが良かったのですが、この本は、この情報以前に発売されたもので、ブロントサウルス属は消滅したままで話が展開されています。


 日本語版だけなんでしょうが、川崎悟司さんのイラストが登場します。日本語訳もわかりやすく訳されています。ただ、鳥盤目や竜爆目と訳すのはどうかなと。

 原著は、 My Beloved Brontosaurus(Scientific American Books)で、2013年の発売のようで、よく出てくるのは、2010年から2011年頃の話です。




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以下は目次です。



  1. プロローグ 僕の恐竜ライフ 
  2. 第1章 ナンバーワンの恐竜 ―ブロントサウルスが消えた理由―
  3. 第2章 ちっぽけな恐竜が世界を支配する ―進化― 
  4. 第3章 恐竜のセックス ―性― 
  5. 第4章 新種か、成長か ―成長― 
  6. 第5章 雷鳴とどろくジュラ紀 ―巨大化― 
  7. 第6章 足跡を追って ―社会― 第7章 羽毛が巻き起こす革命 ―羽毛と色― 
  8. 第8章 ハドロサウルスの耳、ティラノサウルスの鼻 ―感覚― 
  9. 第9章 寄生虫が残した痕 ―病気・怪我― 
  10. 第10章 崩壊する王朝 ―絶滅― 
  11. エピローグ わが愛しのブロントサウルス
 
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 今から1000万年後、6度目の大量絶滅で、人類は滅亡する。

 しかし、地球には、実にさまざまに進化した動物たちが闊歩していた・・・。 

 Demain, les Animaux du Futur (BELIN SCIENCES)は、そんな世界を描いた著です。

 エディアカラにしろ恐竜にしろ、ある程度わかってくると、手垢のついたような話ばかりで、ワクワク感が無くなっていくのですが、その点、斬新な未来動物の世界は面白いですね。 

  T.rex、とはいっても、ティラノルニス・レックスTyrannornis rex というオウムの子孫などが登場します。

 フランス語ですが、イラストなら楽しめそうです。

 タイトルの意味は、「明日、未来の動物たち(Tomorrow, the Animals of the Future)」で、Tetrapod-zoologyで紹介されています。

 また、Demain, les Animaux du Futurという、「日本語版の刊行を待ち望む非公式なファンブログ」があるのですが、登場する動物など、詳しく紹介されています。

 ロンボセピア・インペラトルというイカの進化系も面白いですね。






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 ティラノサウルス・レックス(T.rex)は、恐竜の世界だけでなく、生物の世界でもアイコン的な、偉大な存在です。

 有名すぎるので、ちょっとマニアになると、あえて避けたりするのですが、実は、まだまだ知られていないことが多いのです。

 The Tyrannosaur Chronicles: The Biology of the Tyrant Dinosaurs(Bloomsbury Publishing PLC )は、そんなティラサウルス(ティラノサウロイデア)全般について解説した書。

 来年、2016年の4月の発売予定です。

 日本では、カバーや内容など、秘密にする傾向にあるようですが、米国では、発売予告が早いのですね。

 著者のDavid Honeのブログ(Archosaur Musings)で紹介されています。 ここのカバーは、基盤的なティラノサウロイデアのグアンロンのようです。

 最新の研究成果をふまえ、進化や系統、解剖学や生理学、力学的な話から、生態や行動にまで及ぶ内容のようです。



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 "4つの翼"を意味するテトラプテリギダエ(Tetrapterygidae、4翼科)は、4月に発売されたチャタジー(Sankar Chatterjee)の著書、The Rise of Birds(第2版)の中で提唱されたクレードです。

 本の内容は、Johns Hopkins University Press.で紹介されています。

 テトラプテリギダエについては、Wikipediaで紹介されていますが、ミクロラプトル、シャオティンギア(Xiaotingia)、アウロルニス(Aurornis)、アンキオルニス(Anchiornis)からなります。

 いずれも後ろ足にも飛行に適した羽毛があり、鳥類の飛行は4枚翼から始まったのではないかと考えられています。

 テトラプテリギダエは、アビアラエ(Avialae)の姉妹群とし、この2つが、2013年に提唱されたアベラプトラ(Averaptora)に含まれるとしています。

 ただし、4枚の翼という特定の特徴だけに注目したのではないのか、きちんと系統解析されたのか、などは不明です。Wikipedia によると、他のほとんどの系統解析では、ミクロラプトル以外の3種はアビアラエとされています。 

