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4774155659.jpg 鳥類学者 無謀にも恐竜を語る(技術評論社)は、そのタイトルのとおり、鳥類学者の独立行政法人森林総合研究所の川上和人さんが著した著。

 科学書というより読み物なので、恐竜ファンには特に目新しい情報はありませんが、軽快な語り口なので、面白く読めます。 えるしまさくさんのイラストも楽しめますね。

 技術評論社で、簡単に紹介されています。また、ノンフィクションを紹介するHonzでは、2013年のNo.1と紹介されています。

 鳥類の研究者だけに、白い色の恐竜がいたのかや、肉食恐竜は夜に恋をするなど、現生鳥類の生態なども引用してます。

 できれば、鳥類についてのあまり知られていない話をもっとちりばめて欲しかったと思いますね。

 

 



 Avian Ancestors は、その名の通り、「鳥類の祖先」の系統関係に関する著書。

 副題にあるように、ウネンラギア類、ミクロラプトル類、アンキオルニス、スカンソリオプテリクス類(Scansoriopterygidae)の系統関係に関するレビューです。

 Springer に目次があります。また、一部のページを見られます。


 


  1. References:
  2.  
  3. Federico L. Agnolín & Fernando E. Novas (2013) 
  4. Avian Ancestors: A Review of the Phylogenetic Relationships of the Theropods Unenlagiidae, Microraptoria, Anchiornis and Scansoriopterygidae 
  5. SpringerBriefs in Earth System Sciences 
  6. ISBN: 978-94-007-5636-6 (Print) 
  7. 978-94-007-5637-3 (Online) 
  8. DOI: 10.1007/978-94-007-5637-3_3



足跡化石シンポの要旨集

 昨年11月に中国で開催された恐竜の足跡化石に関するシンポの要旨集が出されています。"China 1st International Dinosaur Track Symposium" (PDF)で、フリーです。

 100ページあまりありますが、最後のイラストが面白いですね。
 


  1. References:
  2.  
  3. Xing L. & Lockley, M.G. Eds. 2012. 
  4. Qijiang International Dinosaur Tracks Symposium, Chongqing Municipality, China. Abstract Book(PDF) 
  5. Boulder Publishing, Taipei 
  6. ISBN 978-986-5918-08-8



Dinosaurs: a Concise Natural History

0521282373.jpg 今日は恐竜本の紹介です。"Dinosaurs: a Concise Natural History" は、タイトルの、"恐竜の簡潔な自然史"に示されるように、4部16章わたり、恐竜全般についてわかりやすく解説された著です。

 2009年1月に発売された本の改訂版で、初版にはなかった恐竜の起源について加筆されています。

 著者は、David E. Fastovsky と David B. Weishampelで、「恐竜学 進化と絶滅の謎」のコンビです。

 アマゾンやケンブリッジ大出版局で、目次など内容の一部を見ることができます。325のイラストがあり、重さは1.2kgもあるそうです。 




  1.  
  2. 書名:Dinosaurs: a Concise Natural History 
  3. ペーパーバック: 423ページ 
  4. 出版社: Cambridge University Press; 2版 
  5. ISBN-10: 0521282373 
  6. ISBN-13: 978-0521282376 
  7. 発売日: 2012/8/27



「Australia's Fossil Heritage」

 Australia's Fossil Heritage は、オーストラリアの化石遺産を紹介した著で、10月31日発売予定です。 発行元のCSIRO PUBLISHINGで紹介されています。 

 それぞれの州ごとに、70以上の化石サイトが紹介されています。




恐竜本、30%引

 10月は国際恐竜月(International Dinosaur Month)だそうで、それを記念して、 インディアナ大出版局では、恐竜関係の書籍を30%引きで販売しています。

 米国国内送料は無料とか。11月16日までです。  中には、2013年発売予定の本、「At the Top of the Grand Staircase」もあります。ユタ州南部の白亜紀後期の恐竜や生態系についての著です。

 



 Morphology and Evolution of Turtles(Springer-Verlag)は、カメ類の形態と進化に関する本です。Springerlink で、目次などが見られます。

 2009年に、ユージン・ガネフィ( Eugene S. Gaffney)の業績を讃えて開催されたシンポ(Gaffney Turtle Sympsium)の論文集です。 

 論文の一つに、平山廉さんらにより、白山市にある白亜紀前期の地層で発見された新種のカメ類、Kappachelys okurai (カッパケラス・オオクライ)の記載があります。

