北大総合博物館

 札幌に来ているので、昼の時間に北大総合博物館に行ってきました。クラシックな建物自体が博物館のようですね。

 写真は、マチカネワニです。右足の骨に残る膨らんだ痕と頭部にある穴から、仲間同士で争いをし、オスではないかとの説明でした。



マチカネワニ.jpg

これは、左からニッポノサウルス、デスモスチルスです。


ニッポノ.jpg

 



 体高11mの大型ハドロサウルス類/山東省で紹介した論文の要旨で気になっていたのが、"mild herbivorous dinosaur" の "mild"という言葉。

 このあいだ、FACEBOOK 経由で尋ねてみたら、"Mild = Not dangerous" だそうで。

 つまり植物食恐竜のなかにも、鳥脚類などのように、おとなしい恐竜もいれば、植物食の獣脚類もいたということで区別しているようです。

 植物食の獣脚類の例は、オヴィラプトル類のように、歯を退化させ胃石のある仲間です。

 

 草食系男子なんていわれますが、恐竜の世界には2種類の"草食系"がいたのですね。




  "黄色い声"とか"とんがった味"、このような表現、何かのたとえではないかと思っていたら、それは間違いのようで、共感覚(シナスタジア、synesthesia)なのかもしれません。

 

 この不思議な共感覚、進化の過程でなぜ残されてきたのか、についての論文が報告されています。

 最近の脳科学の進歩により、少しずつ解明が進んでいるようで、そのあたり、ナショジオで紹介されています。

 

 共感覚とは、音や味覚といった1つの感覚刺激から、別の感覚刺激が引き起こされるという知覚現象のこと。

 "音から色を感じる・・・"なんて言ったら、"音には色なんてないでしょ! "と笑われそうですが、実際に、そう感じる人もいるのです。

 下の論文によると、共感覚者は、人口の2-4%ほどいるそうです。 ちょっと多いような気もしますが。

 

 で、なぜ進化の過程で共感覚が残されてきたのか、創造的思考においてなんらかのメリットを得られるためではないかと考えられています。

  実際、レオナルド・ダビンチや宮澤賢治など、芸術家や小説家などの中には共感覚者が多くて、関連のないアイデアを結び付ける能力に秀でているそうです。

 

 共感覚があるかどうか、テストするサイトもあったりしますがが、ちょっと調べてみると、私にはその感覚は無いようです(^^;;。

 

 

  1. References:
  2.  
  3. Brang D, Ramachandran VS (2011)
  4. Survival of the Synesthesia Gene: Why Do People Hear Colors and Taste Words?
  5. PLoS Biol 9(11): e1001205.
  6. doi:10.1371/journal.pbio.1001205

 

 

4569771092.jpg
  1. 音に色が見える世界 (PHP新書)
  2. 出版社:PHP研究所
  3. 発売日:2009/9/16
  4. 価格:756円
  5. ISBN-10:4569771092
  6. ISBN-13:978-4569771090

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




久しぶりのフィールド

fossil_20111127-2.jpg いきなりの映像ですが、ライオンではありません(^^;;。

 

 今回は、私の所属する古生物研究会の例会(化石採集会)の話です。

 毎月1回は開催されるのですが、ここのところは雨、雨、雨で、ホント久しぶりのフィールドです。

 

 で、右は、露頭に行く途中に側溝にいたタヌキ。寒くなったため毛はフサフサです。

 なにが気に入ったのか、側溝を何度も往復していました。

 

 

fossil_20111127-1.jpg  今回は、とあるジュラ紀の地層です。

 "新しい露頭"の予定だったのですが、見つからず別の場所へ。これがホントの"路頭に迷う・・・"かも(^^;;。

 

 彼女が持っているのは私の見つけた貝の密集した石。

 ミオフォレラらしき化石もありましたが、アンモナイトは破片も見つからず。

 

 

 

 

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  付近は黄葉の盛り。

 

 久しぶりのフィールドですが、今年最後かも。

 

 寒くなると草木が枯れて地層が見やすくなって本当は絶好のシーズンなんですが。 

 

 

 

 

 

fossil_20111127-4.jpg 時期的には遅いのですが、トチの実も落ちていました。

 くるみ饅頭のような鮮やかなツートンカラーが特徴です。

 

 

 

 

 

 

 

 




 このあいだ紹介した恐竜ワイン、手に入れました(^^)。

 