  また、Dinogossでは、テトラプテリギダエには、Tetrapteryx を含むべきなど、命名規約上の問題点も指摘されています。




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  1. References:
  2.  
  3. Chatterjee, S. (2015). 
  4. The Rise of Birds: 225 Million Years of Evolution, second edition 
  5. Johns Hopkins University Press. 
  6. ハードカバー: 370ページ 
  7. ISBN-10: 1421415909 
  8. ISBN-13: 978-1421415901 
  9. 発売日: 2015/4/3
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新種のハドロサウロイデア3種

 2011年9月、カナダのロイヤルティレル博物館で、そのハドロサウルスに関する国際シンポが開催されました。 53の発表が行われましたが、それらをまとめた本が発売されています。

 Hadrosaurs. Proceedings of the International Hadrosaur Symposium  (Indiana Univ Press)で、出版元のインディアナ大出版局)に目次があります。

 その中で、以下の新種のハドロサウロイデア3種が記載されています。本の表紙は、その1種、Plesiohadros Tsogtbaatar です。
 
 ただ、書籍なので、詳細は不明です。せめて新種記載の論文は、電子出版も出して欲しいですね。
 



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  1.  
  2. 第4章、Gongpoquansaurus mazongshanensis:甘粛省にある白亜紀前期の地層からのハドロサウロイデア。Probactrosaurus mazongshanensis の新組合わせ(属の移動)による新しい名前です。 
  3.  
  4. 第7章、Plesiohadros Tsogtbaatar:モンゴルにある白亜紀後期のDjadokhtan faunaからのハドロサウロイデア。本の表紙に描かれています。 
  5.  
  6. 第9章、Adelolophus hutchisoni :ユタ州にある白亜紀後期の地層(Wahweap Formation)からのハドロサウリダエ(科)。




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白亜紀末のヘルクリーク層

 米国・モンタナ州あたりに分布するヘルクリーク層といえば、バーナム・ブラウンのT.rex化石発掘 など、早くから知られた白亜紀末の地層です。
 
 End of Cretaceous - Hell Creek Formation は、そんなヘル・クリーク層を紹介した米国地質学会の特集号(GSA Special Papers)で、全文が読めます。

 ここでは、20世紀初頭から始まった化石発掘の歴史や地質、層序、巨大隕石衝突の影響、植物、白亜紀末における多様な脊椎動物の絶滅やサバイバルなどについて解説されています。

 恐竜については、トリケラトプスの記述が多く、3論文で解説されています。
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 「乱れ牡丹」に「押し車」・・・。 いいですね、こういう発想。恐竜本ではないのですが、楽しめそうです。

 ただ、この本のイラストが、他人の写真を無断で利用したものらしく、また、昆虫の生態など、その内容についても、アマゾンなどで話題となっています。 

 昆虫交尾図鑑(飛鳥新社)は、ユニークな虫たちの愛の営みを、面白く紹介した著。Excite Bit で紹介されています。 四十八手風に表した名前、昆虫の生態をわかりやすく理解できそうなんですが・・。

 ちなみに、冒頭の「乱れ牡丹」は、ミツバチの女王様のスピード婚です。たくさんのオスと交尾するため、1回の交尾時間、わずか2-3秒なんだそうです。



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 白亜紀後期の北米大陸といっても、モンタナやアルバータの北部ロッキー山脈地域と、南西部のユタなどとの間には、地理学的なギャップがありました。

 そのうち、南西部ユタの白亜紀後期の世界を著したのが、At the Top of the Grand Staircase: The Late Cretaceous of Southern Utah.(インディアナ大出版局)です。

 10月14日発売で、28章800ページあまりにわたり、それぞれの専門家が解説しています。出版元のインディアナ大出版局に目次などがあります。

 カバーイラストの角竜は、鼻の大きな新種の角竜/ユタ州(2013年7月)で紹介した Nasutoceratops titusi (ナストケラトプス・チスシ)です。


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 紹介しているのは、白亜紀後期の陸上動物化石産地として有名な、ユタ州にあるグランドステアケース・エスカランテ国定公園の地質や化石、歴史などです。

 そこには、2000以上の脊椎動物化石産出サイトがあるそうです。この著では、哺乳類や爬虫類などを多数紹介されていますが、恐竜がらみでは、以下があります。

 なお、27章のティラノサウルス類、 Teratophoneus curriei については、ユタ州産の新種ティラノサウルス類/テトラトフォネウス(2011年1月)で紹介しています。  

 
 