 昨年夏にニュースになりました。白山市のサイトで紹介されています。

 
 

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  1. References:
  2.  
  3. Ren Hirayama, Shinji Isaji and Tsuyoshi Hibino (2012) 
  4. Kappachelys okurai gen. et sp. nov., a New Stem Soft-Shelled Turtle from the Early Cretaceous of Japan. 
  5. Morphology and Evolution of Turtles. Part 3, 179-185 
  6. DOI: 10.1007/978-94-007-4309-0_12



 Dinosaur Art: The World's Greatest Paleoart(Titan Books)は、9月発売の恐竜アート本です。グレゴリー・ポールなど、10人の作品が収載されています。

 発売元のTitanBooksで、アーティスト10人が紹介されています。

 図鑑のような"まな板の鯉"のような絵ではなくて、恐竜の生態が生き生きと描かれており、DinoTracking では、恐竜ファンに必須の本とあります。


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 アラスカにある白亜紀後期の地層からは、多数の恐竜の骨格や足跡化石が発見されています。 今よりは暖かかったとはいえ、恐竜たちは長い冬をどのように生き延びたのか・・・。

 Dinosaurs under the Aurora は、アラスカにおける、今までの25年間にわたる恐竜化石発掘と当時の生態について考察した著書。

 発売元のインディアナ大出版局で紹介されています。著者は、アラスカ大学博物館(University of Alaska Museum of the North.)のRoland A. Gangloff です。


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 目次は以下の通り。  第6、7章で、当時、北米大陸を東西に分けていた浅い内海である西部内陸海道(The Western Interior Seaway)にそって、恐竜たちが移動したことについても触れられています。



  1. References:
  2.  
  3. 1. The Arctic Setting 
  4.  2. Tracks Lead the Way: Circumarctic Discoveries from Svalbard to Chukotka 
  5. 3. A Black Gold Rush Sets the Stage for Discovery in Alaska 
  6. 4. Peregrines, Permafrost, and Bonebeds: Digging Dinosaurs on the Colville River 
  7. 5. Texas, Teachers, and Chinooks: Taking Field Work to a New Level 
  8. 6. The Arctic during the Cretaceous: The Western Interior Seaway 
  9. 7. Cretaceous Dinosaur Pathways in the Paleo-Arctic and along the Western Interior Seaway 
  10. 8. Applying New Technologies to the Ancient Past 
  11. 9. Natural Resources, Climate Change, and Arctic Dinosaurs 
  12. 10. Future Expansion of the Arctic Dinosaur Record




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 恐竜の研究は、ここ10数年ほど急速に進歩してきており、それに合わせるかのように、日本でも恐竜や古生物を研究する若い人たちが育ってきています。 

 そのあたり、北大博物館の小林 快次さんの著書、恐竜時代 I ―― 起源から巨大化への最初のほうで語られています。

 この本、子供向けですが、古い恐竜のイメージしかない大人にも、ぜひ読んでほしい本ですね。  

 岩波ジュニア新書で目次などが紹介されています。 全部で6章にわたり、三畳紀後期の恐竜誕生から、ジュラ紀後期までについて紹介されています。
 ということは、続刊の恐竜時代IIで、白亜紀について語られるのでしょう。  

 なお、第1章で紹介されているアラスカで発見された恐竜の足跡化石については、 Alaskadispatch が紹介しています。 

 また、5月に、アラスカの恐竜足跡化石で、Cretaceous Research の論文を紹介しています。 

 (28日に紹介した内容ですが、表示されなかったようで、改めて紹介しています。) 


  1. 目次
  2.  
  3. 1 アラスカで恐竜化石を探す 
  4. 2 地球最古の恐竜〔三畳紀後期〕 
  5. 3 全大陸制覇へ〔ジュラ紀前期〕 
  6. 4 小型獣脚類さかえる〔ジュラ紀中期・後期〕 
  7. 5 巨大化へ〔ジュラ紀後期〕 
  8. 6 空へ進出する〔ジュラ紀後期〕

  1.  
  2. 書名: 恐竜時代 I ―― 起源から巨大化
  3. 著者:小林 快次 
  4. 出版社: 岩波書店 (岩波ジュニア新書) 
  5. ISBN-10: 4005007163 
  6. ISBN-13: 978-4005007165 
  7. 発売日: 2012/6/21 
  8. 定価:987円
  9.  



カテゴリーの系統関係は、概要です。詳しくは、脊椎動物の系統関係をどうぞ
 

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