  1. CREMANT DE LIMOUX CUVEE SPECIALE DINOSAURE NON DOSE
    クレマン ド リムー キュヴェ・スペシアル ディノソウル ノンドゼ  
  2. 生産者:サラザール(南仏ラングドック地方) 
  3. 生産年:1996  
  4. 生産年代:1990年代

 

 フランス産のスパークリングワイン(発泡性ワイン)です。

 スパークリングワインといえばシャンパンが有名ですが、シャンパーニュ地方産だけがシャンパンと呼ばれ、その他の地方で生産されるスパークリングは全て「クレマン」と呼ばれるのだそうです。製法はシャンパンと同じです。

 このキュヴェ・スペシアル、1996年の原酒を2010年にデゴルジュマン(澱などを除く処理)し、原酒のまま瓶詰めしたものだそうです。なんと、恐竜の楽園が誕生した年のワインなのです(^^)。

 

 ラ・ヴィネ(恵比寿)で販売されています。店頭には陳列されていないので、ソムリエに話してくださいとのことです。

 会員登録すればネットからもオーダーできます。ワインは、産地サラザールの一番下にあります。私の送料は400円でした。

 買う時には6本の在庫がありましたから、残りは5本ですね。

 

 

 

 以下は、ボトル全体。裏面です。でっぷりとしたブラックボトルです。スパークリングワインなので、栓(ミュズレ)がしてあります。

 

 Dinosaure_par_salasar.jpg

 

 次が表面。

 たまたま咲いていた小さめの白バラを入れました。バラの名は、ファビュラス! ("すばらしい! " の意味)です。 

 発泡性なので、開封すると特殊な栓をする必要もあるためもあって、まだ飲んでいません。たぶん、"すばらしい! "味でしょう。

 

 

Dinosaure_par_salasar_front.jpg

 

 で、恐竜は以下のバックラベルに。竜脚類の形の金箔のようなラベルが貼られています。

 南仏のラングドック地方の土着葡萄のモーザックを主体に仕込まれるワインだそうです。葡萄は、恐竜化石を産出するジュラ期の土壌に根を張っているとか。

 例のアンペロサウルスをデザインしたワイン(テロワール・デ・ダイナソー "アンペロサウルス" シャルドネ )産地の近くですから、これもアンペロサウルスでしょうか。

 ただ、アンペロサウルス(Ampelosaurus atacis)が発見されたのは白亜紀後期(7200万年前)の地層とされていますから、上の"ジュラ紀"は間違いかもしれません。

 

Dinosaure_par_salasar_back.jpg

 

 栓(ミュズレ)がしてあります。アルミのシールをはがすと、ここにも恐竜が・・。

 

Dinosaure_par_salasar_muselet.jpg




恐竜ワインの新種

 明日は、ヌーヴォーの解禁日ということでワインの話を。

 恐竜ワインといえば、恐竜とワインの話で紹介したテロワール・デ・ダイナソー "アンペロサウルス" シャルドネ "が有名になりました。

 

 今回、新しい恐竜ワインを見つけました。

 南仏リムー産の発泡性ワイン、CREMANT DE LIMOUX NON DOSE 1996 SALASAR(バックラベルは、Dinosaure par SALASAR )です。

 ソムリエの独り言で紹介されています。バックラベルやミュズレ(コルクを抑える王冠)に恐竜が描かれています。

 産地は、"アンペロサウルス"と同じく恐竜化石を産出するオード県のようですから、ラベルだけの恐竜ワインではありません。デザインは竜脚類で、アンペロサウルスをモチーフにしたものでしょうか。

 

 例によって、ソムリエらしい表現が並んでますが、味もなかなかのようです。

 




ぶらり、晩秋の能登島

 晩秋の能登島をぶらり旅してきました。近いので日帰りも出来ますが、今回は1泊で。ちなみに、恐竜ネタはありません(^^;;。

 

 

kuki-2.jpg 手始めのランチは、蕎麦処くきで、手打ちそばを。

 あらかじめ地図をプリントアウトしておいたのですが、思ったより細い道で大きな看板もないので、近くまで行きながら通り過ぎてしまいました。

 

 お昼前についたので、まだお客も少なく、庭の見える陽だまりの席へ。

 古民家(自宅)を改装したという店内は、店というより、片付いた知人の家。ゆったりとした時間が流れ、リラックスできます。

 