  1.  
  2. 18章 アンキロサウルス類のレビュー  
  3. 19章 オルニトミムス類  
  4. 20章 パキケファロサウルス類のレビュー  
  5. 21章 角竜  
  6. 22章 獣脚類  
  7. 23章 Saurexallopus (オヴィラプトル類の足跡化石)  
  8. 24章 おそらくMacropodosaurus(テリジノサウルス類)の足跡  
  9. 27章 Teratophoneus curriei (Tyrannosauridae)の亜成体のタフォノミー

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4062185806.jpg 「恐竜はどれくらいのスピードで走れたのだろう?」

 これは、恐竜に関するQ&Aで構成された恐竜本、最新版 恐竜の世界 Q&A (講談社)からの問題です。 

 見本誌を送っていただきました。監修は、北大総合博物館准教授の小林 快次さんです。

 全部で55問あり、豊富な恐竜イラストや系統関係などのコラムもあって参考になります。

 なお、イラストはモノクロですが、フェイスブックページの最新版 恐竜の世界ではカラーで紹介されています。いいね! を押すと、毎回、恐竜イラスト共に解説が届きますよ。    

 ちなみに、冒頭の問の答えですが、最速はコンピーで、時速約65kmとあります。T.rex とトリケラトプスは、約30kmとなっています。




  1. 最新版 恐竜の世界 Q&A 
  2. 単行本(ソフトカバー): 192ページ 
  3. 出版社: 講談社
  4. ISBN-10: 4062185806 
  5. ISBN-13: 978-4062185806 
  6. 発売日: 2013/8/9
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「そして恐竜は鳥になった」

441611365X.jpg  クジラが哺乳類であることは、ほとんどの人が知っています。それは、学校で教えられたからでしょう。

 一方、鳥が恐竜であることは最近わかってきたこと。教える先生もあまり詳しくないかもしれません(^^;;。

 そんな時に参考になるのが、そして恐竜は鳥になった(誠文堂新光社)」。鳥類の進化や恐竜との関係を、最近のトピックスを交えて、わかりやすく解説しています。  

 月刊「こどもの本」などで紹介されています。

 なお、恐竜の定義として、「トリケラトプスと鳥類の最も近い祖先から生まれたすべて」と解説されています。 

 ただ、最近はこの定義がひとり歩きしている気もします。


 クジラの例でも、クジラや哺乳類の定義がいらないように、難しい定義に深入りすることなく、この本では、 「食べ物」「子育て」「翼」の3つの視点から、鳥類と恐竜の関係について書かれています。

 一昔は、骨格の類似性から説明する場合が多かったのですか、その生態からも鳥と恐竜の関係が説明できるのです。
  

 なお、p.116にある初期獣脚類「エオドロマエオサウルス」は、「エオドロマエウス」ですね。 



  1.  
  2. 書名:そして恐竜は鳥になった:最新研究で迫る恐竜進化の謎
  3. 著者:土屋 健 
  4. 監修:小林 快次 
  5. 出版社: 誠文堂新光社 
  6. ISBN-10: 441611365X 
  7. ISBN-13: 978-4416113653 
  8. 発売日: 2013/7/10
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4621086634.jpg おもいっきり化石採集ができる夏休みですが、そんな時に参考になりそうなのが、化石ウォーキングガイド 関東甲信越版(丸善出版)。

 地元の地学教員グループが、関東甲信越地方の化石産地を紹介した本です。

 丸善出版で、目次などが紹介されています。

 ウォーキングガイドシリーズの第3弾というだけあって、産出した化石だけでなく、地図や行き方などを、全てカラー写真でわかりやすく紹介しています。

 地層の説明などもあって、見ているだけで、化石採集に行ったような気分になれる本ですね。

 ただ、たくさんの人が採集してしまうと、現地の状況が変わってしまうかもしれません。  

 都内のデパートで見られるアンモナイト化石なども紹介しています。

 



  1.  
  2. 書名:化石ウォーキングガイド 関東甲信越版 
  3. 出版社: 丸善出版 
  4.  ISBN-10: 4621086634 
  5. ISBN-13: 978-4621086636 
  6. 発売日: 2013/6/13




 
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「恐竜のつくりかた」

make_dino.jpg  夏になると、あちこちで恐竜展や講演会などが予定されています。最近は、恐竜模型を作るイベントが人気のようです。

 自分で恐竜を作るのに参考になりそうなのが、最近発売された恐竜のつくりかた(古生物造形研究所)(グラフィック社)です。

 著者は、 SHINZEN造形研究所の竹内信善(しんぜん)さんで、監修は、真鍋真さん。

 四国新聞が紹介しています。

 前半は恐竜図鑑、後半は恐竜を作るハウツー本で、粘土で作る恐竜は、初級編のトリケラトプスの親子から、上級編の羽毛を生やしたティラノサウルスまで4コースあるそうです。



 
 
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「Pterosaurs」:翼竜の総説

pterosaurs.jpgのサムネール画像 Pterosaurs は、その名の通り、翼竜についての総説で、6月23日発売です。 Kindle版(1995円)もあります。

 発売元のプリンストン大に、目次や内容の一部があります。

 130種以上について、発見の歴史や古生物地理学、解剖学、生態行動、絶滅などについて説明されています。

 200ほどのカラーイラストも楽しめます。
 
  
 

  1.  
  2. 書名:Pterosaurs 
  3. 出版社: Princeton Univ Press 
  4. ISBN-10: 0691150613 
  5. ISBN-13: 978-0691150611 
  6. 発売日: 2013/6/23 
  7. ハードカバー: 336ページ
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4774155659.jpg 鳥類学者 無謀にも恐竜を語る(技術評論社)は、そのタイトルのとおり、鳥類学者の独立行政法人森林総合研究所の川上和人さんが著した著。

 科学書というより読み物なので、恐竜ファンには特に目新しい情報はありませんが、軽快な語り口なので、面白く読めます。 えるしまさくさんのイラストも楽しめますね。

 技術評論社で、簡単に紹介されています。また、ノンフィクションを紹介するHonzでは、2013年のNo.1と紹介されています。

 鳥類の研究者だけに、白い色の恐竜がいたのかや、肉食恐竜は夜に恋をするなど、現生鳥類の生態なども引用してます。

 できれば、鳥類についてのあまり知られていない話をもっとちりばめて欲しかったと思いますね。

 

 
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 Avian Ancestors は、その名の通り、「鳥類の祖先」の系統関係に関する著書。

 副題にあるように、ウネンラギア類、ミクロラプトル類、アンキオルニス、スカンソリオプテリクス類(Scansoriopterygidae)の系統関係に関するレビューです。

 Springer に目次があります。また、一部のページを見られます。


 


  1. References:
  2.  
  3. Federico L. Agnolín & Fernando E. Novas (2013) 
  4. Avian Ancestors: A Review of the Phylogenetic Relationships of the Theropods Unenlagiidae, Microraptoria, Anchiornis and Scansoriopterygidae 
  5. SpringerBriefs in Earth System Sciences 
  6. ISBN: 978-94-007-5636-6 (Print) 
  7. 978-94-007-5637-3 (Online) 
  8. DOI: 10.1007/978-94-007-5637-3_3
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足跡化石シンポの要旨集

 昨年11月に中国で開催された恐竜の足跡化石に関するシンポの要旨集が出されています。"China 1st International Dinosaur Track Symposium" (PDF)で、フリーです。

 100ページあまりありますが、最後のイラストが面白いですね。
 


  1. References:
  2.  
  3. Xing L. & Lockley, M.G. Eds. 2012. 
  4. Qijiang International Dinosaur Tracks Symposium, Chongqing Municipality, China. Abstract Book(PDF) 
  5. Boulder Publishing, Taipei 
  6. ISBN 978-986-5918-08-8
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Dinosaurs: a Concise Natural History

0521282373.jpg 今日は恐竜本の紹介です。"Dinosaurs: a Concise Natural History" は、タイトルの、"恐竜の簡潔な自然史"に示されるように、4部16章わたり、恐竜全般についてわかりやすく解説された著です。

 2009年1月に発売された本の改訂版で、初版にはなかった恐竜の起源について加筆されています。

 著者は、David E. Fastovsky と David B. Weishampelで、「恐竜学 進化と絶滅の謎」のコンビです。

 アマゾンやケンブリッジ大出版局で、目次など内容の一部を見ることができます。325のイラストがあり、重さは1.2kgもあるそうです。 




  1.  
  2. 書名:Dinosaurs: a Concise Natural History 
  3. ペーパーバック: 423ページ 
  4. 出版社: Cambridge University Press; 2版 
  5. ISBN-10: 0521282373 
  6. ISBN-13: 978-0521282376 
  7. 発売日: 2012/8/27
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「Australia's Fossil Heritage」

 Australia's Fossil Heritage は、オーストラリアの化石遺産を紹介した著で、10月31日発売予定です。 発行元のCSIRO PUBLISHINGで紹介されています。 

 それぞれの州ごとに、70以上の化石サイトが紹介されています。

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カテゴリーの系統関係は、概要です。詳しくは、脊椎動物の系統関係をどうぞ
 

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