 オーダーしたのは、天せいろ(下側)と田舎せいろ。田舎せいろは、そば粉10割ですが、天せいろは8割です。

  そば粉が多いとゆでにくいのでしょうか、蒸したようですね。普段、小麦粉の多いうどんに近いそばを食べている私には、ちょっと硬くてぼそぼそとした感じです。

 左下にあるのは店のパンフ。モデル代節約のため、若おかみがモデルになったとか。

 

kuki-1.jpg 

 

 

 

glass-2.jpg 次は、小高い丘の上にある能登島ガラス美術館へ。海が一望できます。

 ピカソ、シャガール、ダリ・・展も開催されているのですが、シュールな世界で撮影は禁止。

 屋外展示だけでも十分楽しめます。

 こういう地元の自然とマッチした野外展示のある美術館が好みなのですが、展示できる作品の種類が限られることや、劣化などの問題があるのでしょう、日本ではあまり見かけませんね。

 

 下は、展示作品から見た能登の海原と点在する島々。

 写真ではわかりにくいかもしれませんが、空の青と海の青、何枚ものガラスの透明な青が、見る角度で微妙なグラデーションを描きます。

 ちなみに、ガラスの間隔が微妙で、メタボの人は通れません(^^;;。

 

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 宿は、ウインズで。釣りが好きでこの島にやってきて、ペンションを始めて今年で21年になるそうです。

 右は、光あふれる階段付近。いたるところに、陶器やガラス作品が飾ってあります。

 宿にあった来訪者の書いたノートを見て驚いたのは、リピーターが多いこと。16回とか18回とか、見たところの最大は24回でした。年に2回訪れるとしても12年もかかります・・。

 

 下はディナーの前菜など。この後も料理が続きます。

 特に、ノドグロの焼き物(意外とジューシー)と、炭火焼のカニが美味でしたね。生でも食べられ、甘くてつぶつぶとした食感が新鮮でした。

 一方、アオリイカのサシミは、今まで生きていた分、こりこりと硬く、こちらは時間が経ったほうがねっとりとした食感が出てくるようです。

 赤ワインは、能登ワインは甘いというので、チリ産を。ボトルキャップがかわいいですね。飲み残しはテイクアウトできます。

 

wins-1.jpg

 

 うちのオクサンはマンガが読み放題で喜んでました。私も「部長島耕作」を読み始めましたが、ワインのためか5巻でダウン。とても「社長」まではたどり着けませんでした。

 

 

 下は、のとじま水族館に昨夏できた青の世界。沖縄などには負けますが、ジンベエザメが回遊しています。でかくて意外と速いので、ぶれています。

 例によって、水族館も行動展示が増えてきましたね。

 

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 ☆

 

 最後に、水族館の"みらい君"(ちゃん、かも?)。ペンギンのお散歩タイムでヨチヨチしてた5歳のマゼランペンギンです。

 頭が大きくて子供のようですが、成体です。

 中でも一番凶暴なのだとか。そういえば、何か気に入らないのか、ずーと飼育員に背を向けて立ってました。

 ペンギンの足は短そうですが、ほとんどが体の中に入っているので短く見えるだけで、足自体は普通(長い)だそうです。

 

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恐竜のナンバープレート

 福井の勝山市で、来年4月から、恐竜のナンバープレートが登場するそうです。中日新聞が紹介しています。

 一定規格内であれば、自治体が独自に製作できる「ご当地ナンバー」の一種で、車用ではなく 原付きバイク用です。

 

 下は、そのプレート。恐竜はフクイティタンだそうで、やさしいイメージですね。

dino_number_plate.jpg




林原の再建と標本

 林原の再建支援スポンサーとして、日本たばこ産業(JT)が最有力候補に浮上したと、読売が伝えています。

 Dave Hone のブログ、Hayashibara goodies では、林原自然科学博物館の標本をブログで紹介することが許可されたとか。未公開の標本もあるそうです。

 とりあえず最初は、プロトケラトプスの頭骨のキャストです。




なでしこの鮫島彩

 なでしこジャパンのドイツ戦、朝の3時に起きたら、放送開始が20分で、試合開始は45分。もう少し、寝てればよかった・・。

 で、注目してるのは、左サイドバックの鮫島 彩。東電の福島第一原発に勤めていたというのは最近知ったのですが、そういうわけではなくて、あの背筋を伸ばした走り方といい、遠慮がちなキックといい、女性的で、まさに"なでしこ"ですね。

 前線の選手が野性的な獣脚類とすれば、彼女は、草食系の鳥脚類といったイメージです。

 なお、YouTube にインタビューがありますが、髪を伸ばした姿は、ピッチの雰囲気とずいぶん違います。

 